ムーミン谷ってどこにあるの?トーベが子ども時代に夏を過ごしたストックホルム群島のブリードがモデルと言われているんだよ。(Blidö)“@FinnairJapan: ボルボカフェ。ムーミンさんと、カワイイ女の子。(^◇^) pic.twitter.com/yWIzifINy7” #ムーミン
2015-03-21 18:04:01@moomin_jp 「ムーミン谷は、スウェーデンの祖父が住むしあわせな谷と、フィンランドの島々とが一緒になって―それもうまいぐあいに混ざりあって―できあがったものです。」本人が舞台はフィンランドでは無く架空の場所だと言っているように聞こえる。ムーミン谷に対するスウェーデンの谷という表現まで使って。
2018-01-13 22:52:48ムーミン谷はフィンランドにあるのか?というと、本来は違っていました。だってキヌザルが生息しているのだから。ヨーロッパではサルがいるのは南方です。しかしヤンソンさんはナショナルイメージにあわせて途中からサルを消し、猫に変えました。ファンタジーランドとはそんなもんです。 pic.twitter.com/spYQMrxQnD
2018-01-14 17:23:31また、ヤンソンさんが描いた地図のムーミン谷周辺はどちらかというとノルウェーのフョルド型の地形です。フィンランドの平らな地形ではない。ヤンソンさんは初期にはフィンランドではなくスウェーデンやパリの方を向いていました。トゥリッキという親友を得てフィンランド人の自覚を深くしたようです。 pic.twitter.com/7o9UL6lYoS
2018-01-14 17:33:09ムーミン主要キャラの各国語での呼び名です。種族名はスウェーデン語でムーミントロル、フィン語でムーミ、主人公の名はスウェーデン語でムーミントロレット、フィン語でムーミペイッコです。 pic.twitter.com/lE7CP9ttPU
2018-01-14 18:40:26ヤンソンさんは親の代からのフィンランド人。フィンランドには昔からスウェーデン系が一定数いて大きな影響力をもっていました。北欧4国はゲルマン語系、フィンはエストニアやハンガリーとともに非印欧語系ですが、言語や国籍の問題は時代による変化もあって、日本人が考える以上に多重的です。 pic.twitter.com/B00dIpDHiF
2018-01-14 18:50:28「ムーミン谷は心の中に…」とは上手いこと言うなと感心する一方、僕は学者の仁義として「ムーミン谷の舞台はフィンランド」という記述がどこかにあるのではないか…個人的に追いかけているんです。内容紹介に「親愛なる日本の読者のみなさん…(続く)bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9…
2018-01-16 22:28:49(承前)…フィンランドにあるムーミン谷は…」というトーベ・ヤーンソンの言葉が寄せられている『ムーミン谷への旅』には期待を寄せたのですが、あろうことか第1章の扉のヤーンソン自身の言葉には「ムーミン谷は、スウェーデンの祖父が住むしあわせな谷と、フィンランドの島々とがいっしょになって…
2018-01-16 22:33:18(承前)…それも、すてきにまざりあって…できたものです」なんて書かれている。この本は、ヤーンソンの執筆活動を育んだフィンランドの紹介やムーミンの内容紹介、ヤーンソンの伝記などを日本人の著述家たちがそれぞれ書いたエッセイ集で(ムーミン入門としてはよくできているのでお薦め)…(続く)
2018-01-16 22:39:31(承前)…やはりムーミン谷はスウェーデンの情景とフィンランドの情景とを混交させながら、それをベースに創造された世界だろうと。では講談社のHPにある「フィンランドにあるムーミン谷は…」という紹介文はどうしてあぁなったのかなぁ?bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9…
2018-01-16 22:44:42@T_YYAMA 貴重な情報に思います。僕も早速この本を読みました。内容は日本人の著述家たちによるムーミン入門書で、第1章にはトーベの「「ムーミン谷は、スウェーデンの祖父が住むしあわせな谷とフィンランドの島々とがいっしょになって…できたもの」言葉があり、どっちなの?と思いました。
2018-01-17 00:52:36モデルプレス - ムーミン谷の場所、公式が見解発表 センター試験の出題を受けて mdpr.jp/news/detail/17… # @modelpressより
2018-01-18 12:58:26@daisuke_furuya @miya_19870304 さらには、ムーミンの絵本等を見た人なら、「おさびし山」と森と川と海が近くにある山あいの「ムーミン谷」を思い浮かべるので、地理の地形図だけでフィンランドを選ぶことはできません。
2018-01-18 16:02:28@daisuke_furuya 冨原眞弓『ムーミンを読む』に地図が何枚か紹介されてます。その中に「ムーミンパパ海へいく」で、ムーミントロールとその家族が谷をすて海の小島に移り住むその小島が、フィンランド湾沖に浮かぶパパの島として紹介されてます。僕はそこから単純にムーミン谷はフィンランドだと思ってました。 pic.twitter.com/DNdQhnt35v
2018-01-19 01:31:40チクチク言うようで何なのですけれど、これは「ホビット庄のモチーフになったのはウェールズの田園地域だから、ホビット庄はウェールズです」と言ってるくらいダメな話では? headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180119-…
2018-01-19 10:11:54「ムーミン谷には火山なんかも出てくるが、フィンランドには火山が一切ない」--『ムーミン谷の夏まつり』冒頭の噴火のことを指していると思しいですが、この火山はムーミン谷の「近くにある」(ママ)と言われつつ、同時に「黒い小島にある」(パパ)とも説明されます。 headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180117-…
2018-01-20 08:38:57たしかに、バルト海には活火山のある島が存在しないようですが、モロモロ考えるに、この「火山のある島」というのは、火山がしばしば噴火してはスカンディナビア半島まで火山灰が飛んでくるアイスランドを指しているようにも思えますね(地震や洪水も起きているので、より近そうな感じもありますが)。
2018-01-20 08:43:20ともあれ、『ムーミン谷の夏まつり』における火山の位置情報はかなりふわっとしたもので、ムーミン谷の位置を特定する参考にはなっても、決定的な情報ではないかな、と思えます。
2018-01-20 08:46:54つまるところ、『架空地名大事典』に掲載されている地図の根拠(出典)を誰かが提示することができれば、解決する話なのだと思ってます。 twitter.com/Molice/status/… pic.twitter.com/KEDYJTkogt
2018-01-20 08:54:50マングウェル&グアダルーピの『世界文学にみる架空地名大事典』(講談社)に掲載されている地図によれば、ムーミン谷を含む〈王様ジョーンズの国〉はモロにスカンディナビア半島にあります。あの地図の出典はどこなんだろうとたまに思う。(調べれ) amazon.co.jp/dp/4062105640
2012-05-12 11:57:20さらにめんどくさい話。この本を根拠に、「フィンランド湾沿岸にある国」なのだから、別個の国なのでは?との指摘もあるようですが--これ、原書にあたらないと確言はできませんけれど、原文では「地域」「土地」と言っている可能性が高いのでは。そもそも、トーベ・ヤンソンの文章でもありませんし。
2018-01-20 09:10:49とりあえず、アルベルト・マングェル氏にどこかの報道機関が問い合わせ、参考意見を伺ってみるというのは如何でしょうか。僕が聞けよと思われるかもしれませんが、流石にこの種のことを、無報酬で問い合わせたくはありませんので。 manguel.com
2018-01-20 09:15:44