言わずと知れたSF出版社早川の「くらやみの速さはどれくらい」自閉症の主人公が「自閉症が自己のアイデンティティを形成する一部だとしたら?」と言って治療を拒否する話。語り口が読ませる。21世紀の『アルジャーノンに花束を』(たぶん重版待ち) pic.twitter.com/MOKmaLsTBv
2017-09-24 22:23:48岩波いきます。イギリスの新聞とかに乗ってるコラム集。これを一冊読み終える頃にはイギリス人のアイロニーとウィットの切れ端くらいは理解できるはず。短いのでサクサク読める。 pic.twitter.com/25GYjJ2u4V
2017-09-24 22:25:53河出とちくま文庫いきます。ウエルベックの二作品。とにかく読め。男が読め。俺たちの未来はたぶんここに全部書いてある。悲しき非モテおじさんの嘆き。文章が死ぬほど好き。 pic.twitter.com/PrrDjAFg8j
2017-09-24 22:29:31集英社文庫「リアルワールド」俺を読書の世界に引きずり込んだ作品。JK4人が母親を殺したキモオタクの逃走に加担する話。半分まで読んだらもう桐野ワールドから抜け出せなくなること間違いなし。 pic.twitter.com/FxRLlflljG
2017-09-24 22:31:59白水社。兵士はどうやって〜。子供の視点からボスニア紛争を書いた話題作。文章が好みだった。翻訳が上手い。ちょっとお高いからアマゾンでお買い求めいただきたい。 pic.twitter.com/9KCP1fR79D
2017-09-24 22:41:46早川の永遠のライバルこと東京創元社。さよなら妖精。米澤穂信さんの文章は癖がないけど味がある。そして高校生が持ちうる想像力の範疇でミステリを書ききるからすごい。太刀洗シリーズ第1作。 pic.twitter.com/q3bQ2TLDjd
2017-09-24 22:45:03光文社。雪の鉄樹。これはすごいって読み終えたあと唸った。登場人物が些細なことから食い違い始めて全員空回りする作品。良い人ほど幸せになれないのかと読んだあとかなり悲しい気分になる。 pic.twitter.com/RMoRpUGsjB
2017-09-24 22:51:05幻冬社。蜜蜂と遠雷。去年度は二冠取って割と話題になった。恩田陸大先生が書くピアノコンクールの話。登場人物全員が魅力的。大いなる人間賛歌とも呼べるような作品。あと恩田陸はチョコレート・コスモスを読め。 pic.twitter.com/uh0qqhoh3v
2017-09-24 22:53:56【休憩】宮木あや子。官能と少女。メンヘラが沢山出てくる短編集。我こそはメンヘラや!!という人にぜひ。 pic.twitter.com/5r2qyk7Bs1
2017-09-24 22:55:31KADOKAWA。川島誠。800。性格から何から何まで正反対の二人が800メートル走で競う作品。瑞々しい文章というのはこういうことを言うんだと思う。めちゃくちゃオモロイ。 pic.twitter.com/iFMNjT9y7W
2017-09-24 22:59:12講談社。ふたたび桐野夏生。OUT。性格の悪いババァ四人が死体遺棄に関わる話。集団の狂気というか、人は限界まで追い詰められるとここまでやる!という強い桐野大先生の主張を感じる。名作中の名作。 pic.twitter.com/bxxaBB9PMk
2017-09-24 23:02:41新潮。もう何度目の紹介なんだろう。黄色い目の魚。イラストレーターの叔父を持つJKと絵描きになりたい中途半端なサッカー少年の話。二人が大人になる姿がまぁキラキラしてて眩しい。マジで大人になる前に読め。 pic.twitter.com/bmK82G2ZMJ
2017-09-24 23:08:35文章系。この二冊読めばそれなりに文章のルールは分かる。案外見落としてることもフォローしてくれてて、これからES書く就活前の人にはオススメ。 pic.twitter.com/4uUheeF7JZ
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