春のtweetライブラリ その2

@hajimebsの呼びかけでスタートした140文字の読書案内。 RTやポストへのコメントを省いて、純粋な一覧としてまとめていきます。 ご参加はおすすめの本にコメントとハッシュ #1satsu をつけて ポストするだけ。140文字ヨムリエの登場をお待ちしています! 続きを読む
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石川初 Hajime B. S. Ishikawa @hajimebs

佐藤淳一「カワウソ」東京書籍、2010。水門の写真集、「恋する水門」の著者による、カワウソの写真集。表紙の可愛さに、我が家では、アマゾンの包みを開けた途端に子供らに奪われました。巻末に動物園のガイドつき。東京だと上野、池袋サンシャイン、多摩で会えるとのこと。 #1satsu

2010-03-29 07:59:28
Takeru Campbell @takeru_camp

菊池亜希子(2010)『みちくさ』小学館:本屋で見かけて購入。ぼくが絶対に手にするはずのない『PS』という雑誌の連載だったらしい。素朴に、ぶらぶら(歩く)・もぐもぐ(食べる)・かきかき(記録する)の愉しさを再認識。出かける? #1satsu

2010-03-29 09:10:24
ᓚᘏᗢ @rue_lle

『ルナティックス - 月を遊学する』明日の夜は今年2度目のブルームーン。月のwiki的なるものを一読のち夜空を仰ぐのも一興かと。但し本書は「己が博覧強記ぶりを全面大プッシュなセイゴオ調」にアレルギー反応を起こさない方、限定 http://bit.ly/dfKEBG #1satsu

2010-03-29 12:12:38
@endoffall

【本日の一冊】大庭みな子「三匹の蟹」外国帰りが増えはじめたが、まだ珍しかった時代に日本の小説には海外の体験を書いたもので一杯になったと聞いたことがあるが、これはその中でも珠玉。海外で感じる孤独そのもの、その本質について、洒落た会話文が織りなしてゆく上質な小説。 #1satsu

2010-03-29 12:26:17
Yukio Andoh @yukio_andoh

「字本」廣村正彰著:ホントはすごい字の話。CI,VI,サイン計画のデザインをされている廣村氏が、様々な観点から人がどうやって文字をとらえ、認識しているかを分析しつつ最適解を導いている本。単なるタイポグラフィ本に陥らず、心理学や脳科学の分野も網羅した示唆に富んだ本 #1satsu

2010-03-29 12:31:27
@endoffall

【本日の一冊】ソフィ・カル「本当の話」母親を使って私立探偵を雇い自分を尾行させ写真を撮らせる。尾行されている本人は探偵に見られていることを前提に歩き回る・・・というようなことを「やらかす」ソフィ・カルという芸術家の作品集。写真とテキストを組み合わせた独特の世界。 #1satsu

2010-03-29 12:41:01
小野栄子 @eikokoto

「感情」の地政学 The Geopolitics of Emotion ドミニク・モイジ 櫻井裕子訳 早川書房 文明の衝突ではない。感情の衝突なのだ。 #1satsu

2010-03-29 12:53:05
愛甲 芙美男 @aikoufumio

「関西の近代建築―ウォートルスから村野藤吾まで」1996年石田潤一郎著、中央公論美術出版刊。貧乏学生が買うにはかなり勇気が必要だったけど、内容の濃さで結果的にかなり得した。読むまで名前くらいしか知らなかった近代建築黎明期の大家が、ぐっと身近に感じられるように。 #1satsu

2010-03-29 13:04:40
よしなが えりり @errie

パトリック・ジュースキント「ゾマーさんのこと」1992。ゾマーさんなる人物を交点にして語られる少年の頃の思い出たち。淡い恋心、自転車のハンドルごしの風景、恐怖に満ちたピアノレッスン。「空を飛ばないんじゃない、降り方を知らないからだ」もうこどもではなくなった人に。 #1satsu

2010-03-29 18:21:56
よしなが えりり @errie

http://twitpic.com/1bpv8r - 140文字ヨムリエ、200冊に達したのでひとくぎり。ちなみに200冊ってこんな量!(自宅本棚入れ換え中)http://togetter.com/li/9835 #1satsu

2010-03-29 18:32:02
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ほの@とび森or人形者仲間募集ちう @Hono_HKT

「模造記憶」新潮文庫/P.K.ディック:より「追憶売ります」を。"トータル・リコール"の原作だけど、アクション物じゃありませんw 徐々に日常生活に違和感を強めていく過程がよい。今読むならハヤカワ文庫「マイノリティ・リポート」でどうぞ。ディックいいよディック #1satsu

2010-03-29 18:54:42
tsusahara @tsusahara

『エドウィン・マルハウス』スティーブン・ミルハウザー 「11歳で夭逝した天才作家の伝記」、しかも「著者は作家と同い年の幼なじみ」。小説を読む楽しみと残りページが減る悲しみと懐かしさと恐怖が11歳の「その日」むかって募っていく。文章・構成ともに魔法のような1冊。 #1satsu

2010-03-29 19:25:53
t @t80935

川崎和男「デジタルなパサージュ」1994。デザインに関するエッセイ。川崎先生の車いすを展示していた店が客の「交通事故を想像」の一言で撤去。それに正しく抗議する川崎先生の言葉に胸をうたれた。デザインはきれいごとの塊だから素晴らしいhttp://ow.ly/1pciz #1satsu

2010-03-29 20:44:23
@kmpnote

「ファンタジスタ」星野智幸■気持ちの処理はレイヤーのように重なったまま分離作業をしていると感じることがある。いまムカついたことはいったん保留にして、昨日からの問題を少し処理し、その間に生まれた新たな感情を背景にムカつきを処理するような。 #1satsu

2010-03-29 22:26:34
@kmpnote

「恐るべき子供たち」ジャン・コクトー■「無軌道さ」や「宝物」とは、子供部屋での濃密な姉弟の時間そのものを指していて、世界がそこにしか存在しないことへの閉塞感と、内側から感じる広がりとのギャップが、14歳を思い出す今の自分に起きる懐かしさなのかもしれない。 #1satsu

2010-03-29 22:30:20
Fumitoshi Kato @who_me

さくらももこ(2003)『またたび』(新潮文庫):雑誌『富士山』に載っていたエッセイをまとめたもの。これも、〈ぶらぶら・もぐもぐ・かきかき〉の世界。やはり、物や人に出会うところが旅の愉しさ。観察するだけでなく、関与すること。 #1satsu

2010-03-29 22:55:37
@gr8rosso

正木晃「裸形のチベット チベットの宗教・政治・外交の歴史」2008年。ファンタジーではなく、現実のチベットの歴史を知るための入門書。ただ単純に同情するのではなく、まず事実を知ることが必要だということを学んだ。 #1satsu

2010-03-29 23:09:18
新宅謙吾 @kengo_tank

保坂和志「季節の記憶」(中公文庫 ) #1satsu くいちゃんと父と周りの人々との日々の話がなんだかテツガク的。文字を覚えさせるエピソードがおもしろい(文庫の解説は確か養老先生)。子どもが産まれるに際して唯一読んだ“育児書”。親子の日課である野菜スープと散歩を、ただいま実践中!

2010-03-30 14:53:40
t @t80935

服部 正「アウトサイダー・アート」2003。アウトサイダーアートとは、障害を持っている人が作り出す美術品ではなく、正規の美術教育を受けていない独学自習の作り手たちによる作品を指す。純粋に自分のためだけに作られた作品の面白さ。http://ow.ly/1suRS #1satsu

2010-03-30 16:34:00
@gr8rosso

ショウペンハウエル「読書について 」を読むのは、偏屈じいさんとの会話のよう。「匿名こそ文筆的悪事、特にジャーナリズムの悪事一切の堅固なとりでではないか」「無知は富と結びついて初めて人間の品位をおとす」「良書を読むための条件は、悪書を読まぬことである」痛烈で楽しい。 #1satsu

2010-03-30 20:08:12
ほの@とび森or人形者仲間募集ちう @Hono_HKT

「トンデモ超常現象99の真相」と学会/洋泉社:UFOやオーパーツ・心霊等の現象99を科学的に検証した本。"と学会"は超常現象嫌いじゃありません。好きだからこそ、紛い物を取り除けて本物が残ることを期待するのです。お気に召したら続編「新・超常現象60の真相」もどうぞ。 #1satsu

2010-03-30 23:51:20
よしなが えりり @errie

ルイス・シャイナー「グリンプス」1997。リリースされなかった幻のトラック、リハ中の他愛もないセッション…。その場面を頭に思い浮かべるだけで、そのサウンドがスピーカーから聞こえてくるとしたら!創元SFとはついぞ思えぬ、60'sロックへの愛に満ちあふれた名作。 #1satsu

2010-03-31 00:22:23
いちろう @ichiroabe

【今日の一冊】 星野道夫「森と氷河と鯨」(1996、世界文化社)。大好きでも何度もは読めない本、僕にはこの本がそれにあたる。アラスカの自然と人々の生活の「豊かさ」が星野の文と写真を介して静かに心に染み入ってくる。この本を読んでいる間は余り他のことはできなくなる。 #1satsu

2010-03-31 00:56:21
Fumitoshi Kato @who_me

海野弘(2004)『足が未来をつくる』洋泉社:昨日のミーティングでも考えていた。最近知り合った、ラ系のお兄さんたちからも感じる。そう、足で考えることが大切。視覚情報で肥大した頭を支えるには、強靱な足腰。 #ar30310 #1satsu

2010-03-31 06:46:25
@80935_

柴山 茂夫他共著「工科系のための心理学」1998。理工系の学部で心理学を学ぶための入門書。実験、調査の前に読み返すと便利。個人的には、子どもを産んだ際に、「新生児の反射の機能分類」(モロー反射など)を確認できて面白かった。 http://ow.ly/1sXff #1satsu

2010-03-31 14:00:06
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