西條剛央による被災地から帰って来た今考えること

西條氏(早稲田大学大学院講師)による、被災地での活動を通して考えたことのまとめです。現地で必要なことは行ってみないと分からない。都会の常識が通用しない。
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saijotakeo @saijotakeo

「断る」ことを最初から決めている役人は外圧を掛けなければ決して動かないので、まともな理由もなく断ったり、真剣に取り組まないとどういうことになるか圧力をかけた。そしたら少しは前向きに話を聞くようにはなった。今日の会議で話してみますと。

2011-04-04 15:07:05
saijotakeo @saijotakeo

荒っぽいことはいいたくないけど、ひとりの役人の保身と怠慢のせいで、必要としている人に物が行き渡らない、ハッピーが奪われるなどということは許せない。以前の自分なら仕方ないかと引き下がったかもしれないが、もう自分にできることは全てやると決めた。

2011-04-04 15:08:55
saijotakeo @saijotakeo

役所体質は支援の妨げになる。ただでさえ全てが奪われている人たちだ。支援はあるにこしたことはない、いずれ必要な電化製品や義援金を集めることもできる。それがTwitterとかいまいちピンとこないとかいうふざけた理由で断る輩には、理を解くのではなく、圧力をかけるしかない。

2011-04-04 15:11:57
saijotakeo @saijotakeo

岩田さんが、できない理由を探そうとして、何も前に進めようとしない役人には怒鳴ると良いとどこかに書いていたが、本当にそうする他ないときもあるということがわかった。

2011-04-04 15:14:25
saijotakeo @saijotakeo

「あなたが担当なんだから自分の責任で試しにやらせてみてくださいと一言いえば済む話でしょ」といったら、それはそうかもしれないけどごにょごにょといっていた。取引コストは断る方が高いと思い知らせる必要がある。会議の結果がダメなら、一番上の人と話す。

2011-04-04 15:17:59
saijotakeo @saijotakeo

個別支援システムが基本だが、役所ですんなり通るなら、その方がいろいろ話が早いのも事実。こっちも資源は有限。すべての避難所を回ることはできない。まずはどこかでやってみてモデルケースとなれば、次々他の自治体も採用する可能性はある。前例があれば受け入れるのが役所なのだから。

2011-04-04 15:26:17
saijotakeo @saijotakeo

あらゆる手段を使う。少なくとも全力は出し切る。試験的にさえ始めれば必ずこれ以上便利なものはないとわかるはずだ。そこで成功モデルを作れば、他の自治体にも通りやすくなる。そうすれば役所の強さも活かせるようになる。

2011-04-04 15:46:46
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