oookay!!!「the world is oookay!!!」メンバーによる全曲セルフレビューまとめ

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07. Talk 2 Me Like Lovers Do soundcloud.com/oookayrocks/tw… たまたまネットで見かけた、携帯端末の画面に「Talk to me like lovers do」って表示されている画像に想像力を刺激されて、タイトルを先に決めて作った曲です。個人的には、今までやってきた別のバンドでもほぼ100%音先行で曲を作ってきたので、

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そういった言葉やコンセプト先行で曲を作るのはとても新鮮でした。 ボコーダーで歌うと歌詞の感覚が少し曖昧になるのを逆手に取ってと言いますか、英語の音・文章としても日本語の音・文章としてもなんとなく意味がある、っていうのをサビに関しては狙ってみました。どう伝わるかは正直わからないんで

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すけど、聞こえ方としてはとても気に入っています。 あと個人的にボコーダーで変調された声にやたら胸を掻きむしられるような感覚を覚えることがあるのですが(Robert Glasper ExperimentのNirvanaカバーとか)、この曲最後の「Talk 2～」リフレインが、聴く人にとってそうだといいな、と思っています。

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大サビハモリは意図していたラインより高く歌ってしまった次男のフレーズを活かしたらとてもいい感じに広がった、とか語りたい部分は尽きないのですが、「これいい曲だな、好きだな」と思いながらミックスしたので、聴いてくださった皆さんもそんな風に感じてくれたらとても嬉しいです。(長男) #twiok

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08. Memory Boy soundcloud.com/oookayrocks/tw… ギターを弾く人なら、タイトルを見て「あれのこと？」とわかるかも知れません。 初期にできた曲で、ディレイがかかったギターリフが最初に出てきた曲。メモリーボーイは、その時に長男が使っていたディレイの商品名で、曲の仮タイトルとして長男が付けていた

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言葉でした。 歌詞を僕（次男）が付けることになって、僕はもともと「メモリーボーイ」っていう商品名だということを知らなかったんですね。で、なんか良い感じのタイトルを長男が付けてくれたなぁと思って、そこからイメージして言葉を付けていった、そういう曲でした。 かなりできたところで「あ、

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あれエフェクターの名前で仮タイトルやから、変えてくれてええで」と言われましたけど、いやもうイメージ固まってるしほぼ出来てるし、みたいな。 ディレイのかかったギター、僕大好きなんですよね。意識が飛ばされてく感じが。なんかこう、宇宙の向こう側に飛んでいく感じ。 聴いてくださってる人の

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記憶の中にある、何か見たいけど見たくないけど見たい、みたいなところを少し照らしてしまうような、そんな歌になって聞こえてくれたら嬉しいなぁと、思ってます。（次男） #twiok

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09. Chaosmos soundcloud.com/oookayrocks/tw… 今回アルバムに入った10曲でも出来る過程はそれぞれほんと違ったんですが、この曲は誰ともなく始めたジャムで自然発生的に生まれて、本当にそのプロセスがエキサイティングで楽しくてたまらなかったのです。あの高揚感溢れるドラムのフレーズが鳴り出して、

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ディレイのかかったベースがでっかいうねりをつくり出して。ギターは単純なフレーズの繰り返しだけど、その繰り返しと連なりとが、鳴らしている自分たちも高く飛ばせてくれるような感覚を与えてくれます。 僕は歌詞に関しては「マイクに向かって発した時に気持ち悪くなければオーケー」というスタンス

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で、歌詞で伝えたいことや言いたいことって実はあんまり、というかほぼないのが正直なところなんですが、でもこの曲は珍しくと言うか、歌詞を書いた去年の今頃に感じてたこと、言いたかったことがこもっている気がします。聴いた人にどう伝わるかはわからないんだけど……「ヘイト」って、勿論そんな

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ものは無い方が良くて、克服すべきもので、「ヘイト」で人を傷付けるなんて絶対に許せないことで。でも「ヘイト」の象徴みたいな人に憎悪が向けられるっていう構造もどうなのかな……と。「ヘイト」を抱いてしまう自分のどうしようもなさを見詰めた上で、でももっと大きいところで自分を、周囲を包容

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できたら。そんなことを考えていて、ぶつけてみたつもりです。伝われー！ サビに当たる部分に歌詞がなくて「アー」って母音を当ててますが、ここは客席巻き込んで上昇する渦みたいなものがつくれたらいいな、と思っていつも演奏しています。ライブ会場で高く飛びましょう、待っています。(長男) #twiok

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10. We are oookay!!! soundcloud.com/oookayrocks/tw… アルバムのトリを飾りますは、我々のバンド名を冠した代表曲（全曲そうやけどな！）です。 バンドがきちんと動き始めたのは2016年からですが、その3～4年程前から、兄弟でスタジオに入ってジャムる事は年に数回行なっておりました。 その時期に長男が

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幾つか作ってくれたデモの中から、今現在の僕らでやったらより面白そうな曲としてチョイスしたのがこれです。 デモではもっと高いキーでしたが、「7弦ギターと5弦ベースやしな！」という事で、より重く荒々しいアレンジとなりました。 90～00年代のミクスチャーロック（メンバーも皆大好物）直系の

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ビートですが、次男がそこに乗せてくれた歌詞はポジティヴさに満ち溢れており、暗さではなく明るさを持ったoookay!!!独自の"重い曲"に仕上がりました。 兄弟3人が同じ屋根の下で音楽という同じ趣味を持って育ち、進学や就職でバラバラになってそれぞれが苦労しながら人生を送ってきて、そして今また

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同じ場所で音楽を一緒にやれている。 こんなに幸運な事はない、とこの曲を演奏する度に僕は思います。この曲を、そしてこのアルバムを聴いてくれたあなたの"世界"のどこかがこじ開けられれば本望です。『黄金の体験』を共に分かち合いましょう。 I am ok, You are ok, We are oookay!!!（三男） #twiok