【まとめ】「ギガタウン 漫符図譜」から始まる漫符談義

こうの史代さんの「ギガタウン 漫符図譜」から色々と繋がったので、まとめました。
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おりひか いくお @Orihika

#文字 いずれこれらもUnicode化するのだろうか。 pic.twitter.com/CETkdk8xQ0

2018-01-20 17:45:23
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グラレコのカエルンの中の人 @ujisakaeru

@Orihika アイコンの練習会も考えているのですが参考になりそうです。本の名前など教えていただければ幸いです。

2018-01-20 17:57:05
おりひか いくお @Orihika

「ギガタウン 漫符図譜」(こうの史代 著) j.mp/2FYxdpO :漫符104種を四コマ漫画で解説、後書きでコマの流れ・吹き出し・効果等の漫画文法の説明もあり、#手帳 イラスト や #グラレコ に参考になります(^_^) > @ujisakaeru

2018-01-20 18:44:33
おりひか いくお @Orihika

#手帳 イラストにキャラクターを登場させる場合、タムラカイさんの「emography(エモグラフィ)」 j.mp/2FWkCDv も参考になりますね。

2018-01-20 18:53:56
おりひか いくお @Orihika

#文字 絵文字Unicode化の際、海外技術者に日本漫画文化の知識が乏しく、CRYING FACEの涙、FACE WITH COLD SWEATの汗、SLEEPY FACEの鼻提灯が区別なく標準字形化されそうになったが、日本のレビューアの尽力によって無事本来の意匠となった。

2018-01-20 18:12:23
おりひか いくお @Orihika

#文字 今なら、涙・汗・鼻提灯などの漫符は、気息符号のように独立した文字コードを割り当て、合字処理で合わせる方式にすれば、あらゆるモノ文字に表情をつけられて便利かも知れない(一応、汗マーク j.mp/2G07cX5 は独立文字がある)。

2018-01-20 18:28:24
胡麻 @GotoSesame

@Orihika むか~し、梶尾真治さんの『綺型虚空館』(1984早川)所収の「奔馬性熱暴走」で、汗マークを手描きで貼り付けてたの思い出しました。きっとあの後、文字化されたんですね。

2018-01-20 18:47:46
おりひか いくお @Orihika

@GotoSesame 残念ながら「奔馬性熱暴走」を読んだことがないのですが、汗マークは文中に出てくるのでしょうか(^_^)

2018-01-20 19:04:45
胡麻 @GotoSesame

@Orihika そうなんです。 「💧💧💧💧💧💧💧💧」 という感じで。

2018-01-20 19:06:47
おりひか いくお @Orihika

@GotoSesame それは、当時としては素晴らしく画期的な表現ですね(^_^) ケータイ絵文字どころか日本式顔文字「(^_^)」などもまだない時代ですから。

2018-01-20 19:11:04
おりひか いくお @Orihika

汗の漫符で照れ・焦りを表現は日本の漫画由来で、日本式顔文字(^_^;)にも反映されていますが、元になった(^_^)が作られたのが1986年ということなので。 j.mp/2FWyb5Q > @GotoSesame

2018-01-20 19:12:39
胡麻 @GotoSesame

@Orihika 梶尾真治さんの原稿を受け取ったSFマガジン編集部もびっくりしたでしょうね。 今思ったのですが、会話文中の💧表現は、当時('80年代初頭)の女子高生たちの丸文字コミュニケーションには普通にあった気がします。ご本人 @kajioshinji3223 に伺ってみたいところではあります。

2018-01-20 19:17:45
おりひか いくお @Orihika

「変体少女文字の研究」(山根一眞 著) j.mp/2FXxnxx によると、丸文字は1978年頃から急速に普及したとのことなので、漫画→丸文字→梶尾さんの涙文字なら、ケータイ絵文字とは従兄弟関係かも知れませんね(^_^) > @GotoSesame

2018-01-20 20:07:16
胡麻 @GotoSesame

@Orihika なんか色々つながりましたねー。今の絵文字の源流が変体少女文字文化に(も)辿れるというのは、すごく実感できます。

2018-01-20 20:11:20
おりひか いくお @Orihika

もう一つ思い出しましたが、昔新井素子さんにインタビューした際、自分は漫画を文字で書いている感覚だが、丸文字文や漫画台詞のようにハートマークや汗など文字でないものは使わず表現するのが小説家の矜恃だと仰っていました(^_^) > @GotoSesame

2018-01-20 20:39:36
胡麻 @GotoSesame

@Orihika あー、それ思い出しました。たぶん新井さんは当時の丸文字女子のインサイダーなんですよね。それに対して梶尾さんは少女文化の外の人なので、わりと気兼ねなく実験として漫符の借用ができたのかもしれません。

2018-01-20 20:47:01
胡麻 @GotoSesame

@Orihika 今調べてみたら夢枕獏の「カエルの死」、筒井康隆の「虚航船団」も1984年なんですよ。日本SFがこぞって表現上の実験をしてた時期なのかもしれませんね。

2018-01-20 20:49:15
おりひか いくお @Orihika

@GotoSesame インタビューしたのが1984年で、新井素子さんは当時大卒直後なので、まさにその通りですね(^_^)

2018-01-20 20:56:53
梶尾真治 @kajioshinji3223

@GotoSesame @Orihika あの時代、普通に文通で使っていた記憶があります。だいたい奔馬性という病名も国枝史郎の小説に登場する城主の業病名からとり、好き勝手に思いついたギャグを繋いだものでポピテピピックやらゲバゲバに近いものをとイメージしてました。

2018-01-21 02:42:08
胡麻 @GotoSesame

@kajioshinji3223 @Orihika ありがとうございます! 当時あの作品はかなり衝撃的で、ギャグの一つ一つまで未だに覚えているほどですが、30余年目にして原作者様から創作秘話を聞けるとは思ってもみませんでした。 「神州纐纈城」でしょうか、ぜひ読んでみます。

2018-01-21 02:56:25
おりひか いくお @Orihika

@kajioshinji3223 @GotoSesame コメント感謝致します!様々な特殊文字表現に興味があるため、改めて拝読したいと思います(^_^)

2018-01-21 06:38:55
梶尾真治 @kajioshinji3223

@GotoSesame @Orihika そうなんです。 城主の呪われた病名から。と書いたら、知ーらかんすのフレーズ思いだしました。

2018-01-21 07:38:04
胡麻 @GotoSesame

@kajioshinji3223 @Orihika 「知いらかんス~」は仲間内でも流行語になってました。あと、とっぱちからくさやんつきラーメンとか、箱根の老人(「何もせん方がいい」)とか…読後30年を経て未だに思い出し笑いがこみ上げてくる作品というのはやはりすごいと思います。いや、ギャグ以外の作品の数々ももちろん大好きですけども。

2018-01-21 07:54:42