横河健さん新作訪問記

横河健さん新作の建物を拝見してきました。このご案内から受ける印象は、なぜキューブなの?でした。同時にクワトロというわけだから4つの立方体って何?でした。 以前わたくしが書いた横河健さんがどんな方かはこちら→https://ameblo.jp/mori-arch-econo/entry-11735037931.html
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建築エコノミスト森山高至「土建国防論」執筆中 @mori_arch_econo

建築家の横河健さん新作のお宅訪問記①:横河健さん新作の建物を拝見してきました。このご案内から受ける印象は、なぜキューブなの?でした。同時にクワトロというわけだから4つの立方体って何?でした。 以前わたくしが書いた横河健さんがどんな方かはこちら→ameblo.jp/mori-arch-econ… pic.twitter.com/IDXMpHYTMW

2017-12-10 19:09:40
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横河健さん新作訪問記②で、この立面図の方行屋根のトップライト?から受ける印象と4つのキューブというわけだから、建物をいくつかに分割してる?のであろうという想像から、山下和正氏による現代美術作家の北村さん邸「夫婦屋根の家」(1969)を思い出した。で、実際におうかがしてみたわけだけど。 pic.twitter.com/PlEIzgQuql

2017-12-10 19:45:28
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横河健さん新作訪問記③住宅街を歩くこと10数分、T字路の先に見えてきた建築は非常に開放的。道路沿いの敷地の広がりに応じるように水平ラインが強調されたその先に中庭が見えて、LAのケーススタディハウスやアイクラーのクインシー・ジョーンズを彷彿とさせるエレガント且つ伸びやかな外観。 pic.twitter.com/RUuH5WCaLX

2017-12-10 20:17:06
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横河健さん新作訪問記④周囲の街並みな隣地を介した光や風の抜けに対応した凹型平面形の内部は、巧みな縦方向への導入から始まり、1階から2階にかけて二世帯の住宅というより、素敵な小さいリゾートホテルの中を散策しているかのごとく、回遊的な空間的繋がりが仕込まれていて非常に楽しい。 pic.twitter.com/GW2ySi6aMo

2017-12-10 20:40:30
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横河健さん新作訪問記⑤素材も素晴らしく、横河さん定番素材の篤実かつ王道。手触り足触り陰影そして経年醸成を意識。大理石はトラバーチン、木はホワイトオーク、杉板型枠RC打放し、それぞれがライトグレーからベージュ、オーカーへとアースカラーのグラデーションは植栽と引き立て合うに違いない。 pic.twitter.com/khHTSZR5RL

2017-12-10 20:55:44
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横河健さん新作訪問記⑥全体を俯瞰すると建物が、キューブ状の立体を4ヶ所に配置し、その位置関係とズレを巧みに操作して伸びやかでかつ開放的でありながら、通風や採光および住居の機能性と、周囲への閉鎖性や結界を築き中心性や聖々を確保してある。同時にプランニングの哲学的抽象性が見えてくる。 pic.twitter.com/qywumdsgIY

2017-12-11 09:41:49
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横河健さん新作訪問記⑦この4つのキューブを配した平面および立体構成は、ジョゼフ・アルバースやマレービッチの絵画を彷彿とさせるような、幾何学の緊張関係と意味の多様性を含んでおり、単に快適を求めた機能的住居を超えたところに、設計者の意図が現れています。 pic.twitter.com/iVL6DJkCdG

2017-12-11 09:47:56
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