草津温泉から避難しないほうがよい

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早川由紀夫 @HayakawaYukio

草津白根噴火1週間:春休み予約「半分以下」 遠のく客足 - 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20180… 同町総務課は「本白根山は噴火したばかりで、火山の傾向も分からない。どの方面に避難すればいいのかすら不明で、専門家に聞かないと計画を立てようがない」

2018-01-30 05:32:31
早川由紀夫 @HayakawaYukio

草津温泉からの避難方向は自明。南と東の2方向しかない。南がメインルート、東がサブルート。常時と同じ。問題は、いつ逃がすか、どうやって逃がすか、だ。方向の問題ではない。 pic.twitter.com/2T3wWt7Iax

2018-01-30 05:40:30
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早川由紀夫 @HayakawaYukio

草津町の人口は6000人。宿泊客がその2倍くらいいるだろう。2万人をどうやって避難させるか、簡単ではない。温泉街の道は狭い。もし無計画に避難指示したら、避難行動の混乱で死者が出る。

2018-01-30 05:42:57
早川由紀夫 @HayakawaYukio

草津温泉は避難しないほうがよい。噴火口から5キロ離れた台地の上にあるから建物の中にいれば大丈夫だと覚悟を決めて留まる。せいぜい火山れきが降るだけだ。もし溶岩流が向かってきたら、あわてず騒がず順番に逃げる。溶岩が温泉街に到達するまで3日はかかる。

2018-01-30 05:45:42
早川由紀夫 @HayakawaYukio

過去30万年間、草津温泉に白根山の噴火で火山灰や火山れきが5センチ以上降り積もったことはない。30万年間なかったことがもし今回起こるなら、それは諦めていただきたい。科学の限界だ。(草津温泉には1万5800年前に軽石れきが1メートル降り積もった。お隣の浅間山の噴火による)

2018-01-30 05:53:54
早川由紀夫 @HayakawaYukio

30万年前も、4800年前も、山頂から出た溶岩が草津温泉に向かって山を下ったが、どちらも温泉の直前で止まった。いま溶岩は西側に高い壁をつくって温泉街の風よけになってる(だから草津温泉は高地低温だがいつも風が弱い)。次の溶岩が下ってきても堤防になって温泉街を守ってくれるだろう。

2018-01-30 06:02:17
早川由紀夫 @HayakawaYukio

鏡池からも噴火していた場合の流下範囲。白い太線に沿って流れる。草津温泉はには向かいにくいし、向かっても台地の上にあるから襲われにくい。赤は4800年前の溶岩と火山錐 pic.twitter.com/RfJP6zMSTP

2018-01-30 15:23:46
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