和月氏が「表現のため」と言い訳しなかったことは重要なこと。児童ポルノ作品所持の理由を自身の性癖だからと公開したことは評価に値します。

仮に「表現活動の素材として~」などと言い訳されていたら表現者全体に社会から負の烙印を押される結果に
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木曽崇/Takashi Kiso @takashikiso

これはホントにそうやな 和月氏が「表現のため」と言い訳しなかったことは重要なこと。児童ポルノ作品所持の理由を自身の性癖だからと公開したことは評価に値します。仮に「表現活動の素材として~」などと言い訳されていたら表現者全体に社会から負の烙印を押される結果に news.yahoo.co.jp/byline/kakumaj…

2017-11-22 13:01:55
リンク Yahoo!ニュース 個人 るろうに剣心作者の書類送検、ネタとして消費するのではなく『表現規制』について再考する契機とすべし(角間惇一郎) - Yahoo!ニュース るろうに剣心作者、和月氏に反省と次の一歩を考えていただきたく筆を取りました。 77 users 65

■半端な覚悟じゃ表現規制と向き合えない
真面目に論点を分析しても、関心が無い層からの支持は得られず「なんかオタクが盛り上がってるねぇ」と否(いな)されがちな報われにくいテーマなのです。こうした状況ではマンガ・アニメ等架空表現を含め全てを規制したい側に一方的に押し切られ規制が厳しくなる恐れがあります。脊髄反射を一旦棚上げし、表現規制や児童ポルノ規制法が目指している児童保護とは?の観点を社会全体で共有する機会は間違いなく必要です。

■社会をつくるのは「表現」ではなくそれを扱う「人」

和月氏が「表現のため」と言い訳しなかったことは重要なことでした。

児童ポルノ作品所持の理由を自身の性癖だったと公開したことは評価に値します。なぜならもし「表現活動の素材として~」と言い訳されていたら表現者全体に社会から負の烙印を押される結果を招いていてもおかしくないためです。今のところ引退されるとの発表は出ていません。ならば復帰後はぜひ拗れた表現規制の現状に向き合い、児童福祉を考え、それらに関心の無い層にも漫画などを通して考えるきっかけを与える旗手の一人として活動をしていただきたく思います。

一度や二度の戦いで
真実の答えがでるのであらば、
誰も生き方を間違えたりはせん。

人、一人の人生は
そんな簡単な事じゃござらんよ。

真実の答えはこれから、
お主自信が自分の生き方の中から
みいだすでござるよ。 

出典:るろうに剣心 16巻