170826 PORTAL; SALON #12 川上由綺、 服部隆幸、小野圭耶、 村田裕樹 #portal_

環境との関係からものづくり(デザイン)の在り方を考える連続トーク企画 PORTAL; SALON。#12 のゲストは、テキスタイルやファッションに関わるデザイナーの皆さんです。兵庫・播州から小野圭耶さんと村田裕樹さん、群馬・桐生から川上由綺さんと服部隆幸さんをゲストにお招きします。 12回目となる今回は、産地と深く関わりながら、さらに横へコミュニティを広げる活動も行う方々がゲストです。「つくりながら暮らす」というテーマのもと、それぞれの活動や地域の現状についてお話を伺います。 その後、来場者やARIMATSU PORTAL; PROJECT実行委員も交えたディスカッションから批評的なデザインの実践による社会環境の設計可能性について共有していきます。 続きを読む
0
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

服部・川上: 桐生について、ものをつくりながら暮らすというテーマで。1300年の歴史がある伝統工芸のまち。デニーズはあるが、スタバがない。個人経営の商店が並ぶ。 #portal_

2017-08-26 17:48:56
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

服部・川上: 毎月始めの土曜に骨董市がある。古布などが手に入るマーケット。関東三大骨董市のひとつとされている。 #portal_

2017-08-26 17:50:12
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

服部・川上: 8月 八木節祭りになると何万人もの人が訪れる。ひたすら同じ曲を数時間踊り続ける。11万五千人の街に3日間で55万人が訪れる。#portal_

2017-08-26 17:52:55
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

服部・川上: お祭りには桐生のテキスタイルを使って、祭りの出し物も装飾している。和装のテキスタイルメーカーよりも様相のメーカーの出し物の方が大きい。 #portal_

2017-08-26 17:54:34
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

服部・川上: 他にも様々なお祭りがこの地域にはまだ残っている。有鄰館などは、新たなアートイベントが行われるようになっています。 #portal_ pic.twitter.com/Af2XbjJMc9

2017-08-26 17:56:44
拡大
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

服部・川上: 街には個性的な街もいくつかある。原宿などに負けない店も。ファベイヤーズというアウトドアショップが人気が出ている。工場を改装している。なぜか桐生に。 #portal_

2017-08-26 17:58:30
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

服部・川上: コーヒーを始めた若者。月初の週だけコーヒースタンドが立つ。両親が洋服屋、生地にこだわるショップをしています。 #portal_

2017-08-26 17:59:33
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

服部・川上: 桐生和紙唯一の職人の娘が継いだり、ガラ紡の工具やさんも残っていることが大切。桐生は日本の旗どころというくらいに歴史があり、エリアに道具も機械もある。 #portal_

2017-08-26 18:01:45
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

服部・川上: かつてはシルク、現代は化学繊維だけど、すべての素材でものづくりをしている。 #portal_

2017-08-26 18:03:15
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

服部・川上: 撚糸から仕上げまで、一貫した生産ができる。ニードルパンチ工場は日本で2軒、その一つが桐生にある。 #portal_

2017-08-26 18:05:19
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

服部・川上:桐生はジャカード織が多いので、柄や刺繍として知られている。着物の産地であったので、柄物が発展した。 #portal_

2017-08-26 18:06:57
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

服部・川上:つくりながら暮らすことのできる街だけれど、課題もある。高齢化は進んでいるし、空き家率空室率が群馬でトップ。 #portal_

2017-08-26 18:08:21
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

服部・川上: 新しい物好きな人が多いけれど、まとまりがない。地域の連携が課題、まとめ役が求められている。 #portal_

2017-08-26 18:09:45
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

服部・川上: その中で、若手で集まってITOHENNOKAIを始めている。これは西脇の事例に影響を受けている。旗屋の職人が集まり、意欲的に交流や活動をしている姿が楽しそうに見えた。このとき、桐生の若手で集まったらと始めた。 #portal_

2017-08-26 18:11:42
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

服部・川上: 飲み会から始めたら20名程度集まった。2回目からは勉強会。最近はラメ糸について、京都の方をゲストに。ラメ糸は平ラメ、丸より、襷より、羽衣より。それぞれ特性が違うなど初めて知った。 #portal_

2017-08-26 18:14:43
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

服部・川上: 糸一本で旗屋が失敗することがある。機屋としてはとても有意義な勉強会となった。 #portal_

2017-08-26 18:15:52
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

小野・村田: 工場内でデザイン室を立ち上げた小野と工場内でアパレルブランドのデザイナーと働く村田です。 #portal_

2017-08-26 18:19:17
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

村田:移住して6年目、東京にいた学生時代にブランドが生地のオリジナリティーがないことが気になった。産地へ遡ると見たことがない生地がたくさん。これを料理したいと西脇の繊維街へ。 #portal_ pic.twitter.com/EGjeDAanQM

2017-08-26 18:21:21
拡大
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

小野:就職は東京、大阪、または海外のブランドやメーカー。地元の繊維工場なんて誰も出さない。地元の工場に帰って見たらと助言を受けて、なるほどなと。 #portal_

2017-08-26 18:22:36
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

村田:播州はワイシャツ地の産地として知られる。量産で栄えた時期は百貨店のメンポリシャツ、今ではそこの産地は途上国に。今では180軒近くに工場も減る。 #portal_

2017-08-26 18:24:00
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

村田:西脇には白い糸が入ってくる。量産の場合、直径2mくらいの釜で染色する。周囲には、染色に合う水質の川が流れているらしく、西脇は色の再現度がとても高い。ユニフォーム関係は未だに中国ではなく、西脇で行われている。 #portal_

2017-08-26 18:26:33
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

村田:綿の状態や環境で色は変わるけれど、それでもブレがないように調色能力が高い。大きな染工場も少しずつ減っている。 #portal_

2017-08-26 18:28:34
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

村田:縦糸6000本など、この組み合わせは今もなお手作業で整経。内職に発注しているが、後継者がいないのが問題と言われている。 #portal_

2017-08-26 18:29:39
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

小野:西脇は人口4万人、チェーン店は多い。自然豊かな風景にインスピレーションを受けて、自社ブランドを始めた。 #portal_

2017-08-26 18:33:19
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

村田:産地は価格競争で首を締めていた。自分たちで提案し、提示したお金で買ってもらえないと産地が残らない。今まさに転換期で真っ只中。若手が最近はどんどん増えている。 #portal_

2017-08-26 18:34:38