【第38回】自分だけが楽しいエア読書会(課題図書:ロマンティックな狂気は存在するか)
- t_hirosaki
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【第38回】自分だけが楽しいエア読書会 ・毎週土曜日19:00辺りから開催します ・その時その時で気になった本を読みます ・読んでる最中雑な感想をTLに垂れ流します #自分だけが楽しいエア読書会
2017-11-18 19:01:07今日の課題図書 → ロマンティックな狂気は存在するか/著:春日武彦 amazon.co.jp/%E3%83%AD%E3%8…
2017-11-18 19:02:15まあタイトルで惹かれますわな。表紙の著者名のところには二つ名の如く『オレたちの精神科医』と振られているが、これはどういう意味なんだろうか……
2017-11-18 19:03:09まえがき:人によっては狂気というものを『奇想天外と同義』と捉えるものらしい。でも実際にはそうではない(とは書いていないが、言外にそう書いていると読み取れる)狂気がなんでそういう名前で呼ばれるかっていうと当然それで困る人がいるからで、そういうものに冷静な態度を取れないのは困る
2017-11-18 19:08:44ので、野次馬的な好奇心をひとまず満たしておくためにこの本を書いた、なんて書かれているが――うん? という感じである。まあ、自分も野次馬の一人なので何も言えることはない。とにかく読み進める
2017-11-18 19:10:12正常と狂気の境目について。「境界」に対する『強迫的な執着と愛着を抱いてしまう』という感性について書かれている。……そういう境目について考えない人が多数なんだろうか。それは意外だぞ
2017-11-18 19:16:34誰の心の中にも狂気はあり、それが外に出てきた時点で精神科医は対応する。その人間に正常な部分と狂気の部分が混在することもありえる
2017-11-18 19:24:51第一章まで。なんだか読みふけってしまった。文章中にいちいちもっともな皮肉が多くて苦笑と共に「ああ、うん、そうよね……」と同意させられる
2017-11-18 19:53:22「狂気」が芸術作品に与えるパワーというものが現実にあることを踏まえて「狂気」を研究する「正常」人がおり、そのエッセンスを抜くために観察される狂人が必要となるということを「物質レベルでは非生産的な狂人の唯一の利用法がここに示されたわけであるが」なんて書いてしまう皮肉な筆の軽やかさ
2017-11-18 19:55:56