反対が多い「水道民営化」正しい理解
2017年3月
えっ、いつの間にか水道が民営化されてる。外国では水道料が倍以上になったり、不採算地域(田舎)に水道が引かれなかったりする問題が起きてるのに本当に民営化するつもりか?>水道の広域化促進へ法改正案を閣議決定:日本経済新聞 nikkei.com/article/DGXLAS…
2017-03-10 09:55:07@doku_f 条文を見ると、そうならないように地方公共団体以外の者が水道事業を運営する場合の制限を明文化したものと思えますが。
2017-03-10 10:01:21@ohnuki_tsuyoshi ありがとうございます。この件に関しては大貫さんの見解を伺いたいと思っていたので助かります。ただ以前この件に関しては麻生財務相が完全に民営化すべきだと言う発言をしているので気になります。
2017-03-10 10:06:07@doku_f この件は「民営化」「外資」「広域化」という独立した面がありますので、それぞれ理解した上で考える必要があると思います。個人的には「非地方公共団体化」と「民営化」は微妙に違うので、そのあたりもメリットデメリットを考える必要があると思います。
2017-03-10 10:11:26@ohnuki_tsuyoshi 成る程、論点の整理ありがとうございます。その観点で今後情報を読んでいこうと思います。
2017-03-10 10:18:09@doku_f おそらく厚労省の念頭にあるモデルケースは、東京都水道局の第三セクターである東京水道サービスだと思います。東京23区の水道事業者は地方公営企業である東京都水道局で、その業務のかなりの部分を東京水道サービスに委託しています。
2017-03-10 10:25:59@doku_f 東京都多摩地域の市町の大半は、水道事業を東京都水道局に委託しています。広域化、大規模化した方が施設を統廃合できますし、職員の専門性も高められ、経営効率も良いからです。
2017-03-10 10:29:37@doku_f 厚労省はこの方式を東京都以外にも拡げたかったのですが、うまくいかなかった。たとえば東京都と接する埼玉県の市が東京都水道局に委託するのは、都道府県の越境問題になります。しかし埼玉県が県全体の足並みを揃えてリードするのも難しい。
2017-03-10 10:37:59@doku_f 一番楽なのは、市町村が直接、東京水道サービスに委託してしまうことです。しかし現行法では経営や施設保有まで渡すことはできない。そこで水道民営化という話になるわけです。
2017-03-10 10:40:40@doku_f 問題は、私企業がライフラインを独占して良いのかという点ですが、これは電力という先例がありますから、外資規制なども含めてさらなる法整備が必要と思います。ただ、とりあえず大臣の許可を必要としていますし、まずはモデルケース作りでしょうね。
2017-03-10 10:45:12@doku_f 外資の参入は確かに問題なのですが、厚労省が目指しているのはむしろ東京水道サービスの国際メジャー化です。日本の水道事業を受託できる技術と規模を備えさせて、途上国の水道事業に参入することです。
2017-03-10 10:47:31