#TWIN式尻割メソッド part4 (理論編)
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さて、ここからは #TWIN式尻割メソッド の新たなまとめ用ツイートをしていく。また、 キレネンコさん( @KNPEHEHKO__B )考案の #ThinkRide と #ジョグ活 にも深く関連しているので、これらのタグも是非参照していただきたい。
2017-10-10 12:27:59まず大前提として、オートバイが曲がる力は、地面に接地している2本のタイヤから生み出されている。そして、この曲がる力(以降、旋回力と記述)は、タイヤのグリップが完全に破綻するまでの範疇であれば、タイヤへの荷重に比例して高まるものである。 #TWIN式尻割メソッド
2017-10-10 12:30:51つまり、ライダーが曲がりたい方向へ重心移動し、オートバイが曲がるために動く箇所の妨害をしなければ、前後のタイヤへオートバイの車重・ライダーの体重・遠心力が「常に安定して掛かり続ける」状況を作り出せれば、オートバイはよく曲がるのである。 #TWIN式尻割メソッド
2017-10-10 12:33:34オートバイが曲がるために動作する箇所というのは主にハンドルである。また、車体そのものが傾くという事も動作の一部に入れる。 これらは一見、大前提のようにも見えるが、ライダー自身の視点で考えると、実はこれら以前にやるべきことがある #TWIN式尻割メソッド
2017-10-10 12:35:41話を元に戻そう。オートバイを曲げるためには、オートバイの車重・ライダーの体重・遠心力をタイヤに安定して荷重し続けるのが重要である。ここで注目したいのは、これらの3つの要素のうち、荷重が一番変化しやすいのはどれか、という事である。 #TWIN式尻割メソッド
2017-10-10 12:38:53結果から書くと、それは「ライダーの体重」である。理由は明確で、ライダーの身体にはオートバイの何十倍も可動箇所(全身の関節)があり、これらが動くことによってライダーの体重による荷重は不安定になるのだ #TWIN式尻割メソッド
2017-10-10 12:40:45これは簡単に実験できる。体重計の上に乗り、手足腰を動かしてみると、体重計の数値は安定せずに上下する。これがオートバイに乗っている最中に起こるとどうなるか?結果は明白で、タイヤにかかる荷重が体重計の数値と同じように変化するのである #TWIN式尻割メソッド
2017-10-10 12:43:13この不安定さはタイヤだけでなく、オートバイの車体を揺らす原因にもなる。そうなるとオートバイの可動箇所、つまりサスペンションも不安定になり、バンク角も安定しなくなる。そうなるとライダーの体重だけではなく、オートバイの車重による荷重も不安定になる。 #TWIN式尻割メソッド
2017-10-10 12:45:23つまり、余程の整備不良や悪路でない限り、タイヤの旋回力に悪影響を与える原因は、ライダーの体重による荷重が不安定なことであり、根本的な原因は、ライダーがオートバイの車体上で不安定な状態になっていることなのである。 #TWIN式尻割メソッド
2017-10-10 12:47:59では、これを解決するためにライダーが身体を安定させるには、どのような方法があるのか。最初に思いつくのは、教習所でも一番最初に学ぶであろう「ニーグリップ」だ。ガソリンタンクを両太ももで挟みこむ。誰でも知っているし、やっている筈だ。 #TWIN式尻割メソッド
2017-10-10 12:49:45それは、「オートバイに乗車中は、一瞬の例外を除き、常に身体が揺れないように安定させておくよう、常にニーグリップをし続けないといけない」ということだ。 #TWIN式尻割メソッド
2017-10-10 12:55:17コーナーリング中だけではない。直進時でさえ、ニーグリップを怠ると長距離ライディングでは身体が疲労しやすい。アクセル開閉のギクシャクで車体が前後に揺すられ、ニーグリップを強いられることもある。 そして、このニーグリップは太ももの筋力を必要とする。 #TWIN式尻割メソッド
2017-10-10 12:56:52教えられたままを鵜呑みにすれば、太ももでがっしりとガソリンタンクを挟み続けなければならない。それを直進時にも続けられるのか?そして、現実的に、直進時も常にニーグリップを律儀にしている人はどれぐらいいるのか? その答えは明白だ。 #TWIN式尻割メソッド
2017-10-10 12:58:33つまり、教習所で教えられたニーグリップは、現実には即さないデメリットが多すぎる。かといって、身体を支える方法がなければタイヤへ安定した荷重を続けることは不可能だ。 では、どうすればいいのか? その答えの一つが #TWIN式尻割メソッド なのである。
2017-10-10 13:00:06オートバイとライダーの身体の接点について、現実的に考えてみよう。 ライダーの体重が一番かかる場所はどこか? 余程の悪路走行やトライアル競技といった特殊な状況でない限り、ライダーの体重が一番かかるオートバイのパーツは、シートである。 #TWIN式尻割メソッド
2017-10-10 15:39:55ではガソリンタンクはどうだろうか?これは身体が揺れないように支えるパーツに成り得るが、ライダーの体重が常時掛かるような箇所にはない。また、車種によっては太ももで挟みにくい形状であったり、場合によってはガソリンタンクが太ももで挟める場所に存在しない。 #TWIN式尻割メソッド
2017-10-10 15:42:56つまり、シートに座った時に身体、特に上半身がどっしりと安定しやすい座り方をすれば良いのだ。そして、結果的にガソリンタンクを「太ももの筋肉を力ませることなく」挟めるような座り方が出来れば、更に安定感は増す。 この座り方こそが #TWIN式尻割メソッド の最重要なポイントである。
2017-10-10 15:46:04ではどのような座り方をすれば良いのか? 結論から言えば、シートの座面と尻の接触面積を増やせる座り方をすれば良い、ということになる。それによって上半身は安定し、結果的に上半身の重みが下半身→尻→シート→車体→タイヤ、という風に安定して伝わる形になる。 #TWIN式尻割メソッド
2017-10-10 15:49:07この座り方をまず無意識で直線走行時に出来るようにするのが第1段階。そしてコーナーリングに必要な重心移動と抜重(例外的に荷重を抜く瞬間がある)を出来るようになるのが第2段階。最後に車体が倒れ続けるのを止める「重心の引き戻し」を出来るようにするのが第3段階。#TWIN式尻割メソッド
2017-10-10 15:53:18それぞれの段階の具体的な手順は、別途の「実践編」にて細かく説明します。今回は取り敢えずここまでです。 #TWIN式尻割メソッド #ThinkRide
2017-10-10 15:54:24長々とツイートした #TWIN式尻割メソッド 理論編ですが、ぶっちゃけて言えば「シートへの座り方を変えるだけで、難しい事を考えなくても楽に曲がれるようになるし、長距離走っても尻や腰が痛くならんよー」ってことです。
2017-10-10 17:53:03