『本格ミステリー・ワールド』休刊と現代ドイツの本格ミステリ作家

島田荘司先生の監修で南雲堂から毎年12月に刊行されていた『本格ミステリー・ワールド』が、昨年(2016年)12月刊行の『本格ミステリー・ワールド2017』をもって休刊となりました。 私自身は、2014年末刊行のものから最終号(11号)までの3年間、 「日本作家の英米進出の夢と『EQMM』誌」 「日本作家の英米進出の現状と「HONKAKU」」 続きを読む
書籍 ミステリー ミステリ 推理小説 文学
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Dokuta 松川良宏 @Colorless_Ideas
ポール・アルテや島田荘司の作品を愛好するアイルランド人ノワール作家、として名のみ知られていたエイドリアン・マッキンティ、ついに邦訳出版決定か!(『ミステリマガジン』最新号参照)この作家についてはMAQさん(@junk_land)がTogetterでまとめてくださっています→ togetter.com/li/626387
早川書房公式 @Hayakawashobo
エイドリアン・マッキンティの作品「The Cold Cold Ground」は来春刊行予定です。ご期待ください。
Dokuta 松川良宏 @Colorless_Ideas
いつか『本格ミステリー・ワールド』(南雲堂)に島田荘司先生とエイドリアン・マッキンティ氏の対談が載らないかなあと夢想していたんですが、昨年の第11号をもって休刊となってしまったんですよね……。ついに邦訳が出るというのに……。
Dokuta 松川良宏 @Colorless_Ideas
カーやアルテ、島田荘司の作品を愛好するアイルランド人ノワール作家、エイドリアン・マッキンティの邦訳出版の件。『ミステリマガジン』にはシリーズ第1作の邦訳予定しか書かれていなかったが、『このミス』によるとシリーズをハヤカワ・ミステリ文庫で順次刊行予定とのこと! もちろん全部買います!
まとめ カー&島田荘司を愛する北アイルランド出身のノワール作家 Dokuta氏が発見した、密室と不可能犯罪を愛する北アイルランド出身のノワール作家、エイドリアン・マッキンティーの紹介記事です。 9109 pv 57 1 user
南雲堂『本格ミステリー・ワールド』休刊の報
島田荘司 @S_S_Kingdom
出版不況の波高し。南雲堂が力尽き、ようやく形になってきた「本格ミステリーワールド」休刊の運び。すると巻頭言のアイデアが続々湧いて困ってます。国産本格輸出プロジェクトも割合順調、しかし発表の場がなくなっちゃいました。どこか、出版を引き受けてくださる出版社の有志、いらしたらご連絡を! pic.twitter.com/2VqXKBmSEW
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大山誠一郎 @oyama_seiichiro
「本格ミステリー・ワールド」休刊とのこと、とても残念です。お声をかけていただいた「本格ミステリー・ワールド・スペシャル」の長編、いまだかたちになっておらず、慙愧の念に堪えません……。 twitter.com/S_S_Kingdom/st…
zhtfan@張舟 @zhtfan
いつか中国でも「本格ミステリー・ワールド」のようなムックを作ろうと思っているだけに、休刊のことを知って目先が暗くなったように感じる。ビジネスが厳しいもの、熱い思いだけでは足りないと再び痛感した。
天祢涼@『境内ではお静かに』2作同時に発売中 @amaneryo_on_tw
ブログ更新。「本格ミステリー・ワールド」の休刊が決まって、『キョウカンカク』を「黄金の本格」に選んでいただいたり、深水黎一郎さんと対談したりしたことなどを思い出した話。担当編集者のHさん、長い間お疲れ様でしたm(_ _)m tinyurl.com/y7rlr3jn
芦辺 拓 @ashibetaku
僕の口から言っていいのかわかりませんが、南雲堂は「本格ミステリー・ワールド」を休刊するのみで他の出版企画に変化があるとは聞いてません。「力尽き」はやや誤解を呼ぶ表現かと。とりあえず『大江戸黒死館』をここでやるのは変わらず。『魔道九妖星』ほどカッコいいタイトルが見つかれば別ですがね
吉田恭教@「捜査一課ドラキュラ分室」 @ipponturi
「本格ミステリーワールド」南雲堂、休刊だそうです。でも、「本格ミステリーワールドスペシャル」は存続とのこと。「本格ミステリーワールド」の再刊行、願っております。
このツイートは権利者によって削除されています。
Dokuta 松川良宏 @Colorless_Ideas
『本格ミステリー・ワールド』がなくなるということは、邦訳が全然でなくなってしまったポール・アルテの近況を知ることができた貴重な情報源、「ポール・アルテとのメイル交換」(つずみ綾氏の連載)ももう読めないということか……。
  • ↑ なんと2018年、福岡の出版社、行舟文化(ぎょうしゅうぶんか)から、アルテ8年ぶりの邦訳新刊が刊行された。
カーの影響を受けた作品を発表している現代ドイツのミステリ作家、Rob Reef
Dokuta 松川良宏 @Colorless_Ideas
『奇想天外 21世紀版 アンソロジー』(南雲堂)掲載の山口雅也先生の記事「第二次大戦間・戦後のドイツ探偵小説事情 あるいは《純正探偵小説》の最後の天国」によると、ドイツにRob Reefという、ディクスン・カーの影響を受けて「黄金時代本格ミステリ」をこの2010年代に書いている作家がいるそうだ。
Dokuta 松川良宏 @Colorless_Ideas
同記事には山口雅也先生とRob Reef氏のやり取りが一部掲載されているが、『本格ミステリー・ワールド』がもし続いていたら、「ポール・アルテとのメイル交換」とともに、山口雅也先生による「Rob Reefとのメイル交換」もぜひ連載企画にしてもらいたかった。【タイポ修正、再ツイート】
  • ↑ Rob Reef氏(1968年生まれ、ドイツ語版Wikipedia)のデビュー作『Stableford』(2010)のドイツ語原書と、その英訳版、およびKindle版(ドイツ語)。
  • 文学部教授のジョン・ステイブルフォード(John Stableford)が探偵役を務めるシリーズの第1作。シリーズの舞台は1930年代のイギリス。2017年12月現在、第3作まで刊行されている。

シリーズ一覧

  • Stableford (2010) (『ステイブルフォード』)
  • Das Geheimnis von Benwick Castle (2013) (『ベンウィック城の秘密』)
  • Ein unmöglicher Mord (2017) (『不可能殺人』)

 作者のRob Reef氏は作家デビュー後、翻訳家としてロナルド・A・ノックス『陸橋殺人事件』やJ・S・フレッチャー『ミドル・テンプルの殺人』のドイツ語翻訳も行っている(W. Rönne名義。『ミドル・テンプルの殺人』はHans Barbeckとの共訳)。

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