幕間2で"黒"が「後悔はこちらで預かる」「俺の存在が蟻の一穴に~」と言った理由の考察(妄想)
- kashien_fgo
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"黒"さんの「後悔はこちらで~」「蟻の一穴」発言について、一つの予想というか妄想。 本来鯖は他の聖杯戦争の"記憶"は持てない("記録"の閲覧は可能だけど)。でも静謐ちゃんの幕間で、特異点やカルデアの特殊な召喚では、"記憶"の持越しが発生するとパラケルススさんやアーラシュさんが話している。
2017-12-26 18:38:24だから、英霊たちが本当に座に帰っていて、件の七人のマスターたちが座から再度召喚した場合、その鯖はカルデアでのこの二年の記憶を持たない……とは限らず、保持もとい持越ししてくる可能性がある。
2017-12-26 18:40:26座から召喚された直後のアルジュナさんと、カルデアで2年を過ごしたアルジュナさんの明確な相違点。そのひとつは、幕間2を通した彼が「あの時心折れて"卑劣な"矢を自らの意志で放ったことを認め、後悔している」こと。この"後悔"はカルデアのアルジュナさんしか持っていない。
2017-12-26 18:43:01色々と整合性が合わないのは承知の上で、妄想。アルジュナさんが再度まっさらな状態で召喚されても、カルデアの特殊召喚ゆえにこの"後悔"を思い出すことが出来れば、それはカルデアで2年を過ごし、マスターを信頼し、カルナさんと共闘したアルジュナさんの「記憶」を思い出せる。
2017-12-26 18:44:20そしてアルジュナさんはカルナさんのことを、生前「おぞましい"私"を知ることが出来た、唯一の英雄」と言った。翻って、他の兄弟・神々、そしてクリシュナさんでさえ"黒"がいることに気づいていなかった可能性がある。"黒"はクリシュナさんを含めた型月インドの神々の目をすり抜けられるかもしれない。
2017-12-26 18:46:39そして"黒"さんは幕間2で、アルジュナさんの後悔を「預かる」と言った。預かるからにはいつか返すということ。ならば、それはいつ? 型月インドの神々の目をすり抜けられるかもしれない"黒"さんが、アルジュナさんのこの二年での変化を象徴する「後悔」を預かっている。これが「蟻の一穴」ではないか?
2017-12-26 18:48:24つまり「一穴」があくのはカルデアやアルジュナさんではなく、もっと上位の存在、神々の陣営。再びインドの神々が脚本を書き、アルジュナさんをその役者に指名するようなことがあっても、"黒"が預かった「後悔」をアルジュナさんが思い出せば、役を演じることを拒否する選択肢が生まれる。
2017-12-26 18:50:54幕間2と終章・VDを経たアルジュナさんは、もう神の役者をしなくてもいい。その選択肢を持てる。「完璧でない」自分を許して、認めて、選べる。 そのきっかけになりうるからこそ、あの幕間2で"黒"さんは「後悔」を預かると言い出したのではないかと、妄想しています。いずれアルジュナが選べるように。
2017-12-26 18:54:05だからたとえば、インド特異点での神々なり、あるいはペペロン氏なりが「完璧な英雄」としてのアルジュナさんを召喚しても、彼らの目をすり抜けて"黒"さんが「後悔」をアルジュナさんに返し、そしてアルジュナさんが運命ではなく自ら「どうありたいか」を選ぶシーンが、来たりする、のかもしれない…。
2017-12-26 18:55:47この説のポイントは、幕間2を見ていないマスターの場合でも「ここでの出来事やマスターのことを思い出したから」という説明で同じ状況を作れること。なぜ思い出せたのか、実はそれは"黒"が…という説明をもう一個幕間作ってやって、メインストーリーは「理由はとにかく思い出しました」で押し切れる。
2017-12-26 18:58:01静謐さんの幕間や他の鯖たちを見ればわかるとおり、人によっては特異点や別の聖杯戦争の出来事を"記憶"レベルで保持していたり、はたまた夢で見たり(ヴラドさん幕間)なんてことはカルデアではよく起きているので、"黒"さん関係を知らなくても「思い出しました」は出来る…と思うのです。妄想ですが。
2017-12-26 19:00:16まとめると ・"黒"はその存在を型月インド神話の神々に知られておらず、彼らの目をすり抜けられる。 ・"黒"が預かった「後悔」を返すことで、アルジュナさんはカルデアでの記憶や、神の役者でない「自ら選んで動く自分」を思い出せる。だから"黒"さんは神々に対する「蟻の一穴」。 という自説でした。
2017-12-26 19:02:35