《「新潟県原子力発電所事故による健康と生活への影響に関する検証委員会」の「第2回健康分科会」で分かった、東電福島原発事故の汚染実態の一部》

自己ツイートをまとめました。 木村真三氏は、2011年3月15日18時30分計測で、福島市が深刻な放射性ヨウ素汚染に晒されていたこと、それを福島県庁が承知の上で放置していた事を明らかにしました。
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宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

新潟県原子力発電所事故による健康と生活への影響に関する検証委員会 健康分科会第2回分科会(平成30年2月5日開催) 会議次第他資料 pref.niigata.lg.jp/HTML_Article/8… 他の参考資料は下記から pref.niigata.lg.jp/kenko/13568779…

2018-02-05 18:54:28
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

この新潟県の「検証委員会」は、東京電力福島原発事故の経験から、教訓を得ようとするものだ。 東電福島原発事故は、事故原因、事故発生の状況、事故の進展、事故情報の伝達、放射性物質関連の情報、その情報の伝達、環境の汚染、飲食物の汚染、住民被曝の状況、など未検証事項が多すぎる。

2018-02-05 18:59:37
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

東電原発事故は、未検証の事項が多いままで、実質的に検証作業が止まっている。 事故原因から事故の進展に関する部分は、更に数十年経過しないと事故現場の検証が不可能だ。情報の伝達や汚染の状況などは、加害者側になる日本政府と福島県庁と「専門家」が公表をしてくれない。開示請求も困難だ。

2018-02-05 19:04:41
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

他方東京電力は、新潟県の柏崎刈羽原発を再稼働する構えを見せている。 実際に再稼働できる状況かどうか、私にはわからない。が、「再稼働できる」ことにしないと、原発に関する一切が東京電力の負債となるので、株式会社の外形を残す東京電力は「再稼働できる」事にせざるを得ない。

2018-02-05 19:07:45
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

柏崎刈羽原発は「再稼働できる」ことにしておかなければならない東京電力だが、その為に必要なのは「再稼働できる」という原子力規制委員会の審査合格までで良い筈。実際に再稼働するとなると、周辺住民の避難計画を具体的に決めることも必要だ。規定では点検が不要な事になっている機器の健全性も不安

2018-02-05 21:37:39
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

詳細は今回のまとめの本筋ではないので省略するが、東京電力にとって必要なのは「柏崎刈羽原発」というプラントが負債ではなく資産であり続ける事で、実際に再稼働する事ではない。中越沖地震の経験から、このプラントが安全とは断言できない事は、東京電力自身が身に染みている。

2018-02-05 21:44:15
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

他方、立地県である新潟県としては、過酷事故を起こした東京電力の原発を、事故の実態と原因の究明、必要な改善点の洗い出し、万が一の際の事故対応も含めて、可能な限りの事を確認しないわけには行かない。 例え、東京電力の「再稼働したい」がポーズであっても、だ。

2018-02-05 21:50:38
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

新潟県にとって必要なのは、日本政府や国会がまとめる事故報告ではない。東京電力がまとめる事故報告でもない。 新潟県庁にとって必要なのは、福島県庁がまとめた事故報告なのだ。 が、福島県庁はいつまでも事故報告を作ろうとする気配さえない。 「順調に復興している」という為にも必要なのに、だ。

2018-02-05 22:19:31
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

しかし、東電福島原発事故の実態・原因の究明・必要な改善点の洗い出しなどと、被害の実態確認・事故時の県と自治体の役割など、必要な教訓は全て、曖昧なままだ。東電・政府・国会・民間と4つの事故調査委員会が設立されたが、どの調査報告書も、必要な教訓を導き出すには不足なままで終わっている。

2018-02-05 22:02:17
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

分かり易い例を挙げよう。 福島県民健康調査で、多数の小児甲状腺がんが見つかってしまった。これが原発事故による汚染由来であるならば「事故による健康影響は一切出ない」と言ってきた福島県庁の主張が間違いだったと認めることになる。 かと言って「事故とは無関係」と断定できる材料は少ない。

2018-02-05 22:26:43
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

福島県庁は原発事故発生後に、県庁自身が行ってきた様々な対応、発言を含む政策を、ひとまとまりにしないと、「東京電力福島原発事故に関する福島県報告書」を作れない。 しかし報告書を作れば、県庁自身が行ってきた不都合な行為やごまかしも明らかにせざるを得ない。それは、まだできない。

2018-02-05 22:32:13
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

私(宍戸)は、福島県庁が原発事故報告書を作りたくない理由を、私なりに推測している。例えば、福島県災害対策本部の記録を綴りまとめるだけでも、それなりの報告ができる筈だ。が、それでは福島県庁が行った様々な不備・不手際が明らかになってしまう。最悪、県民から訴訟を提起されるほどの。

2018-02-05 22:24:02
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

新潟県庁は、避難者受け入れも含めて、「福島県庁には原発事故に対応する能力と、県民に対する誠実さがない」ことを何度も味わってきた。福島県庁による事故報告書ができるのを待っていても無駄だと分かったのだろう。福島県庁が担当すべき分も含めて、新潟県庁独自で東電原発事故を総括する事にした。

2018-02-05 22:53:36
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

新潟県庁が東電福島原発事故について、教訓を得て、対策をまとめようという事で設置することにしたのが、 新潟県原子力発電所事故による健康と生活への影響に関する検証委員会だ。 pref.niigata.lg.jp/kenko/13568779… 委員会の全体会の他に、健康分科会と生活分科会が設置されている。

2018-02-05 23:11:13
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

新潟県原子力発電所事故による健康と生活への影響に関する検証委員会の 生活分科会では、主に原発事故による避難と避難生活に関する教訓をまとめようと活動中だ。 2018年2月5日に開催されたのは、「健康分科会」の方だ。 主な内容は、福島原発事故の健康影響に関する評価だ。

2018-02-05 23:14:32
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

新潟県原子力発電所事故による健康と生活への影響に関する検証委員会 健 康 分 科 会 ( 第 2 回) 会議資料 pref.niigata.lg.jp/HTML_Article/8… この他に、低線量被ばくリスクWG報告書や、福島県関係で作られた「中間とりまとめ」も参考資料として用いられている。

2018-02-05 23:18:36
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

新潟県の「健康分科会」の最大の特徴として私(と多くの市民科学者)が注目しているのは、国の「低線量WG」では故長瀧重信座長に軽くあしらわれた獨協医科大学 准教授木村真三氏の存在だ。木村氏は311直後にそれまでの職を投げ打ち福島県に入り、二本松市のアドバイザーになり、二本松市に転居した。

2018-02-05 23:24:20
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

木村真三氏は二本松市で、自ら各種検査データを集めた。アドバイザーとして公的文書も入手した。また、チェルノブイリ原発事故の被災現地であるベラルーシやウクライナにも何度も足を運び、自らの目と足で、原発事故発生から25年以上経過する被災者の健康状況を把握してきた。

2018-02-05 23:31:47
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

その結果、木村真三氏は、福島県内でなければ入手できない検査データや、福島県庁から自治体役場への原発事故関係文書などを集めてきた。 しかし。それを福島県内で取材し報道するテレビ局も新聞社もない。 木村氏が所持したデータのうち、「安全安心」につながらないものは報道できないのだ。

2018-02-05 23:37:00
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

以下、今日の健康分科会の最中と直後に私が行ったツイートを再掲する。

2018-02-05 23:38:37
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

【ライブ配信】13:30〜新潟県「健康生活検証委員会」健康分科会 ( #OurPlanetTV live at ustre.am/HWgJ)

2018-02-05 13:42:27
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

木村 真三委員( 獨協医科大学 准教授 放射線衛生学)「放射線の影響だけに限定して考えると、原発事故全体の矮小化につながるのではないか」 ( #OurPlanetTV live at ustre.am/HWgJ)

2018-02-05 13:53:28
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

木村委員「チェルノブイリの例を参考にすると、放射線の影響と、事故によるストレスの影響、という風に、不十分ではあるけれど、分けられると思う」 ( #OurPlanetTV live at ustre.am/HWgJ)

2018-02-05 13:55:07
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

青山 英史委員( 新潟大学医学部 教授 放射線医学)万が一の場合を考える時に、新潟での可能性を、福島の事故と同じと考える事はできない」 ( #OurPlanetTV live at ustre.am/HWgJ)

2018-02-05 13:56:33
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

青山委員「避難という事も考えなければならないが、福島の場合、避難の中でなくなるという事もあった。それも考えなければならない。SPEEDIも参照して被曝線量を考えたい」 ( #OurPlanetTV live at ustre.am/HWgJ)

2018-02-05 13:58:15