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魔法少女だった過去を隠している人妻が当時の写真をネタに強請られて躰を許すこと だがちょっと待ってほしい 「この写真は最後の決戦で悪夢の女王の宮殿で戦ってたときのやつですよね」 「…それは」 「もしかしてあそこにいた?」
2018-02-17 19:39:29「まさか…悪夢の精のひとりですか」 「ばばばばかな何を証拠に」 「私が妖精の国にあなたのことを連絡したらどうなるか」 「違う!違います!」 「服を脱いでくださる?」
2018-02-17 19:40:32「あ…こんな…しゅごい…」 「ふふ。悪夢の精さんがこんなに元気だなんて。あのときはなんかどうでもいいモブだと思ったのに…どうして魔法少女の中でも一番目立たない私を隠し撮り?」 「いや、俺じゃなくて死んだ仲間が」 「(ムッ)」
2018-02-17 19:41:35ギシギシアンアンギシアンアン 「これからも時々お相手してくださいね」 「ひぐ…ぐす…ぐす…」 「じゃ、ホテルの払いは私が持ちますから」
2018-02-17 19:42:24きっとこんなやりとりがあった。 「俺はもうだめだ…悪夢の国がなくなってから、どんどん弱ってる…お前みたいに人間になりきれなかった」 「ばかやろう死ぬんじゃねえ!」 「せめて…あこがれのマジカルブルーとすけべがしたかった」 「マジカルブルー?あの地味なの?イエローじゃなくて?」
2018-02-17 19:44:15「お前は分かってねえ!あのマジカルブルーのつつましさ!ひとりだけ返信バンクも短くて3クール目からの新技もあんまり披露する機会がなかったブルーちゃんこそが!」 「そうかなあ…」 「げほげほっ…頼む…俺のかわりにブルーちゃんを…」
2018-02-17 19:45:10「ふ…いいやつだったな…だけどれきればイエローかレッドみたいな人気のある魔法少女に粘着してて欲しかったぜてさてとまずはこのガラケーの写真をスマホにうつさないとな」
2018-02-17 19:46:17「よし…成功だ…こいつねちっこくスカートの絶対領域にフォーカス合わせてんな…こわ…いや死んだ仲間を悪く言うのはよくねえ…くく、悪夢の精の生き残りとして最後のゼツボーを叩きつけてやるぜ!女王様の計画を打ち砕いたあのにっくき魔法少女どもにな!」
2018-02-17 19:47:37「主人たらまた若い子に手を出して。本当にひどいんだから」 「…もうかんべんれくらしゃい…」 「ちょっと!悪夢の精さん!だらしないですよ!このマジカルブルーのステッキで」 「太ぉ!?」
2018-02-17 19:48:51「んごぉお!!」 「はー元気になりました。ふふ…やっぱり、悪夢の精さん達と戦ってるころが一番楽しかった」 「おご…あぐ…」 「胸の先までこんなに固くして。男の人なのにだらしないですよ?」 「ひ…ひ…」
2018-02-17 19:49:57きっと消耗して成人男性のかたちをたもてなくなり、マジカルブルーステッキでつなぎとめてもらうものの、ショタ化してしまうんやろなあ…かわいそうになあ…
2018-02-17 19:51:25「ほら、ほかにもいらっしゃるんでしょ。悪夢の精さんは。悪夢の女王のまわりにはたくさんいらっしゃいましたもんね」 「や、やめてくれ…俺は仲間を売るようなまねは」 「でも…ひとりでがんばるのはそろそろつらいんじゃなくて?」 「うう…うっ…」
2018-02-17 19:53:12「お前…悪夢の女王が人間の苦しみや悲しみから生み出した影みたいなやつだった俺達が…なんで女装少年メイドと化してるんだ!」 「やめてくれ…見ないでくれ…いっそひと思いに消滅させてくれえ!」 「ひどすぎる…悪夢の精に人権はないっていうのか(ない)」
2018-02-17 19:56:47元マジカルレッドやマジカルイエロー、元マジカルモスグリーンも集めてパーリィやな 「ひさしぶりレッド」 「やっほーイエロー」 「おすモスグリーン」
2018-02-17 19:58:21「前から気になってたけどモスグリーンさんはなんでそんな」 「私達魔法少女カラフルパレットは心の色に合わせてカラーが決まる…私はモスグリーンだった…」 「モスグリーン…」
2018-02-17 19:59:13「くー!ひさしぶりに悪夢の精をやっつけんのは楽しいよな!」 「んごぉおお!!」 「これは…夢と…愛と…希望を与えているだけだ。そうだな」 「絶望…絶望しかない…」
2018-02-17 20:00:49