ヒーローとマントと「空を飛ぶ」の関係について
- gryphonjapan
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ウォッチメンでは「ヒーローがマントをやるのは愚策」みたいにいわれるし、実際マントしてたら邪魔だと思うけど、そのマントで人を優しく包んだり、悲しみに暮れる己をマントが優しく包むシチュエーションが好きなので一概にヒーローにマントは必要か否かと分けれないし これはヒーローの永遠の課題
2017-09-01 13:12:00マントのせいで死ななかったからヒーローはマントあってもいいと思うんだ……(ウォッチメンを閉じる絵文字)
2017-09-04 17:58:01日本人の「空飛ぶけどマントなくても別にいいよね?」感を決定的にしたのはやっぱりウルトラマンだよなー。ナショナルキッドとかスーパージャイアンツの時代だと自力で空飛ぶキャラはエクスキューズとしてマントあるんだよな。
2017-09-04 18:22:30@takeda1967 それだけ『スーパーマン』の影響は大きかったってことでしょうかね。現代的視点から見れば、マントなんて空力的に邪魔で仕方ないですけど、アレのおかげで空飛ぶ時マントがたなびくのって見た目の格好良さが刷り込みされてますからね。
2017-09-04 18:35:22だからやっぱりマントなしで空を飛ぶという概念の実質の発明は成田亨さんなわけで。成田さん参加前の渡辺明さんの烏天狗デザインには翼があるし。成田さんのウルトラマンデザインは初期稿の段階でそのままの形態で空飛んでるポーズの絵がもうあるわけだし。「そういうもの」としてイメージしてたんだね
2017-09-04 19:07:58セブンにしても俺らはポインターってカッコイイと思うけど成田さんは相当不満だったらしく。もっとスマートな車をイメージしてたのに用意された改造前の車がボヨーンと広がったクライスラー・インペリアルで。もうガッカリしたけどなんとか少しでも引き締まった印象にするためにライン模様を黒にしたと
2017-09-04 19:56:47この前ドクターストレンジを観てたら「どうしてヒーローはマント着けとんのや」って話になって、例えばスーパーマンなら飛ぶ為じゃないですか。ストレンジ先生はマントが意思持ってるし。 それで、オルマイは何でマントつけてるんだろう?って考えてるんだけど、ポーズ以外の答えが出てこない
2017-09-05 00:08:06そういえば、風の又三郎のマントのイメージを宮沢賢治がどこから得たかについて、その昔あれこれ調べて何かしらの結論に達したという記憶だけあるのだが、スッパリ忘れてしまった……。
2017-09-05 02:24:51ところで日本で「マントたなびかせて空飛ぶ」を復権させたのは誰だろう、と考えたとき、リナ・インバースの功績はやっぱり外せないのではないか。
2017-09-05 02:44:35日本キャラでマントたなびかせて飛ぶ というと パーマンかアンパンマンあたりがうかぶ 個人的にはマントの使い方についてはGR7巻パッケージの樊瑞が最強に好き
2017-09-05 02:48:22「ヒーローがマントを羽織るのは 痛くて辛くて苦しんでる女の子を包んであげる為だ」 pic.twitter.com/rTC0w7CUsc
2017-09-05 03:22:06@takeda1967 漫画における飛行表現も考察したほうがいいかもしれません。オバQは素で飛びますし、002の飛行能力はマントなしで脚部内装の噴進ユニット(共に1964年)一方でパーマン(67年)のマントは重力制御方式という設定が用いられました。
2017-09-05 12:19:40初期の初期のドラえもんは、まだ設定があやふやで、通常のてんとう虫コミックスには収録されてない話には いろんなシーンがあるわけで、やっぱり一番衝撃的だったのは、飛行機能が備わってるドラえもんかなー。 pic.twitter.com/hxQol5G8sA
2017-09-05 17:03:17@takeda1967 @Molice マントと空とぶ能力、関係あるかなあ? はっきり関係あるのはパーマンぐらいのはず(笑)
2017-09-05 23:34:57@kosakinium @takeda1967 というかヒーロー全体とマントの盛衰まで考える必要がありそうだ。 80年代後半の「星雲仮面マシンマン」までは生存報告できるぞ(笑)
2017-09-05 23:37:28そうそう。昔は、なんかマントは空飛ぶためのアイテム、という思い込みというか定番だったなー。スーパーマンなんか、別にマントは関係ないのになんかあれで飛んでるという勘違いが、パタリロでも (=´ω`) しかしなんでだろ。明確にマントが空飛ぶアイテムだったのはパーマンくらいしか記憶に。 twitter.com/takeda1967/sta…
2017-09-05 23:39:20@menazor 大昔アメリカでウルトラマンが「なんでマントないのに飛んでるんだ」っていう人がいて「神様だから」って答えたっていうウソか本とかわからない話を聞きましたw
2017-09-05 23:41:58@atsuji_yamamoto えー(笑) スーパーマンも本当はマントなしで飛べるんですけど(笑)うーん 外国のヒーローの方がマントなしで飛行しているとおもうんですけどねえ(笑) バットマンは飛び降りる際にマントをよく軟着陸のために使ってますが
2017-09-05 23:46:14@gryphonjapan @kosakinium @takeda1967 TV Tropesに、ヒーローとマントの項がありました。 tvtropes.org/pmwiki/pmwiki.…
2017-09-06 00:15:13"Doth mother know thou weareth her drapes?"
— Iron Man to Thor, The Avengers (2012)
If you are a superhero (whether main hero, Sidekick, or even just part of a heroic army), odds are you wear a cape.
Okay, not really that likely anymore, especially since the Silver Age, but capes are a typical thing for superheroes.
The reason for the cape goes back to the first Comic Book Super Heroes. Most prominently, Superman's outfit specifically mimics that of early 20th-century circus strongmen, who often wore a similar cape/singlet design as a costume. Their simple bold colors were also conveniently easy to reproduce in early print comics.
Capes have long been a feature of comics and animation, as these media both work through visuals while allowing the creators to control the character's environment. Thus, any capes used can always be made to look cool. They were a particular feature of the golden age of superheroes.
In the modern era (late 20th to 21st century) there's been a trend against them, due to becoming something of a Dead Horse Trope and because of some awareness of the practical downsides. Most Marvel heroes are capeless, for example. The ones that do wear them tend to have some combination of otherworldliness, moral ambiguity and a less physical method of attack than others.…(後略)
「お母さんは君がママのカーテンで遊んでるのに気付いているのかね?」
――ソーに対するアイアンマンの言葉、『アベンジャーズ』(2012年)より
もし君が主人公にせよ、その相棒にせよ、あるいは単なるヒーロー軍団の一員だったにせよ、スーパーヒーローであるならば、君はマントを着ている可能性が高いだろう。
うん、確かに今や、特にシルバーエイジ以降はそうとは限らないが、それでもマントは典型的なスーパーヒーローの衣装である。
マントの起源は最初期のコミックブック・スーパーヒーローにまで遡る。最も有名なスーパーマンの衣装は、明らかに20世紀初頭のサーカスの怪力芸人のそれを模倣しており、それらの芸人はしばしば似たようなマントに袖なしシャツの衣装を身にまとっていた。更に都合の良いことに、それらの衣装の単純かつ大胆な色合いは初期のマンガ印刷でも簡単に再現することができた。
マントは長い間コミックとアニメーションに現れ続けてきた。これらは両方とも視覚的なメディアであり、制作者はキャラクターを取り巻く環境を自由に設定することができた。そのため、マントを使えばいつでも格好よく見せることができた。これらのマントはゴールデン・エイジのスーパーヒーローの際立った特徴だった。
現代(20世紀後半から21世紀)になると、マントという記号が流行遅れになったことや、衣装の実用性が重視されるようになったことから、これらに反する動きが見られるようになった。例を挙げると、ほとんどのマーベル・ヒーローはマントを着用していない。マントを着用しているヒーローは、他のヒーローに比べて異世界的であったり、やや非道徳的であったり、物理的な攻撃手段をあまり取らない傾向がある……(後略)