厳島研究と平成28年度宮島鹿調査報告書から

厳島研究と宮島の鹿について
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厳島研究より

あなごめし野郎 @miya5454jima

「宮島は海中から山頂にいたるまで自然がよく保たれている。このため、生物多様性が高い状態で保たれ、広島県内でもっとも多くの植物種が見られる場所の一つになっている」 「広島市のような人口が100万人規模の都市にこれほど近い場所で、これだけの自然が残されていることは世界的に見ても稀である」 pic.twitter.com/Po7926iVK6

2017-12-04 20:59:10
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あなごめし野郎 @miya5454jima

平成26年に出された「厳島研究」という論文からの引用です。 #宮島 は広島大学、県立広島大学はもちろん京都大学や東京大学から研究のためにやって来る、日本有数の地域です。 シカと宮島の自然の一部ですから意図的な餌やりなどせずに大切にしてください。

2017-12-04 21:13:40
あなごめし野郎 @miya5454jima

「宮島と本土の間にある大野瀬戸は、五日市断層と岩国断層を結んだ線上に存在し、大野瀬戸も含めて断層帯ととらえる考え方もある。宮島の地形はその母岩が花崗岩であることも影響して急峻で、島嶼にもかかわらず」「比較的海抜の高いピークをもっている」 pic.twitter.com/yavwNcLfYs

2017-12-05 10:37:35
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あなごめし野郎 @miya5454jima

「宮島で見られる大型哺乳類にニホンジカやニホンザル、イノシシがあげられる。ニホンジカはもともと野生のもので、宮島の植生や植物相に多大な影響を与えているが、一方で長い年月の中で共存した状態にある。シカの存在が、対岸の植生や植物相との差異の原因の一つになっている」 pic.twitter.com/z1halhAmtK

2017-12-05 11:01:03
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あなごめし野郎 @miya5454jima

「厳島研究」より引用 #宮島の鹿 は長い時間をかけて #宮島 の植物相を作り上げた一因です。 人間の身勝手な餌やりで鹿の分布が偏り、それで植物相に変化があれば餌やりはすぐに中止すべきです。

2017-12-05 11:08:13
あなごめし野郎 @miya5454jima

「シカやイノシシは海を渡ることが知られ、泳いでいる個体も目撃されている。(宮島で)イノシシはこの5年程度の間に頻繁に目撃されるようになり、今後個体数が増加するとシカ以上に植生や植物に影響を与える可能性がある」 ()内はあなごめし野郎の加筆 pic.twitter.com/NMwd7GUb6b

2017-12-05 11:18:06
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あなごめし野郎 @miya5454jima

「厳島研究」より引用 #宮島の鹿 は本土を結ぶ大野瀬戸を泳いで行き来しているらしいです。 本土と #宮島 はフェリー航路辺りで1.8キロメートル、もっとも狭いところで最干潮時には250メートルしかありません。 イノシシもそうやって渡っているようです。

2017-12-05 11:24:22
あなごめし野郎 @miya5454jima

宮島では「農業や林業がほとんど行われておらず、比較的自然が良い状態にあったため、本土のアカマツ二次林(里山を含む)や路傍の植生で見られる植物が欠落したり、落葉性のナラ属(コナラやアベマキ、クヌギなど)を欠いたりといった特徴がある」 pic.twitter.com/SfUQVOPtBT

2017-12-05 17:10:30
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あなごめし野郎 @miya5454jima

「さらに、シカなどの草食(植食)大型哺乳類の影響のためにササ類や草本類が少なく、(中略)アセビ、シキミ、カンコノキのようにシカの存在に適応し、他の場所よりもむしろ多く見られる植物もある」 「厳島研究」より引用 #宮島 の植物相を守るため、不用意に人間が手を入れるべきではありません。

2017-12-05 17:18:15
あなごめし野郎 @miya5454jima

宮島は「植生としては常緑広葉樹林が成立する。実際には、その大部分は常緑広葉樹林の要素を多く留めたアカマツ二次林となっており、対岸と比べると自然な状態の二次林と言える。宮島の植生区分は、極相林(6%)と、アカマツ林のような二次林(90%)、ヒノキ植林(1%)、耕作地(1%)、居住地(1%)からなる。 pic.twitter.com/XTsFYCitbe

2017-12-05 17:39:41
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あなごめし野郎 @miya5454jima

「厳島研究」より引用 極相林は「モミ―ミミズバイ林やツガ林、ヒノキ・コウヤマキ林」などです。 人間が関わっているのは、耕作地と住居地の合わせて 2% だけであり、残りは自然です。 #宮島の鹿 は、人間が関わらず宮島に任せて大丈夫です。

2017-12-05 17:47:01
あなごめし野郎 @miya5454jima

「餌付けはシカの健康の維持に悪影響が生じる可能性があり、実際宮島の市街地周辺のシカは骨折の痕が多いことが分かっている。骨折痕を交通事故のためと思い込んでいる人がいるが、島内では自動車の速度が出せないため交通事故は少なく、骨の質が劣化していることによる骨折と考えられる」 pic.twitter.com/HNWgmVjz1Z

2017-12-05 21:32:28
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あなごめし野郎 @miya5454jima

「餌付けをせず、できるだけ自然な状態で維持してやれば、個体数の過剰な増加がなく、シカの健康も維持され、宮島で生息可能な適正な個体数になる」 「厳島研究」より引用 #宮島の鹿 に大切に考えるなら、餌やりは止めましょう。 #宮島

2017-12-05 21:38:43

平成28年度宮島鹿調査報告書より

超獣だけの横道(おうどう) @chojyu1972

#宮島の鹿 平成28年度 宮島鹿 保護管理計画 客観性はあなごさんのブログに任せて、気になる部分を主観を入れて読んでくか pic.twitter.com/KbS3EssJKm

2017-12-06 19:44:36
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超獣だけの横道(おうどう) @chojyu1972

#宮島の鹿 餌やりが雄の行動を変化させ、繁殖期システムに影響が及んでる これは気になるポイントの一つ。 雄の移動が少なくなると、当然、近親交配、病弱が個体が増える事が考えられるかと。 pic.twitter.com/NyTiLSWd0B

2017-12-06 19:49:14
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超獣だけの横道(おうどう) @chojyu1972

#宮島の鹿 サバンナで絶滅が危惧されてる動物は、乱獲以外にも生息地分断による近親交配で病弱個体が増えてるのも原因と言われてます。 よく似た環境の奈良公園も移動が少なく、血の濃さは報告されですね。 奈良公園の鹿は、奈良の山の鹿ともDNA的にも別種です。

2017-12-06 19:52:14
超獣だけの横道(おうどう) @chojyu1972

#宮島の鹿 雄の再捕獲場所 生まれた場所から離れていない pic.twitter.com/rc3Ll0hz3t

2017-12-06 19:55:22
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超獣だけの横道(おうどう) @chojyu1972

メスの定住性と 雄の移動 分散に付いて メスはどこでも定住性高いけど、やっぱり雄の定住性の高さが少し気になるな。 #宮島の鹿 pic.twitter.com/uO5ijL04ci

2017-12-06 19:57:54
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超獣だけの横道(おうどう) @chojyu1972

繁殖率に及ぼす給餌の影響 これは島外から餌やりしてる人によく考えて欲しい。 島のキャパ以上の餌やりをする事で繁殖率が増し、またその生まれた子供達が繁殖して行ったら、島はどうなってしまうのか? また、鹿はどうなってしまうのか? キャパ越えたら大量死があるかもしれません #宮島の鹿 pic.twitter.com/dH98OjobMt

2017-12-06 20:03:14
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超獣だけの横道(おうどう) @chojyu1972

平成28年の年齢別の繁殖率 他は早かったら2歳ぐらいから繁殖してるから、ちょっと遅いですね。 動物は環境に敏感なんで、動物自身が繁殖制限してるのかもしれないですね #宮島の鹿 pic.twitter.com/7vXJmn9Wap

2017-12-06 20:05:48
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超獣だけの横道(おうどう) @chojyu1972

#宮島の鹿 は繁殖する年齢は遅いけど、繁殖率は高く、9歳10歳等の高齢の繁殖率も高いとの事。 ニホンジカの寿命は雌で6~8歳なんで、宮島の環境は恵まれてるのではないでしょうか? ただ、この高い繁殖率が続くのは良くないので、餌やりは止めて下さい pic.twitter.com/KhIS3m0vo0

2017-12-06 20:10:25
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