怖かった話。

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丑三つ時になったので怖かった話します。

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うちの高校は山の上にあるんですが、ある日友達の女の子2人と下校していた時のこと。

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僕は携帯持って友達に電話してたんですが、急に電話口からサイレンのような音がなり始めました。

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電話先の友達はそんなの全然聞こえないって言うし、その音がうめき声にも聞こえて尋常じゃないなと、自分の身の回りに何かあるんじゃないかと思い、辺りを見回したところ、いつも通学中に脇を通る神社がありました。

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その神社が何がかよくわかんないけど異様な雰囲気で、原因は絶対ここだって変な確信がありました。とりあえず電話を切って境内まで登ってみました。

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すると、、、 そこには首吊ってる女の人がいました。 表現悪いけど道端の轢かれた猫を見つけた時のような、「うっわ」って気分になって、けど面倒事もごめんだし、連れの友達もビビリまくって、オレも頭真っ白になったのもあり、そのままとりあえず帰路につくことにしました。

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急いで帰ってたんだけど、、また気になって石段を降りたところで振り返りました。 同じようにぶら下がってる女の人。 眼球が動いて、、、目があってしまった。

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すると女の人は僕を見つめながら、縄からすり抜け、そのままスーっとコチラに近づいてきた。

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「ヤバイヤバイヤバイヤバイ」って心で連呼しながらも、反応しちゃいけないって、気付いてない振りしないといけないって直感的に思って、すんごい早歩きで山道をくだっていきました。

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それでも女の人はどんどん近づいてくる。足がないから浮いてて、もの凄いスピードで追いかけてくる。

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・・・ついに追いつかれてしまった。ずっと僕の顔を凄い至近距離で見てる。僕は必死に知らない振りをしてました。女の子二人も見えてるらしく、卒倒しそうな顔しながらも僕と話を続けてくれてました。

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すると女がボソッと呟いた。

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「見えてるんでしょ。ねぇ、助けてよ。」

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うわーっ！！！ってなって、そのまま女の子二人もうわーっ！！！ってなって、その自分のうわーっ！！！で目が覚めたのが今日のお昼の12時。

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夢がすごいリアルなタイプです。

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でも何が怖いって、その後「あー気分悪い夢見た。。」って思いながらゴロゴロしてて横になった時にそのまま金縛りにあって。自分の右腕、右肩(横になってて下になってないほう)に何か乗ってました。

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怖くて目も開けられないし、ドンドン重くなって息苦しくなって、心の中で「やめろやめろやめろ」って念じてたら、耳元で「チッ」って舌打ちが聞こえて解放されました。

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というお話。丑三つ時中に終わらせようと思ったけど無理だった。お後がよろしいようで。