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日本赤十字北海道看護大学(北見市)
厳冬期災害演習2018の開催について
8回目の実施となる厳冬期避難所展開・宿泊演習2018(通称:厳冬期災害演習2018)は、これまでの課題解決を進め、展開手法をレベルアップさせるとともに、演習参加者の冬期対応能力の向上を目的として実施します。今年の重点項目は要援護者・環境衛生に配慮した「トイレ」「暖房」「ベッド」です。屋内施設として日本赤十字北海道看護大学体育館(避難想定200名)を使用した避難所展開演習を実施するとともに、屋外では熊本地震でも多数生じた車中泊について、「冬の安全な車中泊」をテーマに車内対応演習を実施します。
(略)
5)参加者持参品
所属団体の服装(ベストやビブスの着用推奨)、個人用避難生活用具、寝袋(冬用推奨)、
懐中電灯(ヘッドライト推奨)、上履き(必須)
※毛布は一人一枚供給可能ですが、これのみで就寝することは不可能です。
※自治体、団体の整備している冬期対応資材(防寒用具)等を本演習でお試しください。
※動きやすく温かい服装でお越しください。防寒着、手袋は必ずご持参ください。
※就寝室温は4℃前後を予定しています。体調不良の方のご参加はご遠慮ください。
天声人語子も今回の厳冬期演習に参加された模様。
北海道沖で超巨大地震の起きる可能性が高いというニュースが流れたのは昨年末であった。ナマズが機嫌を損ねるのは、春から秋までとは限るまい。厳冬期の避難生活で何が起きるか。日本赤十字北海道看護大(北見市)の演習に参加して、体育館で一夜を過ごしてきた。(後略)
日赤北海道看護大、厳冬期避難所展開宿泊演習、今年もスタート。年々、地方自治体の参加者が増えている様子。今年も遠くは関東、信越からも参画しているとのこと。ここで得られた研究や演習成果が、寒い地域に限らず、全国の有事の際に少しずつ役立てられています。 pic.twitter.com/8vyIxf9z08
2018-01-13 15:06:08避難所で初期に取りかからねばならないのはトイレ。対策が後手にまわると、あっという間に詰まるはめに。屋外の仮設型は段差と雪で滑りやすいと、レンガで階段を。 pic.twitter.com/0JuRhst7lz
2018-01-17 15:51:48避難所といえば、こんな感じでブルーシートに毛布の光景でしょう。しかし、これでは寒くて眠れません。この時、室温は5度くらい。 pic.twitter.com/QkoeGanFpe
2018-01-17 15:59:12寒さ対策① 体育館内にテントを立てます。周囲に幕をはり、その中で寝る。空気の対流による微風が防げ、それだけでもだいぶ寒さが違います pic.twitter.com/Jiw3FcV7Xi
2018-01-17 16:08:49寒さ対策② 段ボールベッド。床上と段ボールベッドと両方で寝比べましたが、格段に違います。作り方は至って簡単。 pic.twitter.com/F4ER0q9PN7
2018-01-17 16:23:39出来たのを大きい段ボールに詰めます。大を6つ並べて一人分。封はせず、天板のような段ボール板を載せます。以上。寝ている間、箱の中に個人の所有物を入れられる仕組み。 pic.twitter.com/OBUz5n4CEj
2018-01-17 16:46:02厳冬期避難所展開・宿泊演習2018 1日目が終わりました! 学生さんたちがとっても働き者!それに比べると動いてないけど、足がガクガクw歳だね(*´-`) 明日も早いので寝まーす( ´ ▽ ` )ノ ダンボールベッドはこんな感じです↓ pic.twitter.com/MCxbB6m6lq
2018-01-14 00:37:56積雪地帯の場合、停車して眠っているうちにマフラーが雪に埋まってしまい、排ガス中毒の恐れ。だからエンジンをかけられず、車中泊もままなりません。 pic.twitter.com/yQiCSGgQ9w
2018-01-17 16:53:11皆さんの顔に疲労感が見えながらも無事終了。全停電の想定で、より良い避難所環境を整える為の段ボールベッドの展開、炊き出しや屋外仮設トイレの演習、災害関連死の減少を目的にエコノミークラス症候群の座学ほか多数、今年はこれでもか!という検証内容。一緒に泊まる以前に完全に冷えてしまい、 pic.twitter.com/nOqNu7gf1U
2018-01-15 00:45:40心折れて深夜に帰宅。翌朝から再開。朝日新聞の記者さんと「良いとこ取りの取材、撮影だけしてるのが最も寒い。皆さんと行動内容を共にし動いた方がまだ良い」と笑い合う。また上ってくる太陽の光と暖かさは格別。寝ずの番で演習リーダーの根本昌宏教授と裏方で働く研究会の学生さん達には頭が下がる。 pic.twitter.com/n1cEvhvWvD
2018-01-15 00:45:41今回の朝食は、富山・高岡のヤマヤ物産さんの炊き出し。熊本地震の益城町でも活動されていらっしゃいました。 pic.twitter.com/MIVOXLly2c
2018-01-17 17:05:07参加したのは、防災機関・保健師・看護師・民間企業など160人ほど。「あの環境で高齢者が過ごせるだろうか」などと議論しました。 pic.twitter.com/GaOshiEZ8B
2018-01-17 17:17:24