【音食紀行】「室町!~祇園祭再興の活力源!町衆の「食」を考える~」開催事前情報まとめ

料理イベント開催前に事前情報をまとめました。
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音食紀行 @onshokukiko

次回、音食紀行京都公演は2018年に恵文社様で開催を考えております。確定しましたら、改めて告知いたします。 京都の皆さまどうぞよろしくお願いいたします。

2017-09-10 19:26:00
音食紀行 @onshokukiko

2018年の節分は京都へ。京都で歴史料理初開催。記念すべき開催地は「恵文社 一乗寺店」。イギリスのガーディアン紙が2010年に発表した「世界で一番美しい本屋10」に日本で唯一選ばれたことでも知られる本屋です。 関西の皆さま是非に。 2月3日(土) 午後【京都】恵文社一乗寺店

2017-10-01 00:14:37
音食紀行 @onshokukiko

音食紀行京都公演! 室町料理会! 京都で室町時代の庶民の料理を!会場は恵文社一乗寺店。 歴メシカメラマン久保田さん @kubottey とのトークショーも併設。 明日、詳細告知いたします。室町時代にタイムトリップいたしましょう。

2018-01-01 19:32:39
音食紀行 @onshokukiko

節分は京都!そうだ京都へ行こう。 やるぞ室町!焦点は老舗料亭も取り上げていない町衆の食。音食紀行久々の日本編は京都で室町!です。 【音食紀行】室町!~祇園祭再興の活力源!町衆の「食」を考える~ eventon.jp/10419

2018-01-04 22:03:09
リンク イベントン 【音食紀行】室町!~祇園祭再興の活力源!町衆の「食」を考える~ on EventOn 2018年02月03日(土) 17:00 ~ 19:00 / 京都府京都市左京区一乗寺払殿町10 COTTAGE(コテージ)恵文社一乗寺店 南側 / 節分に京都で室町時代料理イベントを開催いたします!室町の中でも今回は町民の食に光を当てて当時の料理を提供したい次第です。*本イベントページから申し込みできない場合は、下記メールアドレスまでご連絡ください。 info.onshoku(at)gmai... 45
音食紀行 @onshokukiko

石田三成様(@zibumitunari )。この度京都で室町時代再現料理イベントを開催します。文献に基づいたメニューには、「きっと三成も食べた柿(『本朝食鑑』、他)」を入れています。処刑前でも生の渋柿を食べなかった三成様。当時最高級の大和産甘柿漬けてます。是非ご参加を! eventon.jp/10419/

2018-01-04 22:17:05

本公演の監修:Tohka様

とうか @a_tohka

南無阿彌陀仏 酒かな飲まふ しろきこめかな ひめにして ゆをものまはや しなしなと 食いたやな (御伽草子『常盤の姥』より) 紐解く文献は『山科家礼記』『近世節用集』『本朝食鑑』他多数。テーマは室町!音食紀行京都公演、来てね。 twitter.com/onshokukiko/st…

2018-01-04 22:21:12
とうか @a_tohka

明日樽亭店主代様(@astarte_kyoto ) 春の始めの御悦び、貴方に向かってまず祝い申し候。サテ来ル二月三日付音食紀行京都公演「室町!~祇園祭再興の活力源!町衆の食を考える~」の案内を申し上げます。宜しくお伝えください。 twitter.com/onshokukiko/st…

2018-01-04 22:37:22
とうか @a_tohka

天文六年正月。 各町組を代表する五人の町人が、ときの将軍足利義晴を訪れた。その年賀、銭二百貫文(約二千万円)。 そして始まる京の復興!古来、美食は富と共にあり! 【音食紀行】室町!~祇園祭再興の活力源!町衆の「食」を考える~ eventon.jp/10419

2018-01-04 23:22:32
とうか @a_tohka

現在の日本酒よりアルコール度数は高いのですが、いわゆる酒っぽい刺激は古酒のほうが少ない。後味がめっちゃご飯!ご飯のなかから噛んだときの甘味だけを凝縮したみたいな味。 【音食紀行】室町!~祇園祭再興の活力源!町衆の「食」を考える~ eventon.jp/10419

2018-01-06 21:51:47
とうか @a_tohka

七草粥なー。14世紀初期の『拾芥抄』(百科事典)によれば、ナナクサカユは七“種”粥、つまり 米・ 小豆・大角豆・ 黍・粟・菫子・薯蕷からなる粥のことでした。「日本人の主食は米」とは、まだ言いきれなかった時代です。 twitter.com/onshokukiko/st…

2018-01-07 22:23:56
とうか @a_tohka

承前。「ナナクサカユ」の音にあたるのが七種粥だっただけで、春の七草(七種菜)は遥か昔から記録されていました。室町中期に記された『公事根源』によると、延喜11年正月七日には宮中で七種の若菜を食しています。 twitter.com/onshokukiko/st…

2018-01-07 22:24:39
とうか @a_tohka

御伽草子『七草草紙』によると、七草粥の起源は唐。酉の刻に芹、戌の刻に薺、亥の刻に御形(五行)、子の刻に田平子、丑の刻に仏座、寅の刻に菘、卯の刻に清白、辰の刻に七種の草を合わせ、東の方角から清水を汲み上げて煮て食べましょう。 twitter.com/onshokukiko/st…

2018-01-07 22:26:13
とうか @a_tohka

【メニュー紹介②】 ■割れ!焙烙焼き(出土品から考える当時の生活) アニメ忍玉乱太郎や小説『村上水軍の娘』でおなじみ村上水軍。彼らはホウラクに火薬を詰めて投げたそうですが、ホウラクはもともと調理具兼食器です。壬生狂言では…割る!twitter.com/onshokukiko/st…

2018-01-09 23:18:23
とうか @a_tohka

【メニュー紹介③】 ■餅餤の歌賃南飯風(『近世節用集』よりアレンジ) 餅餤(ベイダン)とは野菜などの入った四角い餅のこと。歌賃南飯(カチンナンバ)とは鴨と葱のお雑煮のこと。鴨肉と冬野菜たっぷりで個人的には一番楽しみ。 twitter.com/onshokukiko/st…

2018-01-10 00:30:44
とうか @a_tohka

聖護院大根に鹿ヶ谷かぼちゃ、山科なす、果てはあの壬生菜まで。実は府が認定している「京野菜」のほとんどは江戸時代になってから栽培されはじめた品種です。当日会場では、室町時代からの京野菜を使います。たーのしーみー。 twitter.com/onshokukiko/st…

2018-01-10 00:36:36
とうか @a_tohka

最近は安い角形も出回っていますが、京都のお雑煮は本来丸餅。私自身は「角が立たへんように」と聞いて育ちましたが、室町時代から続く本家尾張屋さんによると「昔は丸いものをすべて餅といった」そうで。餅だから丸い?丸いから餅? twitter.com/onshokukiko/st…

2018-01-10 00:39:51
とうか @a_tohka

ちなみに室町時代における私の推しは伏見宮貞成親王です!南北朝の動乱のさなか南朝が優位になり、持明院統の崇光天皇は退位に追い込まれ…貞成親王はよんどころない政治的経済的事情でなんと40歳まで童形で生活している。想像するとキッツい。 twitter.com/onshokukiko/st…

2018-01-10 00:50:04
とうか @a_tohka

【メニュー紹介⑤】 ■随喜の功徳汁 随喜功徳とは法華宗の説く教えの一部。狂言「宗論」では、法華宗の僧が浄土宗の僧と論戦するうちに、法華の教えの有り難さときたら、芋茎の汁を食べたときの喜びほど!等とボケ始めます。皆知ってるメニュー。 twitter.com/onshokukiko/st…

2018-01-14 17:23:59
とうか @a_tohka

応仁の乱以降は「皆法華」と呼ばれていた上下京の住人たちですが、1310年代はまだ「山門の気風」、つまり比叡山延暦寺の傘下にあったようです。洛中に法華宗(日蓮宗)が爆発的に普及したのは南北朝のころ。 twitter.com/a_tohka/status…

2018-01-14 17:32:03
とうか @a_tohka

なお当時の人にとっては、個人ごとに推し僧がいたり夫婦で宗派が異なったりするのは普通です。推し変、宗派換え、アリです。洛外の北野天満宮辺りには結構キリスト教徒もいた。 twitter.com/a_tohka/status… twitter.com/onshokukiko/st…

2018-01-14 17:36:48
とうか @a_tohka

仏教の影響により、食への妄執は卑しいとされていた室町時代初期。後期になると段々、主な観衆・パトロンが町衆になってきたこともあり食への思いは明るく描かれます。有名な狂言「棒縛り」も、主人の留守中に甘いものを食べたい下人たちの話。 twitter.com/onshokukiko/st…

2018-01-14 17:39:31
とうか @a_tohka

現在、滑って転ぶギャグといえばバナナの皮ですが、当時はすりおろした山芋。狂言「川端とろろ」では、突然押し入ってきた強盗に対し、すりこぎととろろで立ち向かいます。強いぞ町衆。当日は随喜の功徳汁に、とろろで作ったはんぺんを入れます。 twitter.com/onshokukiko/st…

2018-01-14 17:40:22
とうか @a_tohka

ゴルゴンゾーラって強そう、ギリシャ神話に出てきそう。当時地方民にとって、町衆たちが食べていた物はハイソすぎて覚えにくかったよう。狂言「文蔵」は「まるで軍記物に出てくる武者みたいな…」と、美味しかったものの名前を思い出せない男の話。 twitter.com/onshokukiko/st…

2018-01-14 17:44:35