【中日新聞主筆「大村知事は性同一性障害」と差別発言　民進系野党3党は問題視せず】にコメントしても、コメントが消されないまとめ。

小出宣昭主筆の失言には違いないが、【時々、大村さんみたいに、保守かリベラルか、性同一性障害くらいの知事が出ます】を【大村知事を「性同一性障害みたい」】という見出しに変えちゃう毎日新聞も大概だな。前者だと特に差別意図はなくて、文脈的には「コウモリ」や「どっちつかず」でも代替可能＝言葉のあやレベルの話だけど、後者だと明らかに「性同一性障害」に対する差別的意味合いが先にあって発言したようにしか見えないし。

誤解と偏見は差別の萌芽に違いないが、「オレが差別だと思うから差別だ」も根っこは同じレベルの思い込みですよ。例えば「特定外国人は日本から出て行け」みたいな明らかな差別発言ならともかく、文脈や誤解でしかない単語の使い方を問題視する＝言葉狩りがしたいだけならそう云ってくれ。相手にしないから。 RT ten_tacle：毎日の見出しが端折りすぎなのも一つの問題ですが、「どっちつかず」を性同一性障害という言葉に例えたことを言葉のあやで済ませるのはいかんです。

「その言葉の使い方は誤解と偏見に基づくもので、正しくありません」と指摘されて改めないどころか逆ギレするようなら、それを差別と認定するのはやぶさかではないけど、文脈も意図も無視して用法と知識の問題に挿げ替えて、それを差別意識だと称するなら、何でも差別に転化出来る。

例えば「マスゴミ」もマスコミ関係者を揶揄・侮蔑する表現である以上、文脈次第では差別的意図を持って使う事が出来る言葉だが、だからといって「マスゴミ呼ばわりした」＝「マスコミ差別だ」とはならんだろう？　斯様に、それが差別かどうかはあくまでも文脈や意図を持って判断すべき。

差別的言動を批判するために必要なのは無知を糾弾する事ではなく、無知を許して諭す事。それが相互理解に繋がり、差別意識の解消に繋がるんじゃないの？　この国に限らないけど、反差別を掲げる・叫ぶ人間ほど他者に対して攻撃的で、口では対話がどうのこうの云いつつも、実態は「反差別棍棒」を手に他者を一方的に批判する快楽に酔いしれるゲスばかりが目立つのが難儀よね。

それが無知無学によるものなのか、偏見によるものなのか、差別的意識によるものなのかは、今の段階では判らない上、明らかと云えるほどの差別的文脈でもないんだから、個人主観で安易な差別認定は止めようって話ですよ。それこそ、我々は裁判官じゃないんだから。 RT karappoflavor：新聞主筆なら右往左往か右顧左眄でしょ、それをわざわざ「性同一性障害」を使って誤解誤用は通らないんでは？小学生じゃないんだし字面でわかるでしょ

文脈的に「どっちつかず」で済む言葉を「性同一性障害」と例えた事自体が誤解に基づく誤用である事は違いないが、全体の文脈を判断せず、安易に「差別だ」と糾弾してしまうのは大変危険な話。最近話題になった「ガキ使」のブラックフェイス問題もそうだけど、安易に差別認定する人は往々にして自分の偏見（思い込み）には無頓着だから怖いのだわ。

あと、本人はすでに「言葉の選択として間違っていたので発言を撤回し、おわびします」と訂正・謝罪しているんだけども、それでも「許さん差別だ！」って吹き上がってる人の目的は何？　小出宣昭主筆が中日新聞を退社するか自殺するまで、ずっと「いいや言葉の選択の問題ではない。お前は差別主義者だ」って叫び続けるのが目的なの？

ほらな。差別かどうか判らない事でも、「オレが差別だと思ったんだから差別だ！　許さねえ！」って人が何時までも面倒だから、世の中はそういう表現を避けるようになったというだけなんだよね。難儀な話で。

消されていたのは以下のオレのコメントです