アントナン・ペレジャトコ監督作品『7月14日の娘』『ジャングルの掟』感想まとめ

Naoko Fukaya @naowolf

カイエ週間『ジャングルの掟』面白かった！　野性の狂気が充満。これでもかのギャグに痛烈な文明批判、セクシーでロマンティックで映画愛もあって、フランス映画と俳優の凄さを思い知る。ヴァンサン・マケーニュはもちろん、苦み走った美形に太腿の素敵なヴィマラ・ポンスの出演作たくさん観たいな。

アイカワ @aikawajenjenn

4月の新作ベスト Aペレジャトコ『ジャングルの掟』 Rクレメンツ / Jマスカー『モアナと伝説の海』 Wイップ『イップマン 継承』 ダルデンヌ兄弟『午後8時の訪問者』 瀬田なつき『PARKS』 Pバーグ『バーニング・オーシャン』 古澤健『ReLIFE 』

オニキチ @onikiti

（続き）後で思ったのは前に書いた例えば「ジャングルの掟」や「7月14日の娘」という映画もいろんな過去の監督を思い起こすのだけどこのアントナン・ペレジャトコの映画はそんな過去の監督や作品など簡単に突き抜けて独立して今目の前で見ている映画そのものだけで十全に楽しむことができる、

ツムラヤユーイチ @TsumuTerrazzo

カイエ週間にてアントナン・ペレジャトコ『ジャングルの掟』。かなり面白かった。アルトマン風の社会風刺喜劇かと思いきやシニカルにならず、鈴木則文か石井輝男のような活力で映画を進めてしまう。ジャングルという過酷な撮影条件のなか、くだらないギャグに賭ける一方で、映画的官能性も素晴らしい。

オニキチ @onikiti

昨日休みの日のカイエ・デュ・シネマ週間@institut_tokyo の3本立てがとてもよかった。特に「ジャングルの掟」2016が素晴らしく現代的でいかにも好きなフレンチ喜劇。ジャングル映画といえばブニュエルだけど時折ゴダールの気狂いピエロのような楽天さ？も感じられて、同監督前作

kaoru316 @kaoru316

アントナン・ペレジャトコ「ジャングルの掟」　冒頭からノンストップでくだらないギャグを連発するお色気ありの大人のスラップスティックコメディ　フランス版の「赤塚不二夫のギャグ・ポルノ」という感じ　でもたまに息を呑むほど美しい映像があったりする　あとヒロインが強そうなのがすごくいい

きぬきぬ @kineukineu

アサイヤスやデプレシャンが欠落どころかどんぴしゃなおいらにも、ペレジャトコは最高なんやけど(*´∀｀*)♪

アイカワ @aikawajenjenn

アントナン・ペレジャトコ『ジャングルの掟』。南米仏領ギニアに欧州基準屋内スキー場建設派遣された男女のアマゾン奥地サバイバル。「ヘリコプター女神像宙吊り落下」等、引用・パロディ多数。チャウ・シンチー『人魚姫』に並ぶ今年度ベストワン候補。ボート水没Hは増村『遊び』オマージュ?!

アイカワ @aikawajenjenn

アントナン・ペレジャトコ『7月14日の娘』。ヌーベルバーグ風男女バカンス映画が、イオセリアーニ譲りのギロチン、麻酔銃乱射、雪橇ロマンス等々、荒唐無稽なロードムービー喜劇に変異した怪作。色と音のセンスは『ラ・ラ・ランド』の５割増し？「ウイスキー飲酒仏映画」にハズレなし。

Cage Sawayama @birdcage0313

「ジャングルの掟」空撮を交えながらスケールもバカ度も壮大なペレジャトコの新作にキングコング以上に狙い撃ちされた私は笑い過ぎて死にそうになった。ヴィマラ・ポンスの東映的バカアクションには東映風音楽まで用意されていたしジャン・ミッシェル・ジャールまで流れた日には失神するしかない。

Cage Sawayama @birdcage0313

「7月14日の娘」いきなりのメロディは間違いなくオールドスクールで様々な60〜70年代の好きな映画が浮かんでくる死滅したと思われるブロカ系の笑いに満ちあふれ楽しかった。「パリ、恋人たちの影」の時とは全然違うヴィマラ・ポンスは明るいアンナ・カリーナだったりする。

yakutart @yakutart

『ジャングルの掟』を観た。冒頭からギャグの応酬、それもうまく繋ぐことなく洗練させず、ジャングルの混沌の中に突然落とされるような。B級映画的なネタをいたるところに仕掛けながらも政治への暴露や皮肉を含み、その上映るものはとても視覚的な身体やアクション。しかも不真面目！それが良い。 pic.twitter.com/CYCrMRmjFp

拡大

常川拓也 @tsunetaku

アントナン・ペレジャトコ『ジャングルの掟』は、3年前に観た前作『7月14日の娘』よりずっと面白かった。型破りで自由なスラップスティックなギャグ、官僚主義を皮肉ったMr.ビーン的な笑いがまあ愉しい。 何よりもヴァンサン・マケーニュ、そしてヴィマラ・ポンスの魅力に尽きる。 pic.twitter.com/GSjVi4Aqsr

拡大

choko_musou @fumifumi_musou

カイエ・ドゥ・シネマ週間「ジャングルの掟」フランス映画で、声をあげて笑う映画ってあったかな？スピード感ある展開のなかで、一瞬ゆっくり這う虫を見つめたり。ヴァンサン・マケーニュとヴィマラ・ポンスのコンビがかわいくて好き。

kaseyan @s_kase

今日はアンスティチュ・フランセでアントナン・ペレジャトコの２本を。『7月14日の娘』はナンセンスなギャグが散りばめられたコメディ。「海に行きたくても行けない」不条理劇のような展開。フランス人のヴァカンスへの執念にも似た気持ち、それを逆なでするように降りかかる困難が可笑しい。

J_UDON @Pineapple_Sand

「ジャングルの掟」最高でした。全編ギャグのオンパレードだけど、舟に乗ってる時の川面に反射した鏡像とか息をのむ程美しいし、要素が多くて振幅が広くてめちゃめちゃ楽しい映画。前のめりのテンポ感があって、あっという間に終わった。「7月14日の娘」よりもお気に入り！

che bunbun🐝 12/24(日)映画ベスト発表! @routemopsy

#ジャングルの掟 日本ではフランス映画=格式高い芸術ってイメージが強いが、日本に来る作品は全体の一面に過ぎない。本作は典型的なフレンチコメディ。ハリウッドコメディよりも不条理で政治的でシニカルだ。本作は意思疎通の不協和音を鋭利に観る pic.twitter.com/ustWFFaaXl

拡大

拡大

SunCityGarden @SunCityGarden

『ジャングルの掟』でも『7月14日の娘』でも、アントナン・ペレジャトコ作品のギャグはザ・映像的そのものを徹底してるから本当に痛快で楽しい。それはゴダール的なヌーベルヴァーグテイストにも映るけど、それを洒落としてやってるレベルじゃなくて、えげつないぶっ飛びレベルでやってるのが最高。

りりー @matata_ki

『7月14日の娘』も観た、超楽しいバカンス映画。ヌーヴェルヴァーグのあれこれを切って貼って、なのにまったく新しい。語り口のユーモアと斬新さに笑った。バカンスと経済危機とロマンスと不条理と、真っ直ぐなはずの道をさまよいながら、若者は海へ向かう。合言葉は「探している娘がいるんだ」！

Wanda @Patrick_Orouet

#アントナン・ペレジャトコ「ジャングルの掟」は、ヴァンサン・マケーニュもメチャクチャにキュートで大好きなのですが、それ以上にヒロインのヴィマラ・ポンスが素晴らしいのですよ。サーカスの学校出身というだけあって、動きの１つ１つのキレが尋常じゃなくて。彼女を見てるだけで眼福の映画でした

Wanda @Patrick_Orouet

#アントナン・ペレジャトコ「ジャングルの掟」は、そんな訳で #三木聡 同様、私にはとても面白い作品だったし、これまた #2017年映画ベスト のどこかに入れなきゃ案件なのでした。

Wanda @Patrick_Orouet

#アントナン・ペレジャトコ「ジャングルの掟」承前)如何に短い単位でFINを重ねながら、なお平然と続けるかってことをやってる。映画の可能性を、運動/連続から考えちゃうと、これは映画として微妙ってなっちゃうかも。でも映画に可能な物語の今日的な切実な方法と見れば、果敢でユニークとなる。

Wanda @Patrick_Orouet

#アントナン・ペレジャトコ「ジャングルの掟」は、そういう冒険なのではないかと思うのですよね。だから、同じ横滑りしていくジャングルの映画でも、#ジャック・ロジエ とは感触が全然異なってくる。信じられない接続によってなめらかに嘘のような横滑りが起こるロジエに対して、ペレジャトコは、

Wanda @Patrick_Orouet

#アントナン・ペレジャトコ「ジャングルの掟」承前)で、でもそのワンシーンで、下手するとワンカットで完結するような崩壊のコントのパッチワーク(それしか手元に残っていない現在のリアル)からでも、物語は可能なのだ、と。ならば、そのパッチワークを、素早く、徹底的に続けて走り抜けようと。

tjr @tjrjtjrjt

アンフラに籠った一日。アントナン・ペレジャトコという素晴らしい映画作家に出会えて本当に良かった。カイエ副編集長を迎えたトークも超エキサイティングであったな〜