- crow_mihara
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『幻想再帰のアリュージョニスト』とは。「小説化になろう」にて連載中の最近氏によるweb小説のことである(以下リンク先) ttp://qq1q.biz/In1o
2018-02-04 20:14:22正直な話、この小説については何を言っても空言になるのではという恐れもあり、ぶっちゃけ興味ある人は俺の解説だの紹介文なんぞ読んでる暇があったら本分読んでくれまであるのだが…
2018-02-04 20:15:47異世界転生保険とは契約者本人を受取人として、保険量(インシュランス・クオンタム)である新たな人生を給付する制度である。無事支払い条件を満たしていたのはいいが、新たな世界で目を覚ますと何やら開幕から左手を怪物に食い千切られているという大惨事。
2018-02-04 20:17:13おまけに原因不明のトラブルで言葉も通じないわ、現代日本の技術を異世界に持ち込んでしまうわで第二の人生は開始早々に前途多難。戦わなければ生き残れない仄暗い迷宮で、片腕を失った男は現代日本の技術を駆使して戦うことを決意する。
2018-02-04 20:17:28――さて、この今の三連ツイートが公式あらすじである。首をひねる方もおられるだろう。俺もひねった。耳が肩にくっつくくらいひねった。 「異世界転生保険? 現代日本の……機械化義肢とサイバーカラテ…?」 「って、何…?」と。
2018-02-04 20:19:47異世界転生という単語から「いわゆる異世界転生ものなの?」と思った方、それも正解だ。機械化義肢とサイバーカラテという単語から「ひょっとしてサイバーパンクなの?」と思った方、それも正解だ。 しかしてアリュージョニストの本ジャンルはあえていうならば「オカルトパンク」である。
2018-02-04 20:23:20様々な形の「呪術」によって世界を書き換え、物語を作り出し、莫大量の元ネタから引喩しつづける作品、それが『幻想再帰のアリュージョニスト』である。 SFであり、ファンタジーであり、武侠であり、格闘技であり、ゲーマー小説であり、アイドルものであり、演劇舞台でもある。
2018-02-04 20:25:29ダブルヒロイン三角関係ものとも読めるし、濃厚百合小説と読むことだってできる。 極めて広い入り口をもつ娯楽小説だと思ってもらいたい。
2018-02-04 20:26:23そう、一番大事なのは(少なくとも俺が大事だと言いたいのは)、何よりもこの小説「ものすごく面白い」ことである。 「なんか難しそう…」とか「連載始まってもう長いんでしょ?」とか尻込みせずにとりあえずまずは読んで欲しい。 できれば三章の「3-14 パレルノ山六千人殺し」まで読んで欲しい(真顔
2018-02-04 20:28:35あまり一つの作品紹介に他作品を出すのは上品なやり方ではないが、あえて言うと俺をフォローしてる人で『ニンジャスレイヤー』の面白さや凄さを全く知らない、という人はそろそろいないのではないか、と思う。 それぐらい忍殺はweb小説、無料公開というカテゴリで唯一無二の個性となった。
2018-02-04 20:30:49これはあくまで俺個人の感想、感覚だが、web小説というジャンルにおいてその面白さ、凄さにおいてニンジャスレイヤーに比肩しうるポテンシャルを持っているのが『幻想再帰のアリュージョニスト』だと俺は今疑いなく本気で思っている。 しかし、そのすごさ、面白さに対してまだまだ知名度が足りない。
2018-02-04 20:32:37だからまぁ、ここ数か月ほど、うわごとのように「アリュージョニストを読め」と叫び出したり、『幻想再帰のアリュージョニスト』を読んでくださいと言い募っているわけだ。
2018-02-04 20:34:27こちらに当時の自分のアリュージョニストを読んだときの反応がまとめてある(ネタバレには気を付けたので直接的なものは何もないはずだ) 参考までに俺がどうだったのかなど見て興味の一助としてもらえればよい。 まぁこんなもん読む前に本編を読んで欲しいのだが。 ttp://qq1q.biz/In2a
2018-02-04 20:37:11「命も記憶も身体すらも無くした異世界出身の男が世界最強(に限りなく近い)魔女二人にベタ惚れされながら竜をも倒し、恩人である少女との約束の日を待ち続ける」というのが個人的なアリュージョニストあらすじである。
2018-02-04 20:40:41「ゆらぎの神話」って何さ?という方もおられよう。これはオープンリソースのようなもの。フリーシェアードワールドである。詳しくはこちら ttp://qq1q.biz/In2p
2018-02-04 20:46:50引用すると、 「不特定多数の人間によって共有されるアイデア、イメージ、設定の集積」であり、「それぞれの記述が必ずしも整合性を持たず、体系内にいくら矛盾を孕んでもよい」かつ「誰に断ることなく参照し、再解釈してよいパブリックドメインである」というもの。
2018-02-04 20:48:25