アレフガルダーズ ver10.23 ロト排除論！市民の革命にロトが発生してはならない。

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アレフガルダーズ ver10.23 用語説明 NPC：ノンプレイヤーキャラクター PC：プレイヤーキャラクター PT：パーティー ロト信仰：300年後のアレフガルドでも、国難に際してロト（軍事的英雄）が出てきて何とかしてくれるんじゃないかという信仰は健在らしい。

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これまでのお話 熱い友情の公安委員会編（不評）！サン＝キストが、ダメすぎ南方軍コッペ将軍を解任して首都ラダトームに戻ると、公安委員会はすごく忙しそう。各地で問題を起こす軍のフォローに必死で、その隙に革命裁判所なる物ができてしまっていた。今のところは悪徳派遣議員の処刑用施設らしい。

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メルキド西。主人公イックス「次の将軍まだこないの？」「待つんだ」リンドラッヘ大尉が諭してくれるぞ「キメラの翼で飛べるのはラダトームだけだし、すぐに後釜を決めて送り出してもまだ到着しないだろう」隣の魔道兵「それに、早いだけで適当な人選でダメ将軍送られても困るしな」「あんた誰だっけ」

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「クドゥーサだよ。ドランと同じ竜王島出身で、魔道兵の」「ああ、大魔道クドゥサの子孫か」なんか対陣中ひまなので、勝手にリンドラッヘ大尉の陣地に遊びに来てるんだって「あなた持ち場大丈夫なの？」イマリさんが心配してあげると「なに、どうせ敵も攻めてこないよ」「どうしてわかるのかしら？」

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「敵の動きをよく見ていればわかるさ」クドゥーサ、湾内を指差し「あそこに艦隊がいるだろ？あれの射程内でしか、敵は戦おうとしないんだ。今は距離があるから大丈夫。逆に艦隊が近づいてきたら注意ということだ」「よく見てるわね」「さすがクドゥサ系だぜ」優秀な大魔道の子孫なので観察力に優れる。

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「ローブ被ってないと本当に大魔道に見えないわね」「そういえば魔道兵って何やる兵種なんだっけ？」「戦列の後ろで立ってるんだよ」「それだけ？」「一応、銃剣突撃や騎兵が来たときにギラで壁作って時間稼ぎする役割があるけど、なんか受け身というか、他にやり方ありそうな気がするんだよね」

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「例えばどんな？」「うーん、具体的には、まだ思いつかないんだけど。射程が問題なんだ」以前のバージョンでもちょくちょく出てたけど、A.T.Oでは呪文は銃より射程が短いのだ。だから、マスケットの集中運用が中心の戦場では、呪文は使いづらい「それに今の体制では、使う方の将軍にバカが多いし」

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「わかるわ、それ」「派遣議員も邪魔だよな。この前ガライ攻撃クエストの議員、ひどかったし」みんなで愚痴大会をはじめると「ほどほどにしとけ」リンドラッヘに叱られ「どこで誰が聞いているかわからん」密告も結構あるとのこと「ただ、なんで派遣議員システムがあるのか不思議に思ってるだけだぜ」

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では、なぜ派遣議員などというシステムがあるのか、せっかくだしラダトームの議員先生の見解をチェック！公安委員会オフィスにてハルノー「オーベルピエーレ議員」「なんだ」「そろそろ派遣議員制度そのものを見直す時期ではないか」「なぜそう思う」「純軍事的に見て、多くの場合、派遣議員は害悪だ」

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「この制度を続けていては、軍の体制はいつまでたっても整わない」ハルノーは他の議員より軍事のことがわかるので、将校級の人材の確保と育成が急務であり、派遣議員制度がそれを邪魔していると正確に理解しているのだ「確かに君の言うこともわかる」だがオーベルピエーレは別の意見があるようで、

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「軍隊は常に文民によって監視されなくてはならない」シビリアンコントロールの視点だ「革命は正しく導かれなくてはならない。そしてそれは市民たちの手によってなされるべきなのだ」熱弁「派遣議員が軍事行動の邪魔になる場合は把握している。しかし、もし監視を緩め軍事的英雄の台頭を許せば」

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「ロトが生まれてしまう」オーベルピエーレ、ここで息をつき周囲を見ると、いつの間にか友人サン＝キストやその他委員会メンバーが集まってきていた「ロトだ。みんな、わかるな？ロトが出現すれば、革命は潰える！市民たちが自ら銃を取り、血を流した成果が、潰されてしまうのだ」「うむ」「わかる」

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公安委員会メンバーが勝手に納得しててわからないので説明。今回の革命は市民たちの手によって成った。しかしそこに軍事的英雄が現れたとすると、ロト信仰の篤いアレフガルド民は「勇者様が何とかしてくれる」「もう戦わなくていいや」そうなってしまうおそれがある「絶対に認めることはできない！」

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「強い意志を持つ市民たちが、無知蒙昧で人頼みな民衆に成り下がってしまう！そんなことが許されていいのか？」オーベルピエーレ熱弁「では、もしこの場にロトが現れたら？」ハルノーが聞くと「殺す！全力で逮捕し死刑！」「オーベルピエーレ......」聞いてたサン＝キストは猛烈に感動していた......！

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「アレフガルダーズ」つづく

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タグ #dqxtails 毎回のようにロトに救われているアレフガルド世界の住民からしたら、大変な市民革命の最中にロトが出てきたら、そっちになびいてしまうかもしれません。せっかく市民が自らの力で道を切り開こうとしているのに！とオーベルピエーレのような熱心な革命家は思うわけです。