牧眞司の文学あれこれ(2018年版)

SFや海外文学愛好家、牧眞司さんの文学関連のツイートまとめ。
書籍 文学 小説
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牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
年末に出た本なので見すごしているかたも多いと思いますが、レアード・ハント 『ネバーホーム』(朝日新聞出版)がたいへんな傑作なので! こちらの記事で紹介しています。 shimirubon.jp/columns/1686772
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
「これはSFではない」などと説法するジジイにとどめを刺してやろう! このコラムをお読みください。 shimirubon.jp/columns/1673545 現代においてSFの本質について論じ、その「価値」や「独自性」をことさらに強調するのは滑稽とまではいわないが無益に思える。
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
NEWS本の雑誌「今週はこれを読め! SF編」更新されました。こんかいはグレッグ・イーガン『シルトの梯子』(ハヤカワ文庫SF)を取りあげています。 webdoku.jp/newshz/maki/20…
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
書評のさわり―― 新しい量子グラフ理論に基づく宇宙観がもたらされるのだろうか――と、チカヤたちは感じている。ポストヒューマンがポストポスト宇宙論に思いを馳せているわけで、現代人はこのくだりを読んでいてクラクラするばかりだ。 webdoku.jp/newshz/maki/20…
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
山本弘『プラスチックの恋人』(早川書房)読了。これはコントラヴァーシャルな野心作。意識を備えた少年型アンドロイドとの性愛を扱っているが、作中で俎上にあがるさまざまな論点は、いま日本社会でさかんに取り沙汰されている二次元児童ポルノをめぐるものと同型だ。思考実験といってもよい。
板橋哲@日本SF読者クラブNo.001 @satosiTS
@ShindyMonkey はやく翻訳され世界中の人に読んでほしい。そして性のあり方について早急な結論を出すことを避け、踏みとどまって考えるきっかけにしてほしい。 そういう一冊だと、高く評価しています。
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
「考えるきっかけ」、ホントにそのとおりですね。 この作品は物語としては完結しているけれど、問題については安直な結論を出さすに、読者へ差しだされています。児童性愛アンドロイドを提供する者、享受する者、その存在を排除しようとする者、それぞれ感情論で終わらずに理がとおっている。 twitter.com/satosiTS/statu…
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
21世紀の個人作家叢書企画でベストをあげるなら、『エリアーデ幻想小説全集』全三巻でしょう。ほかにも意欲的な企画はいくつもあるけれど、よくぞ出してくれたという感動、そしていまだ充分な評価を得ているとはいいがたいこの作家の偉業を伝えるという意義。図書館で借りてでもぜひ! twitter.com/kimyonasekai/s…
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
『エリアーデ幻想小説全集』の書評、ぼくはこんなふうに書きだしています。 文学における〈知の巨人〉といえば、ミルチャ・エリアーデにとどめをさす。比肩しうるのは、せいぜいスタニスワフ・レムくらいだろう。 →
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
→ もちろん、博識ならボルヘス、知的技巧ならナボコフ、情報密度ならピンチョンという怪物がいる。だが、彼らが「虚構と現実」の迷宮に遊んでいるあいだに、エリアーデとレムは「世界(=根元的宇宙)」という、目もくらむ高い山をめざす。頂上があるのかもわからない斜面をたどり、険しい岩場を……
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
「凄い文学あります!」シリーズ」 【書評】マルセル・ブリヨン『砂の都』(村上光彦訳/未知谷) shimirubon.jp/reviews/1674186 純化された幻想文学。あくまで架空都市の風韻と色彩に丹精が凝らされている。繰りだされる驚異の輝き、情景の手ざわりが素晴らしい。
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
「凄い文学あります!」シリーズ ブリヨンをもう一冊。こちらは短篇集。 【書評】マルセル・ブリヨン『旅の冒険』(村上光彦訳/未知谷) shimirubon.jp/reviews/1678152 リヨンがひらく幻想の領域は、異世界よりも彼岸と呼ぶほうがふさわしい。宗教的なそれではなく、時の流れや生命と無縁な場所だ。
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
「凄いSFあります!」シリーズ 【書評】イアン・マクドナルド『火星夜想曲』 砂漠の蜃気楼のような町、不思議な寓話のような運命 shimirubon.jp/reviews/1673123
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
「凄いSFあります!」シリーズ ストルガツキー兄弟『ストーカー』 異星知性が残したゾーンの危険、そして残酷な奇蹟への期待 shimirubon.jp/reviews/1673118
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
NEWS本の雑誌「今週はこれを読め! SF編」更新されました。こんかいは小川一水『アリスマ王の愛した魔物』(ハヤカワ文庫JA)を取りあげています。 webdoku.jp/newshz/maki/20…
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
書評のさわり―― アイザック・アシモフのロボット工学三原則に基づく連作は、ミステリの趣向があったが、「リグ・ライト----機械が愛する権利について」はその発展形といえるかもしれない。終盤で明かされる思いもよらない真相は…… webdoku.jp/newshz/maki/20…
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
『はまむぎ』ほどヘンテコで、しかも心から離れない作品は珍しいです。わざとらしい実験小説でもなく、精妙な幻想 文学でもなく、平然と、そして奔放に、ヘンテコなのです。 twitter.com/allreviewsjp/s…
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
ラテンアメリカ文学というと反射的に「マジックリアリズム」が出てくるけど、『パースの城』はシュルリアリスム小説の達成ともいうべき傑作です。端正なゴシックロマンスの意匠の向こう側に、夢の因果律が立ちあがる。 twitter.com/allreviewsjp/s…
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
石川宗生『半分世界』(創元日本SF叢書)読了。創元SF短編賞受賞作家の第一短篇集。4篇とも奇想小説で、着想もさることながらシチュエーションの転がしかたとディテールにちらちら覗く絶妙なオカズ感(即興演奏的なひねり)が面白い。
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
収録4篇を読んだかぎりの印象だけど、石川宗生の作風は絶頂期のかんべむさしを髣髴とさせる。しかし、もっと小説をつくりこんでいくというか、アイデアの瞬発力で読ませるよりも、アクセルをじわじわ踏んでいく感じが独特。
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
先日、作品社の《エリアーデ幻想小説全集》が古書価が凄いことになっているという話題がありましたけど、そうなるまえに揃えておいたほうがイイデスヨというのが、水声社の《レーモン・クノー・コレクション》ね。クノーはどの作品もユニークなので、読めば読むほどハマりますよ。
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
クノーの作品、ALL REVIEWSに再録してもらった『はまむぎ』の紹介はこちら。 allreviews.jp/review/1856
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
それ以外の作品については、こちらで書評をしています。 shimirubon.jp/series/28
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
NEWS本の雑誌「今週はこれを読め! SF編」更新されました。こんかいは山本弘『プラスチックの恋人』(早川書房)を取りあげています。 webdoku.jp/newshz/maki/20…
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
書評のさわり―― 物語の中心にあるのは、性暴力をも含む児童性愛である。ただし、そこには直接の被害者はいない。 ここで俎上にあがるさまざまな論点は、いまの日本社会でさかんに取り沙汰されている二次元児童ポルノとまったく同型だ。 webdoku.jp/newshz/maki/20…
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コメント

伊藤正一 @awaroba 2018年3月29日
まとめを更新しました。
伊藤正一 @awaroba 2018年8月9日
まとめを更新しました。
伊藤正一 @awaroba 2018年9月18日
まとめを更新しました。