「ビーダマバスターズ!」ドラゴン牛乳/ナナマルさん(nnml.s1.xrea.com) 安心と信頼のいつものナナマル節(約半年ぶりn回目
2018-02-08 21:53:114P目で早くも現実逃避し始める恭介お兄さんが完全にいつも通りだし、そこから畳みかけるようなコントの鮮やかな流れよ。ホントナナマルさんのこのノリ好き……。よくもまあここまでテンポ良いギャグを組み立てられるよなあ。理樹君のツッコミも毎度鋭い切れ味よ。
2018-02-08 21:53:33さり気なくギャグシーンに貢献してるのが表情の多彩さで、参考資料に興福寺の阿修羅像を持ってこようという発想がもう常人には有り得ない。鈴のあの顔とか、就活疲れを指摘される恭介の顔とか、よくよく見ると味わい深い表情マジで多いな……。
2018-02-08 21:54:06毎回のことながら、さっと読んでさっと笑って何となく満足した気分で本を閉じられる、およそギャグ本に必要な全ての要素をコンパクトに満たした職人芸を味わえる一冊です。いや本当にこれは職人芸だと思うな。うん。
2018-02-08 21:54:16「アンドロイドに花束を 後編」史上最高の作戦/くるみるみさん(pixiv.net/member_illust.…) 「アタシポンコツアンドロイド」をベースにした、C5(主にPと菜々さん)の話の続き。
2018-02-08 21:54:39前編のシリアス軸を秘めた強烈な引きから見事にまとめたなーと。設定的にもちゃんとSFやってる感があり、個人的にはちょっと手塚治虫辺りを思い出しました。鉄腕アトムとか火の鳥とか。あとちょうどアニメ始まったBEATLESSとか。
2018-02-08 21:54:56人でないものが人であろうとすることとか、アンドロイドに心を見出すこととか、それはあくまで人間達の客観的視点でしかなくて、造られたものに対して「心の証明」は不可能なんですよね。
2018-02-08 21:55:27でもそれが存在すると信じることはできるし、彼女達が「歌いたい」と言葉にすること、そうしようとすることは確かなものなんだよなあ……とか。
2018-02-08 21:55:38果たして彼女達は「務め」を果たせたのか。その結果も、魂の実在や行き先を判断するのも結局残された側なんでしょうけど、ステージの上でアイドルが輝いているのだと思うことと同じように、信じること自体が希望に繋がるのだろうと思うのでした。
2018-02-08 21:55:56「TRIAD Place」NAVY COFFEE/あおさん(melonbooks.co.jp/detail/detail.…) 奈緒⇒加蓮⇒凛と来たフォトアルバム鑑賞会が一段落した後のおはなし。
2018-02-08 21:56:25コンセプト的には、割と最近デレマスで来ていた三人のカードシチュエーションに関する写真を見ながら感想会、みたいな感じなんですが、なんというかね、こう、すごいいいんだ……。言語化難しいんだけどとにかくいいんですよ。
2018-02-08 21:56:36TPの仲の良さとか気安さとかもなんですけど、三人それぞれの距離感と立ち位置が本当に絶妙で。加蓮だけケモミミ着ける仕事がないからってとりあえず耳っぽい何かを渡されて素直に着けちゃうところとか、その流れで次に来るのが凛だったり、敢えてキャラからズレたアプローチをしていくのも上手い。
2018-02-08 21:57:21冒頭からめっちゃ髪型いじられたりからかわれたりする奈緒がラストでは率先して二人を引っ張る流れも、TP物の話としては鮮やかで見事という他ないのです。そうそう、何だかんだでちゃんと年上らしさも発揮してくれるんだ、奈緒はさ……。
2018-02-08 21:57:36プロデューサー含めた全員、リアクションや表情も実に多彩で、1ページごとに飽きさせない構図なのも素晴らしいんですよねえ。アルバムシリーズはしばらくお休みになるそうですが、別シリーズも楽しみにする所存です。
2018-02-08 21:57:51「Lapin filles」con-mit/きゃらこんさん(pixiv.net/member_illust.…) アイドル×うさぎをテーマにしたフルカラーイラスト本。
2018-02-08 21:58:14うさぎと聞くと、すわバニーガールかと反応してしまうのがぼくらの哀しい性ですが(一緒にしないでほしいという意見は受け付けます)、一口にうさぎといっても色々表現の仕方があるのだなーと思えるラインナップでした。
2018-02-08 21:58:26うさぎの付け耳があればうさぎっぽく見えるのかと思いきや、そういう飾りっ気のない智絵里からめっちゃうさぎ感出てたり、それを抜きにしても単純な衣装のバリエーションで眼福でして。 なかなか漫画や小説と違って感想書き難いのが申し訳ないですが、素人なりに楽しめた一冊でした。
2018-02-08 21:58:45「きのうの女神とあすの貴女へ」indigo Note/彼方リョウさん(pixiv.net/member_illust.…) デレマスにおける楓さんの軌跡を追うおはなし。
2018-02-08 21:59:01要するに今まで発表された各カードの所感がまとめられてるんですが、楓さんこんなに出てたんだなーという感心と、これ初期Rを除けばほぼ全部ガチャor上位報酬SRなんだな……という恐怖を同時に味わう稀有な体験ができました。
2018-02-08 21:59:11しかし楓さんのカードは全体的にコンセプトがはっきりしてるというか、ところどころ遊びを含みながらも、しっかり進歩や進化が見えるんですよね。進化というか、プロデューサーの働きに心を許してきた結果なのかもしれませんが。
2018-02-08 21:59:27六年の時を経てシンデレラガールに辿り着いた楓さんですけど、決してそこがゴールというわけではなくて、もちろん満足しているわけでもなくて、まだまだ上を目指せるし、目指す気持ちがあるんだなあと実感させてもらえる本だったかと思います。
2018-02-08 21:59:54でもそれはやっぱり、プロデューサーなくては成立しないものでもあり。アイドルマスターという物語の在り方についても、ちょっと考えさせられる一冊でした。
2018-02-08 22:00:07「しおみごはん」WHITE HEART/白樺まさらさん(pixiv.net/member_illust.…) 周子、蘭子、乃々、凛、楓さんの五人でもんじゃ焼き食べたりするおはなし。面子が明らかに広瀬さんの本でお馴染みですが、まあその辺りは読み手の解釈次第ですなー。
2018-02-08 22:00:51表紙を見た時、まず目を惹かれるのが文字通り輝くもんじゃ焼き。いやこれがもう絵見るだけでおいしそうで、さらに劇中でも食欲そそる描写がふんだんに盛り込まれてます。結構もんじゃも地方メシみたいなところあるので、食べたことない、作ったことないー、って人も多いんじゃなかろうか。
2018-02-08 22:01:03