第93回ピッティ・ウォモまとめ

1月9日~12日まで開催された第93回ピッティ・ウォモ。終了後、早1カ月が経過しました。現地イタリアから配信したピッティのトピックを、いつものように25本にまとめ、最後に総評もあります。来秋冬の傾向に加え、目立ったアイテムやブランドを取り上げています。メンズファッションのファンや、クラシックなスタイルが気になる方は、是非ご笑覧頂ければ幸いです。 Ho riunito i pezzi degli articoli del Pitti Uomo No.93. Divertitevi!
3
矢部克已 Katsumi Yabe @katsumiyabe

【ピッティ アトランダム1】センターパビリオンに「ピッティ・ライブ・シネマ」と題したチネチッタが出現。文化豊かなライフスタイルを提案するセルジオ・コラントゥオーニのデレクションだ。会場の各パビリオンをスリラー、スポーツ、スパイ映画を上映する映画館に見立て装飾した。 #pittiuomo #pt93 pic.twitter.com/jolPxn13E2

2018-01-11 20:09:02
拡大
矢部克已 Katsumi Yabe @katsumiyabe

【ピッティ アトランダム2】エンポリに本拠を構える老舗レザーブランド「ルッフォ」。上質なレザーアイテムを得意とし、ファッション業界に多くのファンを持つ。ムートンを素材にしたコート、ジャケット、ブルゾンなど幅広いデザインを提案。オーナーが替わってから3回連続の出展だ。 #pittiuomo #pt93 pic.twitter.com/49OQ5Uf1sR

2018-01-11 20:15:19
拡大
矢部克已 Katsumi Yabe @katsumiyabe

【ピッティ アトランダム3】シューケアグッズを扱う、コロンブスが展開する「ブートブラック」。毎回出展しているのを横目で見ていたが今回初めて取材。小雨混じりの天気で汚れた靴を手早く磨き上げた。ピッティによって、ヨーロッパで最も知られる日本の靴クリームとなったそうだ。 #pittiuomo #pt93 pic.twitter.com/Hi2dOwQP18

2018-01-12 06:07:12
拡大
矢部克已 Katsumi Yabe @katsumiyabe

【ピッティ アトランダム4】英国の「バブアー」が、デザイナー鈴木大器氏が率いるブランド「エンジニア ガーメンツ」とのコラボモデルを発表。ケープ、ブルゾン、パーカなど全5モデルで展開する。黒のワックスコットン素材が、実に男臭い表情をつくり出す。日本での展開はいかに? #pittiuomo #pt93 pic.twitter.com/BLZnLBw1nv

2018-01-12 06:12:50
拡大
矢部克已 Katsumi Yabe @katsumiyabe

【ピッティ アトランダム5】パンツブランドの最先端を走る「PT01」。クリエイティブディレクターがドメニコ・ジャンフラーテ氏に替わってから、益々大人が楽しめるカジュアル感を素材などで実現。“スーパーファイン”というコットンのパンツは、より快適なはき心地を実感できそうだ。 #pittiuomo #pt93 pic.twitter.com/jUNLlpH6vD

2018-01-12 06:18:40
拡大
矢部克已 Katsumi Yabe @katsumiyabe

【ピッティ アトランダム6】「ジー ゼニア」が前回に続き広い展示スペースを構えた。アウトドアスタイルをモダンに見せる提案。目に留まったのがグリーンのコート。ウール、アルパカ、モヘアを混紡した毛足の長い素材が懐かしかった。この素材をスパッツォリーノとイタリアでは呼ぶ。 #pittiuomo #pt93 pic.twitter.com/r7p7PTdnpq

2018-01-13 15:09:41
拡大
矢部克已 Katsumi Yabe @katsumiyabe

【ピッティ アトランダム7】「グッチ」のアレッサンドロ・ミケーレ氏は、それまでの“グッチ ムゼオ”から“グッチ ガーデン”として、全面的にリニューアルし、ピッティ開催に合わせてお披露目。アーカイブコレクションは圧巻だ(写真)。店頭スタッフが羽織るショップコートもいい感じ! #pittiuomo #pt93 pic.twitter.com/A3eHoordrJ

2018-01-13 15:11:13
拡大
矢部克已 Katsumi Yabe @katsumiyabe

【ピッティ アトランダム8】今回で2回目の出展となったナポリの「ティート アルグレット」。「ルビナッチ」「エディ モネッティ」「アットリーニ」でキャリアを積んだ洒落者は、自らデザインしたブースに大満足。軽くしなやかに仕立てたジャケットに使う、厳選された生地が魅力的だ。#pittiuomo #pt93 pic.twitter.com/5eIoBDE60h

2018-01-13 15:12:04
拡大
矢部克已 Katsumi Yabe @katsumiyabe

【ピッティ アトランダム9】日本のマーケットを意識したシャツづくりで定評のある「オリアン」。クラシック回帰を狙いつつ、プリントを打ち出した圧倒的なコレクション。ペイズリーやフラワー柄などにブルーを下地に効かせ、洗い加工を施したシャツは、実に美しい仕上がりである。 #pittiuomo #pt93 pic.twitter.com/xCNhcWTW3Q

2018-01-13 15:13:29
拡大
矢部克已 Katsumi Yabe @katsumiyabe

【ピッティ アトランダム10】センターパビリオンから“フトゥーロ・マスキーレ”に出展場所を移した「エルネスト」。イタリアの古着から探り出したピーコートをモチーフに、大きなショールカラーをデザインし、インパクトを放つ。肉厚のウールと鮮やかなストライプが際立つコートだ。 #pittiuomo #pt93 pic.twitter.com/SEdGc16inU

2018-01-13 15:16:24
拡大
矢部克已 Katsumi Yabe @katsumiyabe

【ピッティ アトランダム11】アメリカ最古のアパレルブランド「ブルック ブラザーズ」の創業200年を記念し、ルネッサンス期に政治の中心であったヴェッキオ宮殿でショーを開催。金ボタンのブレザーに始まり、トレンチコートなどを織り交ぜ、50ルックを超す本家アメトラが登場した! #pittiuomo #pt93 pic.twitter.com/39chc6HSZZ

2018-01-15 16:33:26
拡大
矢部克已 Katsumi Yabe @katsumiyabe

【ピッティ アトランダム12】出展するごとにモノづくりの品質が増し、コレクションのテーマも明確でイメージが豊かになった「ドッピア ア」。“ソフィスティケイテッド・ジェントルマン”では、肉厚のベビーアルパカ&ウールによるコートやダブルジャケットをそろえた。大人の雰囲気だ!#pittiuomo #pt93 pic.twitter.com/9SsVM3UptO

2018-01-15 16:35:35
拡大
矢部克已 Katsumi Yabe @katsumiyabe

【ピッティ アトランダム13】イタリア随一の靴産地、マルケ州に生産拠点を構える最大級のブランドが「ファビ」だ。一世代で築き上げ、現在は2代目がクリエイティブディレクターを務める。“できない靴はない”ほど、多彩な靴づくりが魅力。革にレーザーで装飾したワンピースモデル! #pittiuomo #pt93 pic.twitter.com/bETmqX0oQx

2018-01-15 16:36:24
拡大
矢部克已 Katsumi Yabe @katsumiyabe

【ピッティ アトランダム14】世界の有力セレクトショップや東アジアの洒落者から益々注目される「カモシタ ユナイテッドアローズ」。スコットランド産の大柄チェックが印象的な生地を使ったバルカラーコートは、ゆったりとしたシルエット。ジップアップニットとの組み合わせが抜群! #pittiuomo #pt93 pic.twitter.com/905NnckqUE

2018-01-15 16:37:24
拡大
矢部克已 Katsumi Yabe @katsumiyabe

【ピッティ アトランダム15】しなやかなハイゲージのニットづくりで人気の高い「ジョン スメドレー」が、なんと毛足の長い紡毛感あるジップアップニットを投入。ビスコース、アルパカ、メリノ混紡によるフワフワとした質感が絶品。ニット・オン・ニットの着こなしを楽しめる逸品だ。 #pittiuomo #pt93 pic.twitter.com/SlDMaSd7zM

2018-01-15 16:38:29
拡大
矢部克已 Katsumi Yabe @katsumiyabe

【ピッティ アトランダム16】淡いベージュやオフホワイトなど、エクリュカラーを復活させ、原点回帰を見せた「ブルネロ クチネリ」。素材では、繊細な製品染めを施したカシミヤのほか、細幅から太幅まで展開するコーデュロイが目立つ。洗い加工のベルベットジャケットが新鮮である。 #pittiuomo #pt93 pic.twitter.com/MReya49N79

2018-01-16 15:44:06
拡大
矢部克已 Katsumi Yabe @katsumiyabe

【ピッティ アトランダム17】ブランド誕生から10年目を迎えた、日本ブランドの「TS(S)」。ラグランスリーブ&フライフロントのコートで原点回帰する。40インチに及ぶ大幅のチェック柄は、まさにデビュー当時を思い起こすデザイン。アウター感覚で着こなす大振りのジャケットも面白い。 #pittiuomo #pt93 pic.twitter.com/fbqiSG5n9N

2018-01-16 15:44:53
拡大
矢部克已 Katsumi Yabe @katsumiyabe

【ピッティ アトランダム18】ベルトレスが台頭するパンツにおいて、ストラップの形状やサイドアジャスターのディテールは、重要なアイキャッチだ。日本でも大人気のブランド「G.T.A.」は、サイドストラップをスライドさせ、尾錠で留める凝った仕様をつくり出した。オリジナル感満点! #pittiuomo #pt93 pic.twitter.com/OqPo53AYNM

2018-01-16 15:45:29
拡大
矢部克已 Katsumi Yabe @katsumiyabe

【ピッティ アトランダム19】多くのシャツブランドがシャツジャケットを提案。「ギ ローバー」は、ジャージーシャツづくりの技を生かし、着丈の短いシングルジャケットを発表。伸縮性があり快適な着心地だ。一方、シャツは、モールスキンのストライプを加え、豊かな表情を演出する。 #pittiuomo #pt93 pic.twitter.com/3iPa70dKwU

2018-01-16 15:46:04
拡大
矢部克已 Katsumi Yabe @katsumiyabe

【ピッティ アトランダム20】有力日本ブランドが集まるパビリオンに展示ブースを移し、2度目となる「ハバーザック」。ピッティ常連ブランドは、新しい売り先を狙う。コーデュロイ素材を用いたハンティングジャケットを基本とするベルテッドコートは、短めの着丈で絶妙なバランスだ。 #pittiuomo #pt93 pic.twitter.com/3IGFTyKwUw

2018-01-16 15:47:19
拡大
矢部克已 Katsumi Yabe @katsumiyabe

【ピッティ アトランダム21】1923年、ミラノで創業したレザーバッグブランドの「セラピアン」。まるでワイナリーから生まれ出たようなバッグを発表。’72年から本社アトリエに眠っていた“熟成レザー”を使い、ブリーフやドキュメントケースを展開。それぞれ28個、18個の限定販売だ。 #pittiuomo #pt93 pic.twitter.com/r38XpANnSE

2018-01-17 03:08:58
拡大
矢部克已 Katsumi Yabe @katsumiyabe

【ピッティ アトランダム22】ジャケットやシャツなどのアイテムも充実し、トータルルックの提案に向ける英国の「ドレイクス」。クリエイティブディレクターのマイケル・ヒル氏が今注目のニットタイを手にしてリコメンドする。シルク100%の鮮やかな色彩を“ホックニー・カラー”と呼ぶ。 #pittiuomo #pt93 pic.twitter.com/3zYoG8yFYB

2018-01-17 03:09:30
拡大
矢部克已 Katsumi Yabe @katsumiyabe

【ピッティ アトランダム23】日本のみならず、東アジアやヨーロッパでも話題沸騰中の「コヒーレンス」。建築家、コルビジェのコートからインスパイアされたモデル“コーブ”の新しい提案は、表生地に英国ウールのツイード、裏地には綾織りのクラブストライプのフランネルを使った秀作!#pittiuomo #pt93 pic.twitter.com/yE3PuTYpCc

2018-01-17 03:10:54
拡大
矢部克已 Katsumi Yabe @katsumiyabe

【ピッティ アトランダム24】モダンな靴を展開する一方で、カントリーな雰囲気のラギッドな靴を巧みにつくる英国の「チーニー」。大人気モデル“エーボン”の丸みあるラストを流用した、味のあるカントリーブーツだ。手前の靴は、「ホーウィン」社のイングリッシュタンレザーを使用! #pittiuomo #pt93 pic.twitter.com/TNpGdZzEc4

2018-01-17 03:11:41
拡大
矢部克已 Katsumi Yabe @katsumiyabe

【ピッティ アトランダム25】今回出展ブランドの特に目についたアイテムには、1980年代のムードが漂う。「ベルヴェスト」は、“カプセルコレクション”で’80年代の雰囲気を演出する。低いゴージラインや中間色を織り込んだチェック生地のスーツは、今また新しい表情を生み出している。 #pittiuomo #pt93 pic.twitter.com/dAvMLDwKc8

2018-01-17 03:12:14
拡大