蔵臼 金助選 #1日1本オススメ映画 1901~1950

前回に引き続き、訃報と共にかつての名作の紹介が増え、哀しみのトリスターナ。
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『殺しのドレス』 この頃にはすっかりキワモノ女優になってしまったアンジー・ディキンソンに哀愁を感じつつ、回想シーンのダサさも楽しめる、ジャーロ・スタイルのデ・パルマ監督ヒット作。ディキンソンのおっぱいシーンは“ボディダブル”だから、色めき立たないように。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/J7CIRSYmzW

2017-09-30 08:46:51
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『離愁』で眼鏡をかけていたトランティニャン。 途中で割れてしまうんだよ。その頃には列車に乗り合わせたロミー・シュナイダーに惹かれ、どんどん周りが見えなくなっていく。 #映画で印象に残っているメガネ pic.twitter.com/BjRF0v0BSy

2017-09-30 14:44:33
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ミスター・ノーボディ』のジャック・ボーレガード(ヘンリー・フォンダ)は老眼なので、ウインチェスターを撃つ時は老眼鏡をかける。 #映画で印象に残っているメガネ pic.twitter.com/x91ExVYhLY

2017-09-30 07:55:52
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『皆殺しの用心棒』のスタン(リチャード・ハリソン)は近視のガンマン。眼鏡が無いと何も見えない。殴られて眼鏡を壊されると、顔色ひとつ変えずにコートの内側から予備の眼鏡を取り出す(笑)。 #映画で印象に残っているメガネ pic.twitter.com/AYHIdWWKml

2017-09-30 07:52:34
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ジャッジ・ドレッド』 アメリカンなスタローン版に対し、英国+南ア製の本作は、暴力描写の密度が違う。アレックス・ガーランドが製作と脚本なんだね。素顔を見せないカール・アーバンの潔さ。口をへの字に曲げた無精髭どす声兄ちゃんだったら、誰が演じ…(DEATH) #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/H9FQUJEGpj

2017-09-29 00:34:36
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『エマニエル夫人』 ソフトポルノ一筋十年(映画監督としての活動期間は短い)いやん、ばかん、ジュスト・ジャカンを一躍有名にした歴史的エロ。この作品をきっかけに日本でもR指定が制定されました。 プールサイドでエロ、テニスコートでもエロ、飛行機内でもエロエロ♡ #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/pdPsv5ZqhT

2017-09-28 18:24:42
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『俺たちに明日はない』 何てカッコいい邦題なんだろう。基本映画は一人で観たい方です。だが刹那的な男女逃避行ものとなると、私は「美女と行きたい人間」に変身するのだ。…で、最後の撃たれまくるシーンを真似して軽蔑される(道路工事中の削岩機の音に合わせましょう)。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/WLAimKEvVU

2017-09-28 00:17:04
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

#映画で印象に残っている橋 『レマゲン鉄橋』も忘れられません。 pic.twitter.com/FGDAHWLulZ

2017-09-27 00:45:31
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

#映画で印象に残っている橋 …と言えば、やはり『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』。 pic.twitter.com/3vYlcwMied

2017-09-27 00:31:45
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『殺人の追憶』 黒澤の『用心棒』を、言ってみればローカライズした西部劇変換コンテンツが『荒野の用心棒』であるが、此処には最良のサイコサスペンス映画韓国ド田舎ローカライズ版がある。ややまったりしてるが、錆びたナイフの切れ味と言うか、随所に戦慄させられました。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/0rIFpU84aR

2017-09-27 00:04:38
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ラ・スクムーン』で、ロベルト・ラ・ロッカが死地に臨んで登って行く、モンマルトルの階段。 #映画で印象に残っている階段 pic.twitter.com/SceHZY5Kdr

2017-09-26 18:01:55
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『マシニスト』 不眠症で痩せ衰えていく機械工が陥る、カフカ的悪夢。陰鬱とした風景。不穏な音楽。繰り返し起こる理不尽な出来事。作品を選ばず役に没頭するクリスチャン・ベイルの狂気が、この映画の主人公に精気を与える。鬼火の様に生きる機械工のたどり着いた先は? #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/7u9x3Wwfsk

2017-09-26 17:47:37
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『西部の人』 アンソニー・マンはこの映画と『ウィンチェスター銃'73』で、まさしく“西部のマン”だ。ゲイリー・クーパーが完全なヒーローでない(昔は悪人)ところが良く、相手役がジュリー・ロンドンだから、河の激流に呑まれクライ・ミー・ア・リバー…にはならない。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/vhZYLs6GTP

2017-09-26 00:36:30
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『白夜』 体感温度の非常に低い恋愛劇です。何しろブレッソンだもの。終始、冷ややか。ハンマースホイ度増し増し。「マルト、マルト、マルト…」'70年代だから、カセットテレコだよ。何故か『ベイビー・ドライバー』観た時に、この映画の主人公を思い出しちゃったな。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/wFh0ZOsmKp

2017-09-25 23:37:47
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『トゥモロー・ワールド』のクライヴ・オーウェンは犬猫にもってもてで、随所でモフるか、つきまとわれるかしている。仔猫も足にしがみつき、よじ登って来る。 それ以外でも画面の隅々に動物たち(アニマルズ)がいる。 pic.twitter.com/24algUeuMY

2017-09-25 22:14:55
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『トゥモロー・ワールド』 窓外がピンクフロイドな景色、BGM『クリムゾン・キングの宮殿』なだけでプログレ好きとしては贔屓したい映画なんだけどいやもう監督がSFマインド判っているのでことさらにSF、SFさせないところも褒めてあげたい良作です(長回しツイw)。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/grn9EMl3Re

2017-09-25 00:54:59
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

それでもって今一度、原題の持つ意味、“LET THE RIGHT ONE IN ”を考え直してみると、再び感動がこみあげてくる。 エリが身体をはって「招き入れられないまま」部屋に入って来た時のこと。エリはその時、恐らく初めて捕食対象としてではない相手の部屋に入りたいと願ったのだ。 pic.twitter.com/RCSS4neYf8

2017-09-24 11:46:44
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

そういう意味で、カミヤマ氏が述べていたように、この映画の副題はミスリードだし、ボカシにいたってはナンセンスである。「200歳」でネタバレした上で、「少女」で間違っている。 あのボカされた部分は、『クライング・ゲーム』のあるCUTと同様に、物語の根幹に関わる重要なCUTなのだ。 pic.twitter.com/3pbMWWpGMQ

2017-09-24 11:37:20
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

“ゾンビもの”が文明批判とか大量消費社会への皮肉など、様々な暗喩を絡めて描きやすいのと同様に、“吸血鬼もの”も作家は作品に主張をインプラントしやすい。 そして、“ゾンビもの”と“吸血鬼もの”の決定的な違いは、トランスジェンダー的な要素のある無しではないかな。 pic.twitter.com/XTY7VXQFBl

2017-09-24 11:32:30
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

この映画に関してはカミヤマ氏が素晴らしいコラムを書いているから、映画をご覧になった方は読むが良いぞ。シンプルな描写の影には残酷な真実が隠されているのだ。 ameblo.jp/kamiyamaz/entr… pic.twitter.com/Cjm0RIXESy

2017-09-24 11:26:34
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

なのでヴァンパイアがハンマースホイの絵に出てくる部屋みたいな病室で燃え盛る場面とか(シュル・レアリスムの絵画の様です)、棺桶の代用でバスタブで寝ているエリとかの描写がユニークで、とても面白い。 pic.twitter.com/gs0FrgxE0M

2017-09-24 11:24:21
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

歴史のある“吸血鬼もの”は“ゾンビもの”と同じくらいにお約束事が多く、「こちらから招き入れないと部屋に入って来れない」とか、「陽の光に当たると人外自然発火」「日中は眠っているので人間のケアマネージャーが必要」など、作家の創造性をいたく刺激させるようになっているんですな。 pic.twitter.com/7i5JVTuD8z

2017-09-24 11:15:35
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ぼくのエリ 200歳の少女』 孤独な少年が、隣に越して来た異形の者との幼い恋に堕ちる。北欧の美しい風景を端正に切り取った背景で描かれる孤高な魂同士の触合いは美しく、誌的で哀切感に満ちている。設定は意外にオーソドックスな吸血鬼ものだが、観たことのない傑作。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/z6yYa2sdxK

2017-09-24 10:58:58
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