2017年11月4日

過剰診断等の用語の解釈の違いによる混乱

間違っていると批判するだけではなく相手がどういう意味で各用語を使用しているか考えましょう
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シュー @shu_n148

いろんな意味で使われる、多発スクリーニング効果過剰診断の関係を図にしてみました。 (真の増加は殆どないと評価されていますが、便宜上等間隔に分割しています) pic.twitter.com/qlKbXQfY9f

2017-10-25 19:47:12
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つぶ二 @tsubu_02

@shun148 横軸の三つのアウトカムは何になるのでしょうか。

2017-10-25 20:30:39
シュー @shu_n148

@tsubu_02 横軸といってもメモリや単位があるわけではありません。検診で発見される癌を治療効果によって3つに分類しただけです。補足すると、「無効な早期診断」には、発症するまで転移しない癌と検診発見前に転移している癌が含まれます。答えになっているのかどうかわからないですが

2017-10-25 21:07:52
シュー @shu_n148

補足 みかけの増加:検査の普及や関心の高まりによる発生の増加を伴わない診断増加 有効な早期診断:検診を受けない場合よりも良い予後(死亡率、担癌率、最終的な全摘率などの低下) 無効な早期診断:検診を受けない場合と予後が変わらない(どちらも治癒、どちらも再発、どちらも全摘など)

2017-10-25 22:17:18
シュー @shu_n148

広義のスクリーニング効果:検診によるみかけの診断増加 狭義のスクリーニング効果:いずれ診断されるものの早期診断 広義の過剰診断:予後を改善しない診断(無効な早期診断+狭義の過剰診断) 狭義の過剰診断:生涯発症しない癌の診断

2017-10-25 22:44:48
阿晴 明清 @ahare_asayaka

過剰診断(広義)で 無効な早期診断が完全に含まれているがこれは違うな。どの時点を早期とするのかやら無効の定義にもよるが。また、逆に、早期診断でなくとも過剰診断(広義)があり得る。多発という直接判明する事象と、過剰診断なるある集団の統計がよく分っている事象の比較がそもそも間違い。 twitter.com/shun148/status…

2017-10-26 07:08:56
シュー @shu_n148

補足2 図中の「早期診断」は早期癌という意味ではなく、検診で通常より早い時期に癌と診断されるという意味合いで使用しています。つまり、検診で診断された癌は全ての図のどこかに分類されます。例えば検診で診断時に遠隔転移していた場合は、有効な早期診断か無効な早期診断のどこかに分類されます

2017-10-26 09:51:26
シュー @shu_n148

これらの用語の使われ方の例① 「被ばくの影響ではない癌、検診がなくても予後がよい癌が検診のせいでたくさん診断されているからほとんどが過剰診断だ」→この場合の「過剰診断」は無効な早期診断も含んでいる広義の過剰診断の意味合いで使われている。

2017-10-26 12:27:35
シュー @shu_n148

例② 「多発はスクリーニング効果だけでは説明できない。おそらく過剰診断もある」→この場合の「多発」は多数発見されている現象、つまり図全体。「スクリーニング効果」「過剰診断」は狭義で使われている。

2017-10-26 12:36:29
シュー @shu_n148

誤読例 「福島でみつかっているのはほとんどが過剰診断だ」という主張を「福島でみつかっているのはほとんどが生涯無症状の癌だ」と読みかえるのはよくみかける誤読

2017-11-02 07:51:48
シュー @shu_n148

生涯無症状生涯診断されないの違い 癌と診断されるきっかけは、検診と有症状だけではなく、違う病気で受診した時の触診や画像検査でみつかる偶然発見があります。年齢が上がれば偶然発見される機会が増え、みつかれば無症状でも癌の宣告を受け手術されたりするので生涯悪さをしないとは言えません。

2017-11-04 05:46:57
シュー @shu_n148

何が言いたいかというと、過剰診断を「生涯悪さをしない癌の検診による診断」と考えると、ハードルが高いので「手術例にはほとんど過剰診断はない」という主張は間違いとは言えないということです

2017-11-04 06:33:42
シュー @shu_n148

但し、「生涯悪さをしない」にもいろいろな捉え方があって、「診断後、治療しなくても困った症状や生命に関わらない」とすると意味が広くなって、発症した癌の中にも生涯悪さしない癌が相当含まれることになります。甲状腺癌は困った症状がなくても自分で気づくことができるからです。

2017-11-04 06:56:14
みんな正しい
シュー @shu_n148

「被ばくの影響は出ていない(癌は増えていない)」「多発はスクリーニング効果では説明できない」「手術例には(ほとんど)過剰診断はない」「検診でみつかっているのはほとんどが過剰な診断だ」これらは全て正しいと考えても大きな矛盾はありません。検診を続けているという現状だけが矛盾

2017-11-04 05:38:24
シュー @shu_n148

追加すると、「検診でたくさんみつかった癌の多くが手術適応」「手術判断は基準に照らし合わせて適切」「手術された症例の多くはすぐに手術しなくてもいいものや過剰診断だ」というのも合わせて全て正しいと考えても矛盾はありません。

2017-11-04 08:10:04

医療過誤と過剰診断

シュー @shu_n148

医療過誤とは「医療的準則に違反して患者に被害を発生させた行為」 検診を計画→一次→二次、細胞診で多くの癌を早期診断や過剰診断→すぐに手術する必要がないかもしれないが手術適応の癌を手術 この流れで医療過誤の可能性があるのは検診を計画した部分。そこを擁護したら責任追及できないのに

2017-10-24 19:16:59

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