セックスはどのように申し入れしどのように同意するのが良いのか問題？

ジロウ @jiro6663

セックスの意思確認の作法が曖昧になって「雰囲気で」「空気を読め」とかになるのは、我々が信仰っていうか広い意味での文化みたいなのを共有できなくなったからだろうと思うのだけど。民俗学のとか見てたら、意思確認の作法がすごい具体的に決まっていてその手順を覚えるところから始まるものね。

ジロウ @jiro6663

まあ、だからセックスの合意を確認するのがこんなに困難な時代も他になかなかないとは思うので、根性論ではなかなかどうにもならないと思う。

ジロウ @jiro6663

基本的に男女問わず「空気を読め」と言う人は自分の欲望を既成事実化することのリスクを取らない/取れないから、「口に出さない」わけで、欲望を既成事実化することのリスクを低減していけばみんなはっきり口に出すようになるのかなとも思う。

ジロウ @jiro6663

この合意確認作法の過渡期の混乱に乗じて、誰か短歌とか流行らせないかな。短歌、詠み合うの。短歌。

ジロウ @jiro6663

合意確認の作法が具体的かつ厳密になれば味気なくなるとかいう人もいますが、その辺は大丈夫ですよ。民俗学のやつでも昔の短歌でも、十分ロマンチックですよ。たとえセックスの前には契約書にハンコを押す文化になっても、人類はちゃんとその契約書とハンコに情緒を見出しそうな気もしますしね。

ジロウ @jiro6663

なんか高くて綺麗な用紙とか、お洒落なハンコとか流行るんじゃないかな。シーリングスタンプとか。

あでのい@夏コミ新刊委託通販中 @adenoi_today

大体の話、現状でもプロポーズはロマンチックな事になっとる。

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ただ「セックスの合意確認が曖昧に」というのは共有文化がどうとかじゃなく、普通に自由恋愛に対応した合意確認方法がまだ未発達、という話だと思う。失われたんじゃなくて元々存在しなかったと見るべきでねーかな。

あでのい@夏コミ新刊委託通販中 @adenoi_today

紅茶を入れるくらいの感覚で「セックスはいかが？」と言えるようになれば良いんだろうなと思う。が、結局それが難しいのだろう。

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「あなたとセックスしたい」という意思表示が内心の開示として重すぎるんだよ。だから「ここまで来たら断られないだろう」とある程度以上確信できるまで普通は皆その開示をしたくない。故に意思表示の前段階での「同意の解釈」を皆必要とする。

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そしてその「同意の解釈」に反して曖昧な返答や弱い拒否が行われた場合、明示的な意思表示よりも暗示的な「同意の解釈」の方に沿って行動しようとする人が少なくない。「あなたとセックスしたい」という意思表示が重すぎて心理的に撤回しづらいからだ。

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って感じのことをつらつら考えてくと、ひょっとしたら「セックスを明示的な意思表示のみで進めるような文化にする」よりも「セックスに関する暗示的な同意方法をより厳密に社会全体で共有するようにする」の方が良いのでないか？ともたまに思うんだよね。

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男性と二人で食事に行くことがセックスの合意と見なされるの女性は困るだろうし、女性に二人きりの食事に誘うことがセックスの申し入れと見なされても男性は困る訳だ。

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ただ、ではこれが「セックスの申し入れ」とまではいかなくても「男女関係の申し入れ」であると見なすのは有りか無しか、というのが実はかなり微妙なラインだったりする。

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恋人なり配偶者なり、特定のパートナーがいる人間が仕事関係ではない異性と二人きりで夜食事をとる行為を、我々はどう考えるべきか、という話なんだ。

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「異性と二人きりで食事をする」を「浮気行為、ないしそれに準ずる行為」として認識するということは、そのまま「異性と二人きりで食事をすることは恋愛関係の申し入れとその受諾、ないしそれに準ずるものである」と認識することであるはずなんだよね。

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恋愛関係に進む気ゼロだけどサシで酒入れて話したい異性なんていくらでもおる。って人も結構多いでしょ。そういう人らにとってそんな「符牒」は煩わしいだけのはずなのだけど…。

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セックスだレイプだの話まで発展すると勢いスッパリ馬鹿な意見を一蹴するモードに皆入るんだけど、もうちょいその前の段階での人間関係における”符牒”だとか”暗黙の合意”だとかに関しては、実はかなり難しい所があるんだよね。

あでのい@夏コミ新刊委託通販中 @adenoi_today

「二人きりでディナー」を「セックスの合意」だとする意見をバカな戯言と一蹴する人らの間でも、「恋愛関係への発展段階の何らかの階層」と見なすか否かは分かれる所であって、そして見なす側の人らにとっても「どの段階か」に関してはかなりグラデーションあんじゃないかな、と。

あでのい@夏コミ新刊委託通販中 @adenoi_today

ちょっと補足いくつかしとくか。折角だし。

あでのい@夏コミ新刊委託通販中 @adenoi_today

27時間テレビだったと思うが、ハライチ澤部が初彼女が出来て、勝手が分からないので「手繋ぐ」「ハグ」「キス」の全ステップでOKか確認しながら進めてると話したら、周囲からボコボコに言われてオアシズの大久保さんの「雰囲気でもってってよー」の台詞でバッサリ、という事があったんだよね。

あでのい@夏コミ新刊委託通販中 @adenoi_today

でまあ何故そういう関係性の進め方がそこまで不評だったか、というとその原因は色々あるのだろうけど、「合意を雰囲気で察する」という取り決めになってる物が世の中には結構あって、セックスに限らず男女関係全体が特にその色が濃い事自体は事実であろう。

あでのい@夏コミ新刊委託通販中 @adenoi_today

そしてそこに不便さを感じてる人は世間で思われているより男女ともに少なくないのではいか？と勝手に思ってたりもしてる。

あでのい@夏コミ新刊委託通販中 @adenoi_today

純粋に男視点だけでもって個人的意見を言うと「雰囲気を読み取った上で基本こちらからの提案が必要でかつ最終的な拒否権があちらにある」というのはやっぱりしんどい、というのは割と本音ではある。