『北國新聞』(石川県地方新聞)の原発関連記事の一部まとめ
- ttt_ceinture
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阪神の三ヶ月後に地下鉄サリン事件で被災地報道が一気に減り、忘れ去られたのと同じように、震災復興と原発話題が進みそうで悲しい。被災地の避難所や人口分布、物資補給経路・量、分配方法や運送などはどうなってんの。詳しい報道どこにあるんだろ
2011-03-25 12:21:47所詮東京中心のメディアであって、阪神の際に大阪のTVが東京キー局の管理下に置かれ、被災地周辺にとって必要な情報が入らなかった状態がまたも繰り返すのかな。物資情報がつかめない。
2011-03-25 12:24:38神戸では自治体側の鳴り物入りで導入された通信システムが故障して無意味に終わったなどと指摘されてるが、今回の東北じゃどうなってるの。火事場泥棒や自宅からの窃盗、窃盗市場があったと言われるけど、そういう分析を踏まえた東北情勢分析とかないの。
2011-03-25 12:30:23東電と何の関係もないから、北國新聞容赦ねえな。32/5二面記事見出し: 「過酷 被ばく労働」「本人の意思とは言うが……」「東電下請け 嫌でも断れず」
2011-03-25 13:00:33先の北國新聞記事の本文1: 危機的状況からの脱却が急務となっている福島第一原発で、17人の作業員が従来の上限線量の年100mSvを超える被曝をした。放射線飛び交う中での作業。
2011-03-25 13:23:35本文2:東京電力は「続けるかは本人の意思」と説明するが、現場を知る専門家は「今後の受注などもあり、嫌でも、辞退できないのが実情」とみる。復旧作業は過酷な”被曝労働”に支えられている。[ここまでリード文]
2011-03-25 13:24:20本文3: 24日に被曝した3人は東電の協力会社の作業員。タービン建屋で水につかった状態でケーブル敷設をしていた。作業員の緊急時被曝線量の上限は年100mSvだが、厚生労働省はこの事故に限り250mSvまで引き上げた。
2011-03-25 13:26:38本文4: 被曝線量が500mSvに達すると、体内のリンパ球減少などの影響が出始めるとされる。東電は「(100mSvを超えた作業員については)250mSvを超えない範囲で、本人の意思を確認しながら作業にあたってもらう」とするが、辞退者がいるかは未確認という。
2011-03-25 13:28:03本文5: 技術評論家の桜井淳氏は「年250mSvは妥当な数字。住民に不安を与えており、現状を考えると作業の辞退など許されない」と語気を強める。宮崎慶次大阪大名誉教授(原子力工学)も「非常事態。早く終息させるためにも、知識のある人が残って作業にあたるのは仕方ない」と話す。
2011-03-25 13:30:07本文6: 一方、元原発設計技師の田中三彦氏は「ひどい作業だと思うが、下請け会社の社員の場合、今後の受注のことを考えて辞退はできないだろう」と指摘する。
2011-03-25 13:32:18本文7: 現場では一刻を争う作業が続いており、年100mSvの上限では作業に無理が生じる。東電によると、現地の対策本部があり放射線対策も取られた「免震重要棟」にいるだけでも、じわじわ被曝するという。
2011-03-25 13:33:39本文8: 作業員が直面する放射線にはさまざまな種類がある。ガンマ線は、エックス線と同じように体を通りぬける。放射性ヨウ素などから出るのもガンマ線で、作業を妨げる一因だ。ウランなどが核分裂するとでき、透過性が高い中性子線も検出される。
2011-03-25 13:35:47本文9: 一方、ヘリウム原子核のアルファ線は体に非常に強い作用があるが、空気中では3cmも進めず、水は皮膚を通り抜けられない。紙一枚で防ぐことができるとされる。ベータ線の実体は電子で、体内を8cm程度進む。[アルファ線、ベータ線、ガンマ線、中性子線の透過力を図解するイラスト付]
2011-03-25 13:37:19本文10: だが、作業員が着る「タイベックスーツ」は放射性物質の皮膚への付着や体内の侵入は防げるが、ほとんどの放射線は防げない。東電によると、連日数百人が原発に出入り、一日に500~千着のスーツが使われ、廃棄されている。
2011-03-25 13:39:11本文11: 「線量の高い場所で作業をする『被曝労働者』の労働環境は以前から問題だった」と田中氏。電力供給を支える原発のひずみが、今回の事故であらためて露呈した。[了]
2011-03-25 13:40:21北國新聞にリスクがありそうな電力会社関連記事となると、北陸電力と志賀原発についてのものになるのだろうが、現時点ではそれは見受けられない。東電について書くことで暗に喚起させたいと思ってるのかもしれないが。
2011-03-25 17:12:00福島の風評被害や20km内の住人の言葉なども一昨日ぐらいに記事にしていた。「明日は我が身。いざとなれば同じように政府と東京から見捨てられる」という感覚でやってるんじゃないかと思う。
2011-03-25 17:13:23まあ、地方新聞には特有の「東京ざまあ」や屈託が見受けられるので、私もそうした記事にしばしばドン引きするのだが、そうした地域主義ゆえの関心のあり方が福島への注目に転じているように思った。
2011-03-25 17:14:16