2018年1月5日

植民地小説なる単語に新たな意味が付け加わろうとしているのか

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大久保ゆう:〈遁花秘訣〉体得 @bsbakery

異世界モノはファンタジーとして……SFとして……という話がまたぞろ出て来てますが、文芸を扱う仲間に説明する際、私はよく「あれはかつての植民地小説の再現なんですよ」と言ってたり。願望が強烈に現れるところも、地続きの世界観も、プリミティヴな感じで。

2017-12-26 17:19:23
yasu@覚醒の準備 @yasu_ja_jp

@bsbakery これ、本当にそうだと思います。そしてその植民地文芸とともに、気づかぬうちに差別感覚まで持ち込まれていないかと危惧もしています。

2017-12-26 19:08:24
foxhanger @foxhanger

「書き手読み手の(無意識的な」『帝国主義』的願望が透けて見える」小説のことを「植民地小説」と呼んでいるようだけど学術的な意味のそれとは違う、と言う趣旨はわからないでもないんだが、じゃあ最初のツイートはミスリーディング気味。

2018-01-05 16:34:47
岡和田晃_新刊『サンワード』が出ました @orionaveugle

20世紀的といいますか、その源流は19世紀末からといったほうが正確でしょうか。『黄昏の原郷』の「ケルトの幻像と、破滅的リアリズム」を参照。

2018-01-05 11:14:29
岡和田晃_新刊『サンワード』が出ました @orionaveugle

「異世界ファンタジー」が植民地文学、という意見には、両方をやっている者としては明確に反対ですね。粗雑すぎる。とはいえ、私のいう「異世界ファンタジー」というのは、あくまでも英語圏での20世紀的ゴシックファンタジーやハイファンタジーの文脈にあるものという理解です。

2018-01-04 11:36:07
海法 紀光 @nk12

@orionaveugle ここで言われてるのは、いわゆる最近の「異世界転生もの」ではないかと思います。そうした作品のテンプレとして、「ファンタジー世界にいった現代人が、神から与えられた異能や文明知識(近代農業とか)で活躍し、支配者となる」というのがありまして、これは植民地小説的と言ってよいかと。

2018-01-05 12:28:04
岡和田晃_新刊『サンワード』が出ました @orionaveugle

@nk12 限定をかければ、おっしゃる批判は成立すると思います。ただ、植民地文学というのは、帝国主義の同化政策を前提とした状況で、支配的言語を利用して(しばしば抵抗の意図で)書かれたものを学術的には指します。満洲文学など。ただ植民地主義的な欲望むき出しな作品とは、分けて考えたいものですね。

2018-01-05 15:19:57
海法 紀光 @nk12

@orionaveugle 多分、参照したツイートは同じだと思うのですが、そちらは続きを見る限り、いわゆる異世界転生ものであって、異世界ファンタジー一般ではないことは明らかだと思います。

2018-01-05 15:39:23
岡和田晃_新刊『サンワード』が出ました @orionaveugle

@nk12 いえ、見てないと思います。特定のツィートに対する批判ではなくて、最近あちこちで言われており、何もかも一緒くたにした意見もあるのを耳にしておりますので、私の立場表明をさせていただいた次第です。

2018-01-05 15:41:34
海法 紀光 @nk12

@orionaveugle なるほど、「異世界ファンタジー一般」を、「植民地文学だ」とする意見は、私は一度も見たことがありません。どのあたりでご覧になれました?(問題等あればDMで)

2018-01-05 15:45:13
海法 紀光 @nk12

@orionaveugle というのは、異世界転生作品と植民地主義的欲望の類似については、自分も前にツイートしたことがあるので、もし、それが、そういう変な広まり方をしているのであれば、自分も責任を感じるので、アプローチしたいと思いまして。

2018-01-05 15:53:47

コメント

キャンプ中毒のドライさん(Drydog(乾)) @drydog_jp 2018年1月5日
白人酋長物って用語が既に存在するという認識なのだが。
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緑川⋈だむ モデルナフルチン @Dam_midorikawa 2018年1月5日
「GATE」なんかはまさに「ぼくのかんがえた正しい満州事変」だしな
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緑川⋈だむ モデルナフルチン @Dam_midorikawa 2018年1月5日
すると冒険ダン吉なんかも発表時点では現代の転生モノラノベ的受け取られ方をしていたんだろうか
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catspeeder @catspeeder 2018年1月5日
こういう文化的侵略問題と正面から向き合った作品もある。ログホラや料理道がそう。
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田中 @suckminesuck 2018年1月5日
植民地主義的であると表現する際に植民地文学という語を誤用するなってことかな。
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田中 @suckminesuck 2018年1月5日
植民地文学的な異世界ものとなると転移者の支配下で転移者の使用言語で書かれた体をとる文学とかになるんだろうか。よくわからん。アメリカ大陸のナチ文学とか少し近いかなと思いました(小並感
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うにら @riafeed 2018年1月5日
内政チートのことを言ってるのかな?
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聖夜 @say_ya 2018年1月5日
これこそアーサー王宮廷のコネチカットヤンキーそのものでは
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Hoehoe @baisetusai 2018年1月6日
非実在植民地ならええやん
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通りすがりのだいこん @KansaiF 2018年1月6日
植民地文学って言葉知らんかったから調べたけど、なんか違う気がするなぁ。以前に聞いた、かつてエルフっていうのは西洋人から見た未開人の揶揄であって、差別意識が生んだどーたらこーたら、の話に近い気がするけど。平凡な先進国人を上げる装置としての未開の土地のエルフ、だっけ?
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フローライト @FluoRiteTW 2018年1月6日
歴史は繰り返すとか収斂進化・・・というよりも、単純に「そういう発想を得た人がそういう枠組みに押し込んだ」ってだけの話。 ようするにコイツが「植民地小説の再来だ!」と思ったから吹聴してるだけで、コッチが付き合ってやる必要は一切ないのです。
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foxhanger @foxhanger 2018年1月6日
そもそも「植民地小説」と「植民地文学」が同じものか、というところから食い違いが始まっている。
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く〜す〜 @kjcc41shiro 2018年1月6日
確かに、植民地小説/文学という言葉がどの様なものを指しているのかの認識のズレがありますね。 このまとめの最初のツイートをした方がTLでロビンソンクルーソーを引き合いに出していて、私もそうした西洋文明による植民地支配を時代背景に書かれた物を指していると思ったのですが(続く)
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く〜す〜 @kjcc41shiro 2018年1月6日
(続き)日本が植民地支配した地域で、被支配側の方が日本語で書いた作品を「植民地文学」と言う定義があるよ、との指摘が出てきている。 これは西洋文明による植民地においても成り立ちますが、支配側の視点で書かれたものと被支配側の視点では書かれたものでは全く意味合いが異なるのでややこしくなりますね。
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鮎麻呂 @aymro 2018年1月6日
今年はサイードが《オリエンタリズム》(この本は小説ではないです)を発表して40周年。ポストコロニアリズムも同時に誕生したわけで、学び直しのいい機会。思想の表出たる異世界創造の営みと、現在から未来においての作品の位置づけについても示唆が得られそうですよ。
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メー @haruhiz 2018年1月8日
日本人が作った漢詩や、うちなんちゅが東京弁で書いた小説はどうなんだろ
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F414-GE-400 @F414_GE_400 2018年1月11日
調べたところ「植民地文学」というのは支配される側が書いた小説のことで、植民地主義的・帝国主義的な内容の小説とは180度異なる。
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