「そろそろ、「少女小説」について語り始めよう」嵯峨景子（社会学者）連載インタビューの補足・こぼれ話と読者の反応

嵯峨景子@『氷室冴子とその時代　増補版』発売中 @k_saga

【重版御礼】『コバルト文庫で辿る少女小説変遷史』(嵯峨景子著 彩流社)、発売一カ月で重版しました。懐かしの思い出が蘇り、また少女小説やラノベ・ポピュラーカルチャー研究にも役立つ一冊です。amazon.co.jp/dp/4779122759/ pic.twitter.com/T4dTFk9zMr

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小池みき @monokirk

ぐつぐつ煮込んできたロングインタビューを解禁！　社会学者の嵯峨景子さん@k_saga に、「少女小説」について熱く語っていただきました！／そろそろ、「少女小説」について語り始めよう／『コバルト文庫で辿る少女小説変遷史』著者・嵯峨景子インタビュー wezz-y.com/archives/51381 @wezzy_comさんから

小池みき @monokirk

@k_saga @wezzy_com 今となってはなかなか言及されない「少女小説」というジャンル全体について、縦横無尽に語る企画です。インタビューとしては私が喋りまくりですが、それはともかく嵯峨さんのお話はとても面白いので、そして『コバルト文庫で辿る少女小説変遷史』は偉大なお仕事なのでもっと知られてほしい。

小池みき @monokirk

@k_saga @wezzy_com 「少女小説」って実はなかなか不思議な言葉で、特に現代においては「少女が読んでいる小説」のことでもなければ「少女が主人公の物語」でもないんですよね。でもそこには「少女小説」としか言いようのない何かがある、というところを個人的には面白く思っています。wezz-y.com/archives/51381

小池みき @monokirk

@k_saga @wezzy_com ■このインタビューに登場する話題 ・いま、少女小説を読んでいるのはどんな人たちなのか ・少女小説の世界ではどんな物語が支持を集めてきた／いるのか ・ケータイ小説と少女小説の違いについて ・なぜ少女小説は、かつての盛り上がりぶりやその影響力に反して表立って言及されないのか などなど

小池みき @monokirk

ちなみに私とコバルト文庫の出会いは中1のとき。家に転がっていた藤本ひとみの一般向けエッセイを読み、自分のキャラを自画自賛（？）している場面に衝撃を受けて「美馬貴司とはいったい……？」と古本屋で新香織シリーズを探し、その異様にバブリーな世界にアテられて思わず全作買ってしまった。

小池みき @monokirk

中1〜中2の二年間、名古屋市内の古本屋を回ってはひとみ本を集めたんだよなー。まだネットで買い物する時代じゃなかったし、初期の作品はブックオフレベルの店では見つからなくて、すんごいしなびた古本屋とかを襲撃しまくってた。旧花織はたしかどこかの高校の古本バザーで見つけたんだった。

嵯峨景子@『氷室冴子とその時代　増補版』発売中 @k_saga

先ほどからRTしているようにWezzyにて連続インタビューの公開が始まりました。5日間連続更新です！今回は導入的な回ですが、少女小説を中心に話題は多方面に展開していきます。今まとめたツイートができないので帰宅後夜に改めて宣伝します。wezz-y.com/archives/51381

嵯峨景子@『氷室冴子とその時代　増補版』発売中 @k_saga

Wezzyにて「そろそろ、「少女小説」について語り始めよう／『コバルト文庫で辿る少女小説変遷史』著者・嵯峨景子インタビュー」が公開されました。全5回で聞き手はケータイ小説分析コラム「誰も知らない大きな国」が話題の小池未樹さんです。wezz-y.com/archives/51381

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第一回は導入として、2000年前後に生じた「少女小説が少女の読み物ではなくなっていく状況」と、拙著の核心である「少女小説について語る土壌をつくりたい」というお話です。この二つは重要な論点なのでこの後もたびたび言及していきます。wezz-y.com/archives/51381

嵯峨景子@『氷室冴子とその時代　増補版』発売中 @k_saga

このインタビューは広い枠組みで話すために2000年で区切りましたが、少女小説内部で見るとコバルト文庫とティーンズハートでは状況が異なります。その辺は『コバルト文庫で辿る少女小説変遷史』の中で丁寧に詳しく分析しているので宜しければ是非。amazon.co.jp/dp/product/477…

嵯峨景子@『氷室冴子とその時代　増補版』発売中 @k_saga

コバルト文庫40周年の2016年に少女小説研究本を刊行したのは、少女小説の歴史を纏めることでこのジャンルを語る土壌を作りたいという願いがあったからです。それから一年ほど経ち、さまざまな形で少女小説の歴史が再考される動きが出ています。この記事を通じてより多くの方に届きますよう。

嵯峨景子@『氷室冴子とその時代　増補版』発売中 @k_saga

「そろそろ、「少女小説」について語り始めよう」では拙著のなかで十分に取り扱えなかった「ケータイ小説の現在」についても小池さんと話しています。2010年代のケータイ小説、そして少女小説について縦横無尽に語ったインタビュー、是非ご期待下さい！wezz-y.com/archives/51381

嵯峨景子@『氷室冴子とその時代　増補版』発売中 @k_saga

あ、ちなみにケータイ小説がメインの内容なのは今後公開される第三回です。今回言及しているのは所謂ケータイ小説ブームの2008年頃までの作品。2010年代のケータイ小説と少女小説の比較、個人的に話していてとても興味深かったので公開が楽しみ。

小池みき @monokirk

社会学者の嵯峨景子さんインタビュー第二弾です。2010年代の少女小説について、駆け足かつ濃厚に語っていただきました！／20代以上が読む「姫嫁」もの、10代に刺さった『告白予行演習』／『コバルト文庫で辿る少女小説変遷史』著者・嵯峨景子インタビュー wezz-y.com/archives/51382 @wezzy_comさんから

小池みき @monokirk

@wezzy_com 今回の内容 ・『流血女神伝』みたいな少女小説はもうお呼びではない！？ ・ビーンズ文庫の「ボカロ小説」が、後発ながら成功した理由は？ ・懐かしの少女小説作家さんたちは今どこに？

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第二回が公開されました。2010年代の少女小説はどんなジャンルがヒットしているのかについて語っています。／20代以上が読む「姫嫁」もの、10代に刺さった『告白予行演習』／『コバルト文庫で辿る少女小説変遷史』著者・嵯峨景子インタビュー wezz-y.com/archives/51382

嵯峨景子@『氷室冴子とその時代　増補版』発売中 @k_saga

インタビューの中で語られている須賀しのぶさんの『流血女神伝』、うっかり言い忘れたけどヒロインが父親の異なる子供を産んでいるのですよね。すごい少女小説です。「このライトノベルがすごい！」2004年度版の4位にランクインもしています。wezz-y.com/archives/51382

嵯峨景子@『氷室冴子とその時代　増補版』発売中 @k_saga

『流血女神伝』に対する「このライトノベルがすごい！2004年度版」のコメントをみると「ジェットコースター」や「波瀾万丈」とあり、まさにそうだなと。それに対して今は少女小説とケータイ小説双方ともに「溺愛」がキーワードです。その変化を語っています。