2017年9月1日

防御小話~防弾ガラスの意外な分厚さ・大戦機に見るその限界

なんとなく「銃弾が効かないガラス」くらいのイメージかもしれない防弾ガラスですが、実際十分な防御力を得るのは結構大変というおはなし
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えすだぶ @FHSWman

アルミヤ2017の展示より、防弾ガラスってやつの難儀さが見えるです。対ライフル弾クラス以上はもう板ってより塊な pic.twitter.com/pOHya1vaMq

2017-08-30 13:33:23
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えすだぶ @FHSWman

左から 対7.62/9mm拳銃弾 18.5mm厚 対突撃銃鉛弾芯 29.5mm厚 対突撃銃鋼弾芯/小銃鉛弾芯 44mm厚 対突撃銃徹甲弾/小銃鉛弾芯 46mm厚 対小銃鋼弾芯 62mm厚 対小銃徹甲弾 68.5mm厚 対14.5mm徹甲弾 130mm厚

2017-08-30 13:37:34
えすだぶ @FHSWman

大戦期の航空機でも2〜3インチ級の防弾ガラスを備えたのがありましたけど、そんなのでさえ小銃弾拮抗くらいでしかないんですわね。航空機銃は重機クラス以上になってくるから、防弾ガラスといっても実際どれだけ有効な装備だったのやらと思わなくもなく

2017-08-30 13:44:53
ウチューじん・ささき @uchujin17

@FHSWman B-24の前方銃座、防弾ガラスは2in厚くらいかな。20mm級の徹甲弾なんかスッポリ抜けそう。でも、こんなんでもアクリル1枚のB-17に比べたら気休めにはなったはずです。 pic.twitter.com/hbmmVQVQa9

2017-08-30 13:52:15
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ウチューじん・ささき @uchujin17

@FHSWman B-17なんてコレですもん。見晴らしは最高に良いけれど半球風防はただのアクリル板、防弾のボの字もなし。MK108の炸裂弾なんて飛び込んだら爆撃手と航法手まとめてミンチにされそうです(゜Д゜) pic.twitter.com/LDCsTos3AH

2017-08-30 13:56:49
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えすだぶ @FHSWman

@uchujin17 機銃を撃ちつつ向かってくる敵機を前に怯まないための精神的支柱って面が強そうですよね。あるいは榴弾や破片防護にはなるかもですが

2017-08-30 13:58:03
ウチューじん・ささき @uchujin17

@FHSWman 航空機の防弾は戦車や戦艦の「自己の攻撃力に対応した防御」とは違って、基本は「気休め」「無いよりマシ」でしょうねぇ。

2017-08-30 14:14:57
えすだぶ @FHSWman

ソ連大戦期だとIL-2の重装甲が印象的ですが、その防弾ガラスは64mm厚。配置上「傾斜装甲」になってる事もあって、400mからの7.62mm徹甲弾に3発まで耐えたそうです。複数耐えるのは凄いですが、それでもその程度の防御力 pic.twitter.com/v71RB0vYqW

2017-08-30 14:02:21
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えすだぶ @FHSWman

尤もIL-2の場合は地上からの小火器に一番よく撃たれるでしょうし、1出撃で小さな操縦席ガラスに何発も食らうって事はそうそう無いでしょうから、これで必要十分な防御力なのでしょうが

2017-08-30 14:04:50
えすだぶ @FHSWman

当時のソ連の防弾ガラスは装甲板と比べて1/8の防御力と見積もられていたようで、64mm厚なら8mm装甲相当という事に。小銃徹甲弾対策なら確かにそんなもんが最低限になりそう。20mmは徹甲弾は無理でしょうが、榴弾なら希望はあるか……?

2017-08-30 14:12:12
えすだぶ @FHSWman

もうひとつのカチカチ飛行機、Hs129の防弾ガラスも訳が分からないくらい厚い。しかしこの75mm厚でも200mからの12.7mm徹甲弾に耐えるのが精一杯でした pic.twitter.com/xie4d5z74r

2017-08-30 14:38:05
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えすだぶ @FHSWman

だいたい50mm厚あれば斜撃で、60mmなら正撃で小銃徹甲弾に耐えるくらいのが当時の防弾ガラスの感じのようなので、スピットファイアの38mm防弾ガラスはちょっと薄過ぎるような気もするものの。しかしものすごい「傾斜装甲」なので、これでも一応役には立つようです pic.twitter.com/C4IgkYj5ki

2017-08-30 14:49:14
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えすだぶ @FHSWman

La-7の操縦席後方防弾ガラス(図中13)は66mm厚もあるのだけど、それでも20mm榴弾を食らうとこうなるようです(イスパノで撃ってみた試験)。徹甲弾じゃなくても駄目かあ pic.twitter.com/ONn4nMVf5n

2017-08-30 15:54:56
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えすだぶ @FHSWman

防弾ガラスってなんとなく、遅発榴弾との食い合わせが最高に悪そう

2017-08-30 15:58:16
ウチューじん・ささき @uchujin17

@FHSWman イスパノの弾はたぶんSAP/I、Semi-AP/high-explosive/Incendiaryじゃないかなぁ。いわゆるMP弾の先駆けみたいな、徹甲能力と炸薬と焼夷剤を詰めた凶悪なタマです。

2017-08-30 16:10:06
えすだぶ @FHSWman

@uchujin17 弾種の詳しい説明がなかったのですが、徹甲榴弾だとすると相性は最悪でしょうねえ……

2017-08-30 16:17:35
ウチューじん・ささき @uchujin17

@FHSWman イスパノの弾にはもうひとつHEI(焼夷榴弾)もありましたが、防弾ガラスを撃つ試験ならSAP/Iを使ったんじゃないかと思います。

2017-08-30 16:23:16
ウチューじん・ささき @uchujin17

機能えすだぶさんが書いてた「防弾ガラスに13~20mm機銃弾の直撃を受けたら防げるのか」、B-17ボール銃座の被弾写真が出てきた。こりゃアカンな…(´・ω・`) pic.twitter.com/Uxe1wBIuJs

2017-08-31 14:35:24
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えすだぶ @FHSWman

うへえ。球形銃座は窮屈な代わりに防御は充実してたと聞きますが、それでも駄目な時は駄目なんですねえ

2017-08-31 14:49:15
えすだぶ @FHSWman

しかしこう、砕かれた防弾ガラスって何か生々しくてイヤなものがありますわけ。その後ろにまず間違いなく誰かが居た、ということを想起させるからかしら

2017-08-31 14:50:17
えすだぶ @FHSWman

一方で、このB-24では銃座に20mmを2発食らったけど52mm防弾ガラスのお陰で銃手は助かったとも。弾種や条件次第では耐える例も無しじゃないみたいね pic.twitter.com/GomPv1NrVv

2017-08-31 14:54:53
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ウチューじん・ささき @uchujin17

やっぱり「無いよりマシ」ではあるんですね…。 twitter.com/FHSWman/status…

2017-08-31 14:58:18
えすだぶ @FHSWman

Bf110に襲われたという話なので、もしかすると20mmの薄殻榴弾とか食らったのかも知れません。あれなら瞬発信管だし貫通力は全然無いだろうし、あるいは……

2017-08-31 14:57:39
えすだぶ @FHSWman

MG151/20の徹甲弾は300mからの正撃で23mm厚の装甲を抜くようで、防弾ガラスの防御力を1/8と見積もるなら184mm厚ないと駄目。でも600m30度なら装甲貫通力は6mmまで落ちるので、防弾ガラス48mmでなんとか。数字の上でも希望が無いでもない(結構苦しいけど)

2017-08-31 15:18:52
えすだぶ @FHSWman

徹甲弾はだいぶ厳しいけれど、瞬発榴弾の爆発力と防弾ガラスの相性ってのはどうなのかしらね。仮に薄殻榴弾を止めてくれるようなら、飛んでくる割合からすれば結構うまい話になるのかも知れない

2017-08-31 15:23:17
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コメント

FFR31 @FFR31 2017年9月1日
「探検バクモン」でやっていた「水族館の巨大水槽製作」の回を思い出した。将来の海底都市用に作った「厚さが10メートルのアクリル製窓」。もはや「柱」。でもちゃんと向こうまで透けて見えるという・・・
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マコト ツカサ(オブシダン&カールディア) @Obsidian_Cordie 2017年9月1日
徹甲弾なら飛行機の他の部分は突き抜けちゃうだろうから、「人の乗る重要区画を守る」ための防弾ガラスはこれくらいがちょうどいいのかも。
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しわ(師走くらげ)@決算でしんでるマン @shiwasu_hrpy 2017年9月1日
FFR31 毎度毎度産業スパイが堂々と偵察しているそうだから、まぁ確実にそっちの分野のスパイさんいらっしゃるでしょうねぇ…硝子よりはアクリルの方が耐久性も重量もいいでしょうから。
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