そもそも小集団では、無記名投票でも(匿名化の)効力がないかも…、という怖い話
- gryphonjapan
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「先日、投票用紙に記載された候補者の名前に丸をつけるとお伝えしましたがそうではなく投票用紙に名前を書き込む形でした。無記名投票ではあるのですが…。」 相撲協会、裏切者をつるし上げられるよう無記名投票から、筆跡が特定できる記名投票にしてしまう。 #tvasahi #報ST pic.twitter.com/N0pNikCluh
2018-02-02 22:01:19報道ベンチャーのJX通信社代表取締役。88年山口県生。報道機関や当局、企業にAIでリスク情報を速報する fastalert.jp や、選挙報道・情勢調査、ニュース速報アプリ @NewsDigestWeb 開発などに取り組んでいます。著書に「シン・情報戦略」📕👉 amzn.asia/d/0UqsgMb
有権者100人くらいの理事選の結果が盛んに報じられているが、内輪では誰が誰に入れたか完全に分かっているはず。有権者20万の小選挙区とかでも党派別などの数字で誰が仕事してないか分かることもあるくらいだから、100人ちょっとの選挙で無記名投票が目的通りワークするとは思えない。
2018-02-03 21:14:24こう見えてワイドショーは大好きなので放映内容は後からでもチェックしている。そのワイドショーによると、以前は候補者の名前を書き込む形式の投票方法だったのが、最近は候補者名に○をつける形式に変わったという。これで投票方法が変わったので匿名性が上がったと言う。それはちょっと。
2018-02-03 21:25:47@kyoneshige 報道ステーションで報じられたところによると、またそれが再び記名投票に変わったそうです。文章のご趣旨とはまた別の話ですが… twitter.com/camomillem/sta…
2018-02-04 01:10:08※一部、私のツイートで「記名投票(投票者の名前を書く)」ことと「(無記名だが)候補者の名前を書く」、いわゆる自書式の投票と用語を混同したものがあります
2018.2.2報ステ。「先日、『投票用紙に記載された候補者の名前に○をつける』とお伝えしましたが、そうではなく、投票用紙に名前を書き込む形でした」「筆跡で誰が書いたかバレる。日本出身じゃない親方もいるし」 執行部はなぜ投票方法を理事会に無断で改悪した?大問題だ twitter.com/i/web/status/9… pic.twitter.com/5xtks2TC3w
2018-02-03 09:21:00一門が6つで、定数が10。予め票割りする前提で、11人の候補者。これでは○だろうがチェックマークだろうが記名式だろうが関係ない。有権者数が変わらず、一門単位で票割りする動きも変わらないとすれば、定数を3とか5とかにしないと無記名投票の意味は無いだろう。
2018-02-03 21:29:42@kyoneshige 「うちの一門は、枠の右上に小さい〇をつけることにしよう」とか「我ら7人は〇を閉じずに『C』と書こう」とか申し合わるとかいろいろ方法あるそうですね。 twitter.com/kyoneshige/sta…
2018-02-04 01:12:08こういう「選挙っぽいが選挙ではない選挙」の中で多数派工作をして意見を通そうと思ったら、正論や美学では駄目だろう。それが分からない人なのか、分かってなお美学を優先する人なのかは知らないが、もともと選挙でもなんでもない選挙をあえて選挙にするために身を捨てる意義は自分には分からない。
2018-02-03 21:34:23あと少し待てば、はっきりとしたニュースがわかるかな。 / “2018年相撲協会理事選は、投票直前に、投票方法が「候補の名前を書く」に変更されていた(文科省の指導を無視) - Togetter” htn.to/RBEPmx
2018-02-04 01:33:04母集団が小さい場所で「無記名投票」しても本当に投票の秘密って保てるだろうか?というテーマを描いた菊池寛のすっげー怖い話。 「入れ札」 aozora.gr.jp/cards/000083/f…
2018-02-04 01:22:27菊池寛「入れ札」 aozora.gr.jp/cards/000083/f… 国定忠治にお供する子分を投票で決めるなんて設定、あり得るわけないんだろうけど(笑)、大正デモクラシー、昭和初期を生きた菊池寛はこの時代と舞台に仮託して、何かを語りたかったんだろうね。少人数での秘密投票、確かにこんな展開もあろう(笑) pic.twitter.com/ErqYDuwb6t
2018-02-04 01:30:33入れ札 菊池寛
http://www.aozora.gr.jp/cards/000083/files/47858_32247.html
上州岩鼻の代官を斬り殺した国定忠次一家の者は、赤城山へ立て籠もって、八州の捕方を避けていたが、其処も防ぎきれなくなると、忠次を初め、十四五人の乾児(こぶん)は、辛やく一方の血路を、斫り開いて、信州路へ落ちて行った。
(略)
忠次は、黙々として、みんなの云う事を聴いていた。二三人連れて行くとしたら、彼は籤引では連れて行きたくなかった。やっぱり、信頼の出来る乾児を自ら選びたかった。彼は不図ふと一策を思い付いた。それは、彼が自ら選ぶ事なくして、最も優秀な乾児を選み得る方法だった。
「お前達の様に、そうザワザワ騒いでいちゃ、何時が来たって、果てしがありゃしねえ。俺一人を手離すのが不安心だと云うのなら、お前達の間で入れ札をしてみちゃ、どうだい。札数の多い者から、三人だけ連れて行こうじゃねえか。こりゃ一番、怨みっこがなくって、いいだろうぜ」
忠次の言葉が終るか終らないかに…(後略)
菊池寛の小説に、入れ札、と言うのがある。国定忠治が赤城山から、落ち延びる時、子分達で親分に随行の3人を選ぶ選挙をする。中の一人が自分に投票するが一票しかなく、人望の無さを嘆く。今度の相撲の理事選挙もなんか似た気がするなーー!!??。
2018-02-02 21:47:25この祝賀会で記念小説集をだすことになったのだけど、人選が絞りきれず議論になってしまって、結局のところ無記名投票で人選を決めた 無記名投票で決めるのを勧めたのは菊池寛、そしてこの時のことをテーマにして『入れ札』を書いた
2018-02-01 08:03:08高見順の『昭和文学盛衰史』によると、菊池寛の「入れ札」は、大正九年に徳田秋声と田山花袋の生誕五十年を記念して新潮社から刊行された小説集の人選のときの模様をヒントにして書かれた小説で、葛西善蔵も祝賀会で身の置き場がなくなった体験を小説に書いている。
2015-06-12 00:55:09名字のルーツを調べるバラエティ番組できくちさんは池と地で地の方が人口が多いのにどうして変換だと池が先に来るのか、って理由の一つに池の方が有名な方が多いとかなんとか。その中にかんさんがいて出演者の方が言ってたこの一言が大変ツボに入りました。 pic.twitter.com/8fN6M2zYBw
2018-02-01 21:23:58