橋迫vs尾上

岩永直子 『言葉はいのちを救えるか？』『今日もレストランの灯りに』発売中 @nonbeepanda

三原じゅん子氏の記事を公開したら、政治思想の問題で私にクレームをつけてきた人には心底驚いた。例えば、救急で運ばれてきた人が政治思想が相入れないからと言って救わないなどは有り得るのか？　私は、命や健康の問題と自分の思想の問題は切り離して報道しています。 buzzfeed.com/jp/naokoiwanag…

岩永直子 『言葉はいのちを救えるか？』『今日もレストランの灯りに』発売中 @nonbeepanda

全てにおいて、自分と同じ考えの人なんていないと私は思っています。だけれども、すり合わせて、大事な部分では協力して、一つ一つ解決したり、話し合ったりするしかないのではないか？　この人とは「思想が違う！」といちいち拒絶していたら、リベラルな思想の私は何もやる気が起きなくなりますよ。

Mizuho.H @_keroko

昨日の木村草太先生のツイートが違和感だったのは、「『母体』として健康であること」を目的としてしまうHPVワクチン再開の言説について、そこで前提とする「保守的な家族観」＝「子どもを産み育てる女性」という価値観が、微妙に右と親和性を高めていることに気づいていない印象を受けたからだと思う

Mizuho.H @_keroko

救うもの⇔救われるものの非対称性を前提として、自分を救う側に置くから、肝心のジャーナリストとしての視点に信用できないんだよ。HPVワクチン再開活動家ならわかるけど、ジャーナリストのやることじゃないでしょ。

Mizuho.H @_keroko

問題は岩永さんご自身が思想と健康は切り離して考えているかじゃなくて、健康と思想は切り離すことができない社会のありようを前提として、それをどう切り込むかなんじゃないの。だいたい、そんなもん切り離して考えられると思い込んでる前提が間違いなんだよ。

Mizuho.H @_keroko

しつこくつぶやいとくけど、わたしはHPVワクチン反対派でも賛成派でもないですよ。

Mizuho.H @_keroko

三原じゅん子がHPVワクチンを強く推進するっていうことは、子宮頸がん経験者としてのメッセージだけじゃなく、「女は産めよ増やせよ。日本万歳八紘一宇」というメタメッセージが発生すること、本気でわかってないんだろうなあ。

Mizuho.H @_keroko

HPVワクチンで「救う」べきは未来の「母体」ではなく、その「女性」そのものの命では？

Sakino Takahashi @sakinotk

岩永直子氏のこの記事なのだけれど、これは、ワクチンにかこつけた反科学的な《子宮頸がんへの偏見助長》記事としか読めませんでした。HPVワクチンをめぐって問題になっているのは、《ワクチンへの賛否》ではないということが大変よくわかる記事だと思います。 twitter.com/_keroko/status…

Mizuho.H @_keroko

本当に岩永直子さんには呆れてモノが言えない。なぜここで三原じゅん子氏を出してきたのか。：「命を守るのに躊躇はいらない」 子宮頸がんを経験した政治家がワクチン再開を訴える理由 buzzfeed.com/jp/naokoiwanag… @nonbeepandaさんから

2018-01-05 21:45:55

Mizuho.H @_keroko

「やる気なくしますよ」とか知らんがな。

Mizuho.H @_keroko

岩永直子さんの個人としての問題（まとめ） ①HPVワクチン再開派の立場を伝えずに、反対が比較的多い、スピリチュアルの現状についての取材を申し込んだこと。 ②「子宮系」をはじめスピリチュアルを「馬鹿にしている」、下に見ているにもかかわらず、真面目に調べている人間に近づいたこと。

Mizuho.H @_keroko

③自分がこれまで書いた記事を読んでいないわたしをなじり、自分の活動をなんで理解しないのか（タメ口で）なじったこと。ちなみに当方、リンク先なども教えていただいておりませんし、業績についての紹介も受けていません。友だちではありません。

Mizuho.H @_keroko

④「いま助産師のスピリチュアリティについて調べている」と述べたところ、助産師について「困った存在」と発言をしたこと。調べている対象を馬鹿にされるほど、実に不愉快なことはありませんし、岩永氏の勉強不足はよくわかりました。

Mizuho.H @_keroko

⑤取材をお断りしたところ、「スピリチュアルに関心を持つ女性は不安を抱えているというコメントを、ハシサコさんの名前で出していいか」と食い下がってきたこと。何言ってんだ、自分で言え。

Mizuho.H @_keroko

ツイートで「意見のすり合わせが必要」と書いてありますが、岩永直子さんがワクチン再開活動家としてならわかるんですよ。それに、再開活動家であれば、わたしは最初から不愉快な思いをせず、協力の断りをお伝えすることができました。でも、ジャーナリストを名乗っていらっしゃいますよね。

Mizuho.H @_keroko

下手をしたら、わたしがこれから取り組もうとしているスピリチュアルーフェミニズム―医療／出産について立つべきポイントを、岩永さんの信念によって台無しにされていた可能性があるわけです。まずそれが許せない。心底許せません。

Mizuho.H @_keroko

田中重人先生のご批判についても、d.hatena.ne.jp/remcat/2017092…　根本的な問題をご理解されていらっしゃらないようです。

Mizuho.H @_keroko

三原じゅん子氏を出して、HPVワクチン再開を喧伝するのも勝手です。目的のために、「おんなの幸せは子を産み家族をつくること」「それが日本を強くする」という思想に目をつぶることも勝手です。本当は目なんかつむってないようにも思いますが。自分たちの不幸についての思い入れも結構です。

Mizuho.H @_keroko

ただ、その目的を隠して、そうではないさまざまな人たちに取材をする、そのことで自分の主義主張を強化する、ということはジャーナリストがやることではありませんね。いや隠してるという意識すらなく、「正義」だと思っていらっしゃるんでしょう。だとしたらますます、ジャーナリストではありません。

Mizuho.H @_keroko

わたしはその「正義」の肥やしになりかけました、よりにもよって一番嫌いな、「母性と国家」という「正義」です。どこまで母親幻想に夢見ているのか興味はありませんが、その「正義」がすべての女性の支持を受けるものという幻想は捨ててください。実質的な迷惑を被るひとがいるからです。

Mizuho.H @_keroko

子宮という臓器が女性個人のものとなり、主体的に管理しうるものとなったのは90年代にリプロダクティブヘルス&ライツが広まり始めてからです。逆に言えば、それまで産む臓器として国家が管理、干渉するものだった。優生保護法の歴史が典型です。

Mizuho.H @_keroko

だからこそ、国家が子宮という臓器に干渉することに対して、他のどの臓器についてよりも神経を尖らせておかなくてはならない。三原氏のような政治家が関与することに、諸手を挙げて賛成してはいけないんです。そこは考えるべきことだったと思いますよ、個人的な不快感とは別に。岩永直子さん。

Mizuho.H @_keroko

あとね、HPVワクチンを打たせることを巡る言説が、「いかに自分が『正しい親』であるか」のモデルとして広まっているのもどうかと思うんですよ。だって問題はそこじゃないじゃん。リスクに躊躇するな（ドヤァ）って、決断力のある親御さんでよかったですねって褒めればいいのか、という。

Mizuho.H @_keroko

HPVワクチンを打つ／打たないの情報希求力と、判断力がネットでインフレ起こしてるの、娘がいる普通の親の家庭にはプレッシャーでしかないと思うんだが。

Mizuho.H @_keroko

村中璃子さんが科学者として素晴らしい仕事をした（らしい）といくら言っても、副作用患者について「クララ病」とつけてしまう、あるいは「リベラルだってワクチンを打ってもいい」と言い放つひとなわけで。そこでHPVワクチンを躊躇されても、それは致し方なかろうと素朴に思うわけですよ。