アリージャンス-忠誠-ジャパンプレミア上映トーク&コンサートまとめ
アリージャンス、9日のトーク&コンサートにも行って来ました。1年越しでようやくフルアルバム入手しました!(発売は1月だったけど)映画館には売ってなかったので、やっぱり行って良かったなと。他の上映の時も売れば良かったのに…
2017-11-12 16:38:22アリージャンス誕生のきっかけは10年前。ジョージさんとブラッドさんがBWの劇場にいたら、前の席にいた二人が「ジョージ・タケイさんですね」と声をかけて来たんだそうですが、これがプロデューサーのロレンゾ・シオーネさんと作詞・作曲のジェイ・クオさんだったんだそうです。
2017-11-12 16:40:55翌日、ジョージさんたちが今度はインザハイツを観に行ったら、同じ列の4.5席隣にまた昨日の二人がいて、挨拶したそうです。ジョージさんは1幕最後のナンバーで号泣してしまい、休憩に入ってロレンゾさんたちに「どうしてそんなに泣いているんですか?」と聞かれ、理由を話したそうです。
2017-11-12 16:41:44そのナンバーは、父親が娘を大学にやれないことを申し訳なく思う歌だそうですが(インザハイツ一度見たけどすっかり忘れてる…)、ジョージさんはお父さんが収容所にいた頃、子どもたちの将来に責任を感じて辛かったと語っていたことを思い出し、号泣したのだそうです。
2017-11-12 16:42:35この出会いがアリージャンスを生むことになったのだそうです。インザハイツにインスピレーションを得たとは聞いていたけれど、こういうきっかけだったのですね。インザハイツの作者リン・マヌエル・ミランダとのアリージャンス公演中の交流もやってましたね。(ハミルトンの劇場前でのパフォーマンス)
2017-11-12 16:43:21ナンバーの中ではGamanだけが最初からほとんど変わってないそうです。「我慢」の意味が通常日本で使っているのとちょっと違います。尊厳を持って耐え、耐えることだけではなく美しいものを見る。実際に収容所にいた時、ジョージさんはご両親にそのように言われていたのだそうです。
2017-11-12 16:44:04他の曲は色々変わっていて、サミーが歌うWhat Makes a Man(マナーではない(^_^;)というソロナンバーは、3週間のプレビューの残り10日の時点で歌詞が全部変わり、当日歌詞を渡されたテリー・リヨンは、新旧が見事に混じった歌詞で堂々と歌い切り、観客は誰も間違っていると気づかなかっただろうと(笑)
2017-11-12 16:44:39ケイのソロナンバー Higherはサンディエゴ公演リハーサル中?に追加されたそうです。レア・サロンガが出るのに彼女の歌がない!月曜までに作ってと演出のスタフォード・アリマさんに言われたジェイ・クオさん、週末ずっとピアノに向かっていたけれど、月曜の朝劇場に向かう時には「全然出来てない…」
2017-11-12 16:45:22しかし劇場に向かう車の中で突然「出来た!」と叫び、劇場に着いたらすぐにピアノのある部屋にこもって、しばらくしたら出てきて「レア、君のドレスが出来たよ!」と。
2017-11-12 16:51:24サンディエゴ公演ではハンナは10代の若い子が演じて、歌も上手くかわいかったんだけど、もう少し大人の方が、とキャラクターを変え、ハンナのナンバーも評判良かったけど違う歌に。しかしその後ケイとハンナのナンバーが必要になり、「あっいい曲があるじゃないか」と復活したんだそうです。
2017-11-12 16:52:38ケイとフランキーのデュエットもBW公演の前に変更になったそうです。当初はMountain Heartという優しい曲調で、どちらかというとフランキーがケイを勇気づけるような曲でした。(多分)
2017-11-12 16:53:54You Tubeでも最初に発表されていた曲で、私も大好きだったので、BWに観に行った時は出て来なくて愕然としたものですが、This is not Overの歌詞を知ると、変更になった理由も分かる気がします。
2017-11-12 16:55:50劇中唯一の実在の人物マイク・マサオカは、日系人の中でも評価が分かれる人物だそうです。サンディエゴ公演の後、子孫の方たちからの抗議もあり、マイク・マサオカの言葉をサムに言わせたところがあるそうです。
2017-11-12 16:56:33(マイク・マサオカはdistant relative of my familyと言ってたように思うので、ジョージさんの遠縁なのかなと思ったのですが、通訳さんは「両親と関係がある」と訳していたな…)
2017-11-12 16:58:12