- marumarumoheji
- 6359
- 1
- 0
- 1
投手 星野仙一について知っていること : フィルダースチョイス fielderschoice.blog.jp/archives/69090… この稲尾コーチとの話大好き
2018-01-06 08:57:58稲尾和久が見た星野仙一 こんなことがあった。星野先発の試合、3点リードで七回まできた。球威が落ち始めていた。 ピンチを招いてわたしがマウンドに向かうと、右のこぶしでグラブをバンバンたたき、 いかにも元気いっぱいの様子。
2018-01-06 08:59:06ところが「どうだ」と話すと「見てわかるでしょう。駄目ですよ。リリーフを用意してください」。 一体この態度と会話のズレは何なのか。引っ掛かりを覚えながらも、 行けるところまでということにしてベンチに帰った。
2018-01-06 08:59:17八回またピンチになる。さすがにもう限界だ。再びマウンドに行くと、 そこでも彼はピンピンしている様子で、 疲れなどおくびにも出さない。しかし話はもう次の投手のことだ。 「だから駄目だって言ったでしょう。 ところで次は誰ですか」などと平気で交代を前提とした話をしてくる。
2018-01-06 09:00:02「孝政(鈴木)だよ」というと「あいつ調子悪いですよ、大丈夫ですか」などと実に冷静だ。 とにかくマウンドを降りるのは本人も納得だと思い、監督に交代の合図を送った。 私がマウンドで手を頭にやったら続投、後ろ手に組んだら交代、腕組みをしたら監督の判断に任せる、という取り決めだった。
2018-01-06 09:00:22交代となって、鈴木が出てくる。マウンドを降りていく星野。 ここで彼の態度が一変するのである。 憤然とベンチに向かったかと思うとグラブを地面にたたきつけた 。納得の交代ではなかったのか。 おまけに鈴木が打たれて追いつかれたのがまずかった。
2018-01-06 09:00:48無念を示した星野のパフォーマンスに興奮していたファンから、 「なぜ星野を代えた」と野次の集中砲火を浴びて、こちらもほとんど火だるま状態になってしまった。
2018-01-06 09:00:55翌日星野を問い詰めた。 「おい、昨日の態度は何だ。あれじゃまるで無理やり代えたみたいじゃないか」。その答えがふるっていた。 「稲尾さんはまだ名古屋にきたばかりで知らんでしょうが、私は燃える男といわれとるんです。 どんな状況でも弱気なところは見せられんのです」
2018-01-06 09:01:14稲尾和久氏 講演 geocities.jp/chubotunnels19… 稲尾さんいろんなところで投手星野の話しててなんだかんだで気に入ってたんだなと
2018-01-06 09:03:10私の経験を1ついいますと、星野仙一といういまの中日の監督がいますが、彼の晩年の頃ですが、当時私は中日のピッチングコーチをしていましたが、試合前ブルペンで星野が投げてるところはなるべく見ないようにしていました。見るととても怖くて投げさせられないからです。
2018-01-06 09:03:56晩年ともなると。キャッチャーの前でおじぎするような球なんですよ。ところが試合になるとね、グワーって燃えるんです。ブルペンの球なんかなんの参考にもならないくらいなんです。特に巨人戦なんていったらすごかったね~、お客さんも多いしね。
2018-01-06 09:04:51同時期に、三沢っていうピッチャーもいたんですけど、こいつを怒るとシュンとして使い物にならなくなるんですよ。そうすると仕方が無いから星野仙一を呼んで、星野にガンガン文句を言うんです。
2018-01-06 09:06:11「オレは打たれてないじゃないですか」って星野は言ってくるんですけど、「いや、いつか打たれる」ってガンガンに説教するんです(笑)。それを横で聞いている三沢は自分が直接言われているわけではないからシュンとはしないんだけど、あぁ俺のミスだったなって感じているわけです。
2018-01-06 09:06:28