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日本語の「かかり受け」

日本語の「かかり受け」構造に関する簡単な解説です
日本語 人文
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日本語を書いたり話したりする場合に、「単語同士のかかり受け」を理解しているかどうかは、わかりやすさを大きく左右します。とりわけ書き言葉の場合には、決定的と言ってよいほどの差をもたらします。

たまたまタイムラインを眺めているとき、「かかり受け」を意識するだけで、わかりやすさや読みやすさが格段に向上するツイートが流れてきまして、思わずRTして即席の文章講座を始めてしまいました。そのまとめです。

RTしたツイートを書いた方にはたいへん失礼なことをしておりまして、ここではツイートをそのまままとめるのではなく、元の文章の必要最小限の部分だけを利用しています。

以下の段から本論になります。

【RTした投稿の一部】「過労死」は、日本の人は世界中にある事と思っているかもしれないが

丹治吉順 a.k.a. 朝P @tanji_y 2017-05-15 11:19:10
偉そうなこと書きます。RTの内容に異存は全くないのですが、惜しいと思うのが文章表現。 「『過労死』は、日本の人は世界中にある事と思っているかもしれないが」 ↓ 「『過労死』は世界中にある事と、日本の人は思っているかもしれないが」 とすることで、格段に読みやすくなります。(続く
丹治吉順 a.k.a. 朝P @tanji_y 2017-05-15 11:29:36
続き)かかる言葉と受ける言葉は、近い方が誤読されにくい。この場合、①「過労死」は②「世界中にある事」にかかります。そして③「日本の人」は④「思っているかもしれない」にかかります。元の文章は①③②④ですが、これを①②③④にすれば、読んだそのままに理解できるようになります。(続く
丹治吉順 a.k.a. 朝P @tanji_y 2017-05-15 11:47:43
続き)人は日本語を読むとき、「かかる言葉」→「受ける言葉」のつながり(かかり受け)に基づいて理解します。①→②のかかり受けの中に、③→④のかかり受けが交ざると、読む側は、そのかかり受けをいちいち解釈しつつ読まなければならない。読みにくいだけでなく、誤読の要因にもなり得ます。(続く
丹治吉順 a.k.a. 朝P @tanji_y 2017-05-15 12:09:32
続き)日本語の構造を理解しているかどうかの影響は、話し言葉より書き言葉にはるかに鮮明に現れます。会話は、言葉の内容以外の情報にあふれています。身ぶり手ぶり、語調、「あ、さっきの意味はつまりね…」といったように自在に言葉を挟める。書き言葉とは、きわめて不自由なものなのです。(続く
丹治吉順 a.k.a. 朝P @tanji_y 2017-05-15 12:29:11
続き)ですので、日本語を書くときは、会話するときとは相当に異なった思考法が必要になります。言葉「だけ」で伝える制約は、私たちが想像する以上に大きい。言い換えれば、日本語の基本構造の理解は、話し言葉以上に書き言葉においてこそ重要になるわけです。(続く

続)となっていますが、ここで趣旨は尽くしています。元の投稿の方には本当に失礼なことをいたしました。お詫びいたします。

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