★続報あり★【2018/2/8】「青少年健全育成基本法」会議の情報とその考察
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「青少年健全育成基本法」とは何か
正式な名称は【子ども・若者育成支援推進法の一部を改正する法律案】。
その内容は大まかに以下の通り。
①名称を【子ども・若者育成支援推進法】から【青少年健全育成基本法(青健法)】に変更
②【子ども・若者育成支援推進法】にあった「子どもの人権が守られるようにする」と言う内容の条文をごっそり削除
③代わりに「青少年の健全な育成の支援」と言う名目で「(「有害なマンガ・ゲーム・アニメetcの規制」を含む)社会環境の整備をしなければならない」と言う内容の条文を新設 等…
つまり、
・子どもの人権を今までより大幅に制限して
・ついでに表現規制もしてしまおう
と言うとんでもない法案なのだ。
山田太郎議員による青少年健全育成基本法(≒二次元規制につながる法律)の条文解説 - 二次元規制問題の備忘録 nijigenkisei.ldblog.jp/archives/38860… 山田議員としては非常に戦いにくい法律で「もう世論を盛り上げていかないとしょうがない」との事なので、このツイートのRTに協力を!
2014-06-27 22:41:34この【子ども・若者育成支援基本法】は若者の非行/貧困/引きこもり対策等の為の法律ですが、もし同法の改正案(=山田太郎氏が危険視する【青健法】案)が通れば同法は理念レベルから書き換えられ表現規制推進の根拠法に変貌します。自立支援が必要な若者を放置する口実にも当然なる、ヤバい話です。 twitter.com/tk_takamura/st…
2018-01-06 20:15:53というかそもそもこの改正案、「本当に子どもの人権を守る気あるの?」「むしろ制限する気満々じゃないの?」とそこからやばくてだね詳しくは下記リンク参照。 山田太郎議員による青少年健全育成基本法(≒二次元規制につながる法律)の条文解説 : 二次元規制問題の備忘録 nijigenkisei.ldblog.jp/archives/38860… pic.twitter.com/TPEON8bRCB
2018-01-06 20:23:40表現規制と言う観点から見た場合、この法案は「冗談抜きで日本の創作文化を死滅させかねない」上に「『青少年を健全に育成して何が悪い』と言われてしまうので反対しづらい」と言う問題があり、非常に闘いにくい相手。
今まで幾度となく「表現の自由」を守ってきた山田太郎前参議院議員が、この法案を「表現規制の『ラスボス』」と呼んでいることからもその討伐難易度の高さが見て取れる。
山田太郎さんのメルマガ到着。 タイトルに「課題山積み!青健法、TPPに萌えバッシング」「緊急ニュース!ラスボス青健法が動き始めた!!!」とあって、規制反対派として最大の問題が一気に動き出した模様。楽観できる要素はなく、しっかり声を挙げないと非常に危険。
2016-11-02 07:11:10この法案は、2014年に自民党から国会に提出された後、一度は時間切れで廃案になったが、その後も国会に出すタイミングを虎視眈々と狙われ続けていた。
2018年2月、遂に「青健法」についての動きが自民党内で再開されることになったことが判明した。
自由民主党:会議情報 jimin.jp/activity/confe… 2018年02月08日(木) ◆政調、青少年健全育成推進調査会 議題:1.「青少年健全育成基本法案」、「家庭教育支援法案」の進捗状況について 2.今後の進め方について
2018-02-01 19:04:45この会議に、
山田太郎氏が議員になった当時からの盟友であるみたに英弘衆議院議員と、
以前からマンガ・ゲーム・アニメ等の規制に大反対している小野田紀美参議院議員が参加を表明。
現状望みうる最高の布陣で、運命の会議を向かえることになる。
@onoda_kimi 近く自民党で青少年健全育成基本法についての会議があるそうです。”自由民主党:会議情報 jimin.jp/activity/confe… 2018年02月08日(木) ◆政調、青少年健全育成推進調査会 議題:1.「青少年健全育成基本法案」、「家庭教育支援法案」の進捗状況について 2.今後の進め方について”
2018-02-01 19:42:45もちろん参加予定です! twitter.com/kingtang_great…
2018-02-02 06:05:44@mitani_h 突然すみません。先程自民党の小野田紀美議員がこちらの会議に出席されると拝見しまして、思い立って三谷さんにもお聞きしたく思いました。三谷さんはこちらの会議に出席のご予定はありますか? jimin.jp/s/activity/con… 2017年 2月 8日(木) ◆政調、青少年健全育成推進調査会
2018-02-01 23:36:03会議の内容についての呟き
今朝はいつもの駅頭に代えて、青少年健全育成推進調査会に出席。今日のテーマはネット上で議論が重ねられている「青少年健全育成基本法案」の進捗状況等について。 小野田先生は担当官から、この法律が憲法上保護されている表現の自由を侵すものではない旨言質を取られておりました。流石です。続く
2018-02-08 09:23:22自分はこの法案の取扱い方次第では広く誤ったメッセージを拡散させかねないので慎重に対応して頂きたい旨要請。さらに赤池先生も、具体的な規定に基づき丁寧に検討することで様々な懸念が広がらないように意見されておられました。続く
2018-02-08 09:31:49本日参加をしてみてですが、事務局においても丁寧に進めていかないといけないなという機運を感じることができたのは大きな収穫。 この法案については既に党内手続きが終わっている状況ではありますが、今後の進捗について引き続きしっかりと見守り、必要に応じて発言を行って参りたいと考えています。
2018-02-08 09:40:20青少年健全育成推進調査会でした。様々意見させて頂きました。まだ条文も確定のものではない中、今申し上げることができるのは「法律で憲法をひっくり返したりはしない。法律の条文に書いていない部分は勿論憲法に準拠」ということは明確にした。という事くらいでしょうか…。注視し続けます。 pic.twitter.com/eLbrO5xZcj
2018-02-08 09:23:45会議の内容に関する考察(まとめ主私見)
1.「既に党内手続きが終わっている」と言う発言について
「既に自民党はこの法案を出す気でいる」と解釈するのが自然なのではないか?
「まだ条文も確定のものではない」と言う情報もあるので、[法案の内容を微調整するチャンスは残っている可能性がある。
しかし「法案自体をなくす」ことは非常に難しいのではないか。
⇒★2/14新情報★「自民党は青健法案の今国会(~6/20)成立を目指している」と言う新情報が入り、上記の推測が裏付けられました(と言うより、推測より現実の方が進みまくっていました)。
2.「丁寧に進めていかないといけないなという機運」「法律で憲法をひっくり返したりはしない」と言う発言について
党内議論の段階で、(真意はどうあれ)
・青健法は憲法上保護されている表現の自由を侵す法律ではない
・誤ったメッセージが拡散し、懸念が広がるようなことを避ける
との言質を得た意義は大きい。
が、所詮は党内議論中の発言に過ぎず、
もしも国会審議中にこれを上書きする発言が出た場合はそちらが優先されてしまうことは言うまでもなく、国会での闘いが終わるまで一切予断を許さないことに変わりはない。
3.「法律の条文に書いていない部分」と言う発言について
法律の条文そのものの規定がかなり曖昧なことを示唆する発言の可能性がある。
「規定が曖昧な法律(案)」を放置すると、以下のような問題が発生しうる。
①法律そのものが、「表現規制に使える法律」になってしまう
②警察や裁判所が法律を「雑に扱って」あるいは「乱用して」、表現を規制してしまう
実際に「規定が曖昧な法律」を放置したことによって、上記の①②が両方実現してしまったのが「児童ポルノ禁止法(児ポ法)」である。
【児ポ法の曖昧な規定がもたらした欠陥】
本来児ポ法は「子どもの人権侵害を禁止するため」の法律であり、「子どもの人権が侵害されていないのに作品を規制する」ことは法の趣旨から外れるはずだ。
しかし、その規定が曖昧すぎたため、現実に以下のような問題が発生している。
・「子どものコスプレのきわどい写真」や「子どもが水浴びをしている(成長記録としての)写真」が、児ポ法を正しく運用した場合でも規制対象になってしまう恐れがある
山田太郎議員が国会で「(18歳未満のコスプレイヤーが)自画撮りで児童ポルノに該当しうる写真をHPにアップした場合、その児童は児ポ法で取り締まられるのか?」と質問。その回答は…nijigenkisei.ldblog.jp/archives/38755… コスプレも児ポ法で引っかかる可能性が国会質疑で示唆されました
2014-06-21 21:11:23