- CAriaLyric
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あわてんぼうのサンタクロースの歌詞が分からないので、「暗い夜道はピカピカのお前の鼻が役に立つのさ」の次にまた「でもその年のクリスマスの日」のメロディに戻ってしまい、なぜか「サンタのおじさんは死にました」って脳内で流れてしまう マッポーかよ
2017-12-18 09:12:01「イヤーッ!」「グワーッ!お前たち……なぜこんな真似を……」「悪いがサンタ=サンよ、トナカイの奴に調子に乗られると俺たちのメンツに関わるんだ。お前にはクリスマスが終わるまで休んでもらう。イヤーッ!」「グワーッ!」ナムサン!複数の動物たちがサンタを囲んで棒で叩く悪魔的光景! 1
2017-12-18 09:17:17「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「アバーッ!」「イヤーッ!」「アバーッ!」「イヤーッ!」「アバーッ!アバババーッ!」 2
2017-12-18 09:18:46……トナカイは呆然と立ち尽くしていた。眼前には、動かぬ死体となったサンタ。もはや子供たちにプレゼントは二度と配られぬであろう。だがそれは問題ではない。問題なのは……サンタが、己のために死んだことだ。 3
2017-12-18 09:21:05俺の鼻が赤くなければ。笑いものにされていなければ。サンタは気を遣って俺を選んだりせず、このような集団リンチ殺など起こるはずもなかったであろう。(俺のせいだ……俺の鼻が!俺の鼻が赤いせいで、こんな結果に!) 4
2017-12-18 09:25:14「ニィィィィーッ!ニィィィーッ!」トナカイの叫びがこだまする!その声は低く、おぞましい響きを伴っていき……その姿もまた、異形めいたシルエットへと変貌する!(殺す!サンタ殺害に加担した動物は悉く殺す!この聖夜を血に染め、サンタへのプレゼントとするのだ!) 5
2017-12-18 09:30:00……ここからは、具体的な展開を確認することはできない…それは尺とか狂人強度とかのなんかの事情なのだ。よって01010マスが明ける010100断片的な010010カイのイクサを010110…… 6
2017-12-18 09:34:360010110……「ドーモ、ライオン=サン。トナカイです。サンタ殺害に加担した者はみな殺す。オヌシもだ」「草と苔ばかり食っているクズがよく吠える。よほど俺に食い殺されたいと見た」「今宵の贄はオヌシだ。草食動物とて肉食動物を殺す」「やってみるがいい!」……010010 7
2017-12-18 09:38:480010100……「待て!トナカイ=サン!待て!実際私たちは殺すつもりではなかった!クリスマスを潰すだけのつもりだった!あれは事故だったのだ!」「なるほど、一理ある。では、私もオヌシをうっかり事故で殺してしまうかもしれぬな。すまぬ、シマウマ=サン」「アイエエエ!」……1100101 8
2017-12-18 09:42:290100100……「グワーッ!」トナカイの角がシロクマの身体を突き破る!「イイイイヤアアアーッ!!」トナカイの赤い鼻が発火!超常の炎は意思を持つかのように燃え広がり……やがて角へ延焼!シロクマの身体を内部から焼き尽くす!「アバババーッ!サヨナラ!」シロクマは爆発四散!……001010 9
2017-12-18 09:47:21000101……「バカなーッ!」キリンは絶叫した!「私のカメ立ちは完璧だったはず!シロクマが乗るだと!?イカサマスルナー!」「これが現実だ。ハイクを詠んで次のどうぶつを置くがいい、キリン=サン。このバトルに負けたものがセプクをする。そういうルールだったな」「認めん!こんなことは!」 10
2017-12-18 09:53:20「オヌシのワザマエは実際脅威だった。だが、オヌシはトナカイを……トナカイの角の重みを甘く見すぎた」「ヌウゥーッ!死ね!トナカイ=サン!死ねーッ!イヤーッ!」キリンはスマッホを放り投げ、トナカイにカラテを叩き込もうとする!ナムサン!ルール無視のヤバレカバレだ! 11
2017-12-18 09:59:10トナカイの鼻が赤熱し、殺意に燃える!「イヤーッ!」「アバーッ!」トナカイの決断的な右チョップがキリンの首を切断!キリンの身体と、スマッホ内のどうぶつタワーが緩やかに傾き、そして……「サヨ……ナラ!」キリン爆発四散!どうぶつタワー倒壊!……0100101 12
2017-12-18 10:04:15001010……「イヤーッ!」「ムテキ!イヤーッ!」トナカイの右チョップ!SMAAASH!だがカメの甲羅には傷一つない!なんたる多くの動物を一夜にして屠ってきたトナカイの恐るべきカラテをものとものしない強度を誇るカメの自慢の甲羅!このムテキ・アティチュードに弱点はないのか!? 13
2017-12-18 10:09:42「諦めるがいい、トナカイ=サン。俺の甲羅は誰にも破壊できん。貴様はこの夜だけでサンタ殺害加担者をすべて殺すつもりのようだが、俺一人にかまけている時間はあるのか?他の動物を狙うのが賢明では?」「ヌウゥーッ!」カメの甲羅は実際硬く、トナカイのカラテでは破壊できぬ。ならば。 14
2017-12-18 10:16:59トナカイの手が、カメの甲羅を握る!「諦めろ、トナカイ=サン。時間の無駄……ワッザ?」「イイイイ……ヤアアアアーッ!」おお、見よ!トナカイは甲羅の破壊を諦め……カメから甲羅そのものを引き剥がそうとしている!知性的暴力解決!「アイエッ……グワーッ!?ヤ、ヤメロー!ヤメロー!」 15
2017-12-18 10:21:40やはりカメの甲羅は壊れない!だが、その甲羅はカメ本体から引き剥がされていく!「ア、アババババーッ!?」カメ本体露出!既にカメは瀕死!そして、もはやその脆弱な身体を守る術はない!「イヤーッ!」「アバーッ!サヨナラ!」頭部を踏みつけ粉砕!カメは自慢の甲羅を残し爆発四散!……011001 16
2017-12-18 10:27:14010010……「終わったのね……」「サンタ殺害に加担した者はすべて殺した。じきに夜も明けるだろう。クリスマスは終わる。プレゼントは配られぬ。誰にも……二度とだ」「そんなことはないんじゃないかしら?」「なに?」「トナカイがプレゼントを配ってはいけないというルールはないわ」「……」 17
2017-12-18 10:32:35「元々、今年はあなたの足でサンタを運ぶ予定だったのでしょう?それなら、代わりにその足でプレゼントを運べばいい。あなたが来年のサンタになるのよ」「無理だ。俺の手は血塗られている。俺は……殺しすぎた」「そうね。それに、世界中の子どもたちの夢まで諦めようとしている」「俺は……」 18
2017-12-18 10:37:28「ゆっくり考えるといいわ。どのみち、今年のクリスマスは終わってしまった。まずは、来年のプレゼントを集めるところからね」「……」トナカイは、少しずつ明るくなりつつある地平線へと目をやった。太陽が闇を払い、柔らかな光がトナカイとヒヨコを照らしてゆく。血塗られた一夜が終わるのだ。 19
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