南三陸町 物資が行き届いていない現状レポート (@TKHDKTGW)

4/1~ @TKHDKTGW さんが南三陸町で実際に経験した「物資が行き届いていない」現状の赤裸々レポート ふんばろう南三陸プロジェクト http://t.co/26lYeEy 南三陸町関連情報まとめ http://bit.ly/fuhXkh
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@TKHDKTGW

孤立してた避難所にシャボン玉が飛んだなう

2011-04-01 14:27:53
@TKHDKTGW

いま南三陸エリアで物資配布完了。現地は物資がなかなか届かない孤立区域。缶詰、お酒、たばこなどを追加で送ることに。

2011-04-01 17:09:24
@TKHDKTGW

こんな壮絶な被災地とたくましい被災者みてると首都圏の放射性物質とかどうでもよくなるなあ

2011-04-01 21:45:20
@TKHDKTGW

ヤマト便の営業所は孤立地域でも機能してる。郵便局よりタフ。これを活用しる

2011-04-01 22:09:56
@TKHDKTGW

現在、被災地の物流は動脈のみ開通した感じ。毛細血管の末端のニーズに応えるには行政は不向き。感知しようとすらしない状態らしい。そこまで手が回らないのだろうが工夫のしようがあるはずだ。

2011-04-02 00:01:00
@TKHDKTGW

辺境の困ってる人のところには期限を二日過ぎたおにぎりが届く始末らしい。

2011-04-02 00:02:11
@TKHDKTGW

昨日は @saijotakeo さんとその父君、そして急きょ参加したMさんという社長さんと被害が甚大という南三陸沿岸を巡る。仙台市街地はガスはまだ通ってないものの見た目は普通。至って日常の風景が続いていたのだけど。沿岸に近づくと突如がれきの山が出現する。

2011-04-02 09:12:53
@TKHDKTGW

@saijotakeo さんが詳細にレポートしているが、このオンオフぶりはすごい。そして範囲の広さにも驚く。がれきだらけの海岸にしか見えないそこは、市街地だったのだ。水門の名残がところどころにあるのだけど、津波の威力の前にはあまりにも貧弱。

2011-04-02 09:14:36
@TKHDKTGW

地震発生からの3週間でずいぶん片づけられていて、とりあえず道路はきれいにならされていた。途中でたくさん見かけた自衛隊の働きだろう。もちろん、ご遺体は見当たらないが、地震直後はそれはもう「地獄」のような光景だったらしい。

2011-04-02 09:16:58
@TKHDKTGW

車は原形を止めないほどに潰れている。途中、車窓からホルスタインの亡骸が何体か転がっているのを見たのだけど、半分に千切れたりしている。人間がどうなるかは推して知るべしである。話に聞くと、平野部で津波に飲み込まれた人は、助かった例がいくつかあるらしい。

2011-04-02 09:20:17
@TKHDKTGW

住宅密集地では家と家の間から出てくる水がちょうど水鉄砲のように威力を増して、すごい勢いで人を流すとのこと。同じ原理で谷あいのエリアは海岸から何キロも離れたところまで車や船が運ばれ、ひっくり返ったりしている。

2011-04-02 09:25:59
@TKHDKTGW

そのあたりで一番高そうなビルに上ってみた。1階、2階はがれきのやま。それを踏み越えて屋上に出る。ビルの4階相当の高さである。足元には干からびたムール貝が転がっていた。柵か何かが取り付けてあったであろう鉄骨が、陸地の方向にぐにゃりと曲がっている。

2011-04-02 09:29:06
@TKHDKTGW

どこかで10メートルの堤防が破られたとニュースになっていたけど、たとえ20メートルあったとしても無理だったと思う。それこそ「進撃の巨人」ばりに塀に囲まれて暮らすしかない。また亡くなった方の多くは「ここまで津波が来ないだろう」「もう大丈夫だろう」と油断した時に被災している。

2011-04-02 09:34:08
@TKHDKTGW

助かりたければ逃げに専念するしかない。用心ってのはしすぎるくらいがちょうどよいのだと、改めて思った。立ち向かうなんてのは、もうムリです。こんなすごいのに。

2011-04-02 09:35:30
saijotakeo @saijotakeo

一緒に現地にいったシステマのインストラクターの北川さん@TKHDKTGW も現地のレポートをしています(実家に泊まってもらっている)。一緒に瓦礫の中を歩き、支援物資を届け、子ども達に笑顔を与えています。ぜひフォローしてみてください。

2011-04-02 09:35:58
@TKHDKTGW

もうなんて言ったら良いかわからない状態でうろうろしていると、Mさんがみうらさんという魚屋さんとお友達になっていた。みうらさんはローンが残っている家ごとお店を流されてしまっている。でもその跡地には早くもお客さんへのメッセージと仮の看板が設置されている。

2011-04-02 09:46:11
@TKHDKTGW

南三陸で一番最初に再開する、とのこと。テレビのインタビューなどにも出たりしたらしい。まだ物資が届いてないところに行きたい、とMさんが告げると、案内してくれるという。避難所によっては物資が活用されないこともあるらしい。

2011-04-02 09:47:53
@TKHDKTGW

その案内で6か所に届ける。西條さんがしこたま仕入れたおもちゃやお菓子類(総額約10万円以上)が大活躍である。これらは100均で買ったのだけど、被災地に持っていくのを知った店長さんが義捐金として1万円を包んでくれた。別のご婦人は箱のカイロを差し入れてくれた。

2011-04-02 09:50:32
@TKHDKTGW

あと @asillizaさんが届けてくれたおもちゃや食品も一気にはけた。子供たちの多い避難所では子供たちが集まってきて我先にとっていく。ちゃんと友達や兄弟のぶんももっていくのだからえらい。その中にベビーフードや子供服などをたくさん持っていく子がいた。

2011-04-02 09:53:09
@TKHDKTGW

聞いてみると家に赤ちゃんがいるという。月齢を聞いてみると「生まれたばかり」との答え。「何日くらい」と聞くと「1週間」という。地震の後だ。こんなところでも赤ちゃんは生まれている。すごい。

2011-04-02 09:54:41
@TKHDKTGW

避難所はどれだけ重い空気なのかと覚悟していたのだけど、意外にも明るい空気。しんどい現実には変わりないけど、「仲間がいる」ということが、どれほど被災者たちに力を与えているか、ということを感じた。

2011-04-02 09:57:36
@TKHDKTGW

大きな避難所では物資が余っている。また炊き出しや物資到着の情報は大きな避難所にしか届かない。でも地域の小さな集会所やお店に数家族が寄り集まったような小さな避難所はおそらく無数にある。そういうところに届くのは大手避難所に配られたものの残りもの。しかも賞味期限が切れていたりする。

2011-04-02 09:59:45
@TKHDKTGW

おそらく赤十字や行政に集められた義援金は末端になかなか届かない。そうしたところに必要なものを必要な時に届けるには、遊撃隊的な活動が有効とのことだけど、行政にも赤十字にもおそらくそういうノウハウも人手もない。あまりにすごい事態だから。まずは草の根でやらないといけないのが実情っぽい。

2011-04-02 10:02:56
@TKHDKTGW

ただ、消防署でも事務職とかはやることがなくて時間をもてあましているらしいので、そういう人を遊撃隊にしちゃえば良いと思うのだけど、やっぱり役所はそうもいかないらしい。

2011-04-02 10:04:40
@TKHDKTGW

今回の最大の収穫は三浦さんと知り合えたことだ。「みうらホットライン」で今、何が南三陸で足りないかを知り、それをダイレクトに届けることができるようになった。そうした活動のノウハウは、孤立しているほかのエリアにも役立つに違いない。

2011-04-02 10:06:34
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