- Kei_Kei_Twi
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さて,先日の某新年会のネタ用に昨年5月のモスクワ旅行の写真を整理しました.せっかくなので,エネルギア社(旧OKB-1,コロリョフ設計局)博物館の写真を少しだけ抜粋してご紹介します. (尚,写真の整理は新年会当日の朝4時まで終わらなかった模様.計画性のNASA^^;) pic.twitter.com/b6zH4WHvNf
2018-01-15 23:05:40こちらが展示ホール. 一階にはアポロ・ソユーズテスト計画の展示やミール,ボストークやボスホート,ソユーズのカプセル等が展示されています. 二階には歴代の各種衛星や探査機の模型(非常に精巧にできているか,もしくは試験モデル)が展示されています. pic.twitter.com/txMkJfuobW
2018-01-15 23:10:12まずは二階から. スプートニク1号!(ひょっとしてコスモノート展で見た物かな?) 内部が見える形で展示されていて,フェアリングも展示されてます. アンテナの付け根,素人目に木材のように見えてしまうのですが…さすがに樹脂か何かかな^^; pic.twitter.com/0vZPRZN9lw
2018-01-15 23:15:04こちらはライカ犬を乗せたスプートニク2号. ライカについて色々想うと共に,これを一月で用意して打ち上げたというのだから…一体どんな大騒ぎだったのか^^; pic.twitter.com/4K4ic6K2mh
2018-01-15 23:21:37スプートニク3号. 本当はこちらが1号になる予定でした. 重量は何と1.3t.同時期のアメリカの衛星は14kg.観測機器が満載で,その分開発が長引いたようです. 人工衛星の試作初号機としては,やはりシンプルな1号が良いと思うな. pic.twitter.com/yCxXGi8OX0
2018-01-15 23:28:17金星探査機ベネラ3号. 中々見る機会がないのでとても興奮しました. 飛行中に交信が失われたものの,人工物体として初めて金星上に到達しました. 半球形のラジエーターもステキ.(3枚目の写真はその内側) pic.twitter.com/Tfyy5DNDxL
2018-01-15 23:34:25ベネラ3号,当時の太陽電池の質感等も面白いです. pic.twitter.com/D6yOVfzPbs
2018-01-15 23:37:14二階には,この他にも色々な衛星が展示されてます. (全てはご紹介できないのですっ飛ばします^^;) pic.twitter.com/MDMOKO4fHN
2018-01-15 23:40:39おっと,ルナを忘れるところだった. ルナ1号(初めて月面に硬着陸),3号(初めて月の裏を撮影)と9号(初めて軟着陸)の展示もあります. pic.twitter.com/JyVMXfFJtv
2018-01-15 23:46:29モルニア通信衛星も展示されています. pic.twitter.com/idSadmfBWe
2018-01-15 23:49:00次は一階をご紹介します. ミールも展示されてるのですが,星の街で見たのであまり写真を撮らなかった^^; pic.twitter.com/0lqmxl3fIf
2018-01-15 23:50:15一階展示室の入り口付近には,アポロ・ソユーズテスト計画の展示. 当該ソユーズの帰還カプセルや,ドッキング機構等が展示されています. pic.twitter.com/ml4HO4lfjF
2018-01-15 23:53:58ドッキング機構のミニチュアも展示されていて,どこがどう動くのか想像すると面白いです. pic.twitter.com/yQtU0tJwFi
2018-01-15 23:56:57ミールの隣には,幻のボスホート3号! 建造されたものの,結局打ち上げられませんでした.たぶん実物. ボスホートは1人乗りボストークの魔改造型で,3人が搭乗可能. 大まかな構造はボストークと同じですが,頭に付いている円錐台形の部品はボストークには無く,これは予備の逆推進エンジンです. pic.twitter.com/GpZLhWYRK2
2018-01-16 00:02:50アンテナの展開機構とか温度調整機構とか,もう面白くって撮りまくっちゃう. 金属の板が巻きつけてある構造もアンテナで,開放するとゼンマイのように伸び展開します. pic.twitter.com/I4xTKT1foX
2018-01-16 00:06:33他にも機械船部分に色々な機械が付いてるんだけど,ちょっと用途が想像できない. 一枚目,赤いキャップの下は姿勢制御のためのセンサーかな? pic.twitter.com/7VSdnBFYcG
2018-01-16 00:08:24こちらはボストークのテスト機. 頭に付いている扇状のアンテナが可愛いですね. ようく見ると,部品を色分けしてСССРの文字が書かれています.この他のロシア機だとあまり見たことが無い茶目っ気です. pic.twitter.com/eVcFkFaS7J
2018-01-16 00:11:34帰還カプセルと機械船を繋ぐアンビリカル.ガガーリンさんが飛んだ時は,再突入時に予定通り分離せずえらい目に合いました. 他にも色々興味深い機器が付いてます.透明色に色分けされた部品は何だろう? pic.twitter.com/V8LDj1XvTz
2018-01-16 00:14:47犬を乗せて帰還したボストークテスト機の帰還カプセルも展示されています. pic.twitter.com/VHAbiIbfgz
2018-01-16 00:17:34再突入時に要となる耐熱シールドの断面も見放題なのです! pic.twitter.com/yT9Ovowr6c
2018-01-16 00:22:44そしてエネルギア社の博物館至高のお宝,ガガーリンが乗ったボストーク宇宙船の実物! そのままゴロンと置いてあって,なんと触ってもOKとのこと. pic.twitter.com/q5h6MUEqoW
2018-01-16 00:25:46船内の様子. アナログの地球儀が面白いです.黒い箱に付いている暗証番号キーは操縦を自動から手動へ切り替えるための. 手動操縦用の操縦桿も. pic.twitter.com/arFtrcIQ1L
2018-01-16 00:28:40こちらはハッチ. てっきりハッチの窓は1つとばかり思っていましたが,実物を見ると3つ付いていたようですね… 4枚目はアンビリカルが接続されるコネクタ群. pic.twitter.com/Ajfd7pJ1Bl
2018-01-16 00:31:17カプセル表面の様子. 壮絶な再突入の様子が伝わってきます. 表面の銀色をした層が燃え残った部分には,繊維状の何か(石綿?)と銀色の箔が見られます.繊維と金属箔を重ねることで太陽光による入熱を防いでいたのかな? pic.twitter.com/d5K3YhAS7O
2018-01-16 00:37:20こちらはボストーク6号. 世界初の女性宇宙飛行士,かつ非軍人宇宙飛行士のテレシコワさんが飛行した機体です. これは以前,イギリスのコスモノート展で会った実物ですね^^ pic.twitter.com/vH2yJfOGhq
2018-01-16 00:40:07