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帽子男 @alkali_acid
僕っ娘なお姫様がさあ、相思相愛の幼馴染(♀)を部族の男に寝取られたあげくに自分も襲われるってどうかな。
帽子男 @alkali_acid
まあ同性婚が当たり前の世界でさ、ぱっとしない僕っ娘が、一緒に育ったおねえさんな感じの幼馴染と将来を誓い合うんだけど、相手は全身刺青で野蛮な俺様部族男にこまされて部族化して、とどめに自分も「ついでだから」みたいに食われそうになる流れよ。どう?
帽子男 @alkali_acid
同性婚が当たり前の世界で起きるチン負け。そういうのが好きな訳。みんなはどう?OK伝わってる。今沢山のミュート、リム、ブロックボタンが押された。感じてるよ。まだこんなに残ってたんだね俺の発言見てた人
帽子男 @alkali_acid
いいよ別にいい。もう疲れた。誰も理解してくれなくてもいい。 ぼっちでもいいよ! 頼まれなくたって生きてやる。 世界から見捨てられて孤島に暮らすキモオタの気分。 脱出したいのに船は壊れてるし、島にいっぱいのガラクタを必死にあさってさ、部品を探す訳。でも見つかるのはゴミばっか。
帽子男 @alkali_acid
溜息が出るよね。 「まじにがらくたばっかでござる…最悪…」 みたいな泣き言も出る。 でもなんか見つかる。変な祭具みたいのとか。船と関係ねー。 つらい。ずっとぼっちだ。島でずっと。 「なんでござるかねこれ…フォーチュンビジャボード…なんか…禍々しい雰囲気」
帽子男 @alkali_acid
そう。めっちゃ怪しい。ひとりぼっちの身にはこういうおかしな玩具で遊ぶぐらいしかやること残ってないんだ。いいよ!じゃあそれで! 「まるで…ここではないどこか…異世界から流れ着いたみたいな…なーんて拙者も飛躍したこと言うようになって…親方の影響でござるかね」 どうやって動くか調べる。
帽子男 @alkali_acid
「ふーむ…説明書によると、過去を変えられるでござるか。面白い迷信でござるなあ…エントロピー概念を理解してなさそうな…そもそもこんな腐った世の中じゃいつの時点からやり直したところで…」
帽子男 @alkali_acid
そういくらやり直したって何もうまくいきっこない。 「この世界じゃ底辺男なんて生まれた時から負け犬でござるよ。まあ女の子はもっともっとつらいかもしれんでござるが…どうでござろうね…いや、何も分からんでござる」 どんより 「拙者も親方も気の毒なもんでござる…拙者はでもハニーもでき…」
帽子男 @alkali_acid
パチンパチンパチン。 「一番のみじめな負け犬は親方でござるかね…英雄どころか…もっと違う生き方もあったのでは…」 パチン。 「ふむん?」 白い霧がかかる。空間がゆがみ、よどみ、ねじれる。
帽子男 @alkali_acid
◆◆◆◆ モトカちゃんは取り立てて特徴のない女の子だった。でも幼馴染のユミちゃんはできる子だったので、それぐらいが自慢だろうか。あと親が政治家。お姫様ってやつか。一応ね。本人はぱっとしないが。
帽子男 @alkali_acid
一人称は僕。僕っ娘である。でも別に運動神経そんなによくも悪くもないし、活発って感じでもない。 「だいじょうぶ。私がお嫁さんにしてあげるから」 とユミちゃんは言うけど。 「専業主婦か。総合職だよね…料理は結構自信あるけど掃除洗濯がさ…ユミちゃんほどきれいに服もたためないし」
帽子男 @alkali_acid
「一緒にやれば大丈夫」 とはいえモトカちゃんは軍務に、ユミちゃんは技師に進路が開ける。 最近わりと病気がちな人が多いので五体満足で健康なだけで体の負担がきつめの仕事が回ってくるのだ。 「でも一緒に働ける」 「うーん…もっと無難なのがよかったな」
帽子男 @alkali_acid
音信不通になった隣町に訪問し、防衛関連の強力を仰ぐ。 ユミちゃんが提案し、モトカちゃんが政治家の親にねだって実現した。 とはいえいざ実施するとなると、未成年の遊びではないのであくまで大人の下働きとしてついていく。 「モトカちゃんは私が守るから」 「えっと、職分は逆なんだけどね…」
帽子男 @alkali_acid
街の外の環境は最近かなり悪化しており怖い動物が沢山。そこに適応して新人類となり、かつてあった伝統社会をいびつに模して"部族"なる社会を形成した危ない連中もいる。部族は女をさらって仲間に加える風習もある。 「…行きたくないな」 「縄張りに踏み込まなければ大丈夫」 「そうだといいけど」
帽子男 @alkali_acid
だけど道路が崩落していて、隣町への使節は迂回せねばならず、こわーい密林に入っちゃう。襲ってくるでかい動物、中型獣。 ユミちゃんは責任感から防衛団の団員を援護しに外へ。 モトカちゃんは残りを乗せたクルマを運転してるうちに横転し気絶。 そこへさっそうとあらわれる部族。
帽子男 @alkali_acid
野獣イケメンことキョウマ様。中型獣をやっつける。ものすごい強さ。 「縄張りを荒らしたな。だが、お前が俺の妻になるなら、許してやる」 とユミちゃんに持ち掛ける。 「…分かった…」 恐ろしい。選択の余地はない。 「あそこに転がった機械からも女の匂いがするな」 「私だけで十分でしょう」
帽子男 @alkali_acid
キョウマ様は女に目がないのでクルマをちらっちらっと眺めるが、唇を結んで立ちふさがるユミちゃんに視線を戻すと、つい見惚れる。 「いいだろう。強い娘」 さらっていく。目覚めたモトカちゃんはユミちゃんを助けにいこうと主張するが、ほかの大人が反対。 「勝ち目がない」
帽子男 @alkali_acid
「でもユミちゃんは助けないと」 「お姫様。これ以上だだをこねないでくれ。お姫様まで部族のものになったら、お父上はどう思う。我々はどう顔向けできる」 「でもユミちゃんの安否の方が明らかに重要では?」 「ユミ君の望みはなんだった。隣町に到達し、防衛協力を得ることだろう」
帽子男 @alkali_acid
隣町から援軍を連れて部族の縄張りに入るという約束でどうにか説得する。 モトカちゃんはキレぎみにクルマを運転して立ちふさがる小型獣を轢いたうで撃ち殺したりしつつ道を急ぎ、隣町につくもああすでに壊滅状態。しかしそこにあったロボをせめても持ち帰る。
帽子男 @alkali_acid
ロボでなんとかユミちゃんを助け出そうとするも、今度は二匹の中型獣が襲ってくる。モトカちゃんロボに乗って奮戦するも気絶。 そこへ槍が飛んできて獣を倒す。 「やはり機械から女の匂いがするな…」 キョウマ様再登場。近づこうとするが見逃してくれと叫ぶ男共に気づく。 「おぞましい虫けら」
帽子男 @alkali_acid
すでにがっつりユミちゃんをいただいており、そのユミちゃんの願いもあってしかたなく旧人類を見逃してやる。 「モトカちゃんやっぱり無理だよ帰ろうね」 「…ユミちゃん…僕は…くっぅっ…」 なんとか故郷に帰る。治療、回復、訓練。ようやくロボに慣れたころ。
帽子男 @alkali_acid
そこへ今度は街に大型獣が襲ってくる。中型獣の群と一緒に。 モトカちゃんは頑張るけれども、判断ミスから切り札のロボビームを中型の方に使ってしまい、大型に潰されそうになる。 そこへまたしてもキョウマ様、それに部族化したユミちゃんが登場。ひまか。 弱ってた大型獣をあっさり倒す。
帽子男 @alkali_acid
モトカちゃんはコックピットから這い出し、銃を手に大型獣の死骸へ近づく。 「本当に…倒したの…ユミちゃん?それに知らない男の人?何があったの?その恰好…?」 「ごめんなさい…モトカちゃん…もう私…」 「ユミは俺の…俺達の氏(うじ)の共有妻になった…お前は…ふむ」
帽子男 @alkali_acid
ぞわっと寒気がしてあとずさるモトカちゃん。 「近づいたら…悪いけど撃つ」 「そんなものは当たらん。ふん。ユミと違い、さして目立ったところはないが、胸は大きいな。よく乳が出るだろう…」 「やめて…お願い…モトカだけは…」 「並べて抱いてやる。お前が寂しがらぬようにな」
帽子男 @alkali_acid
モトカは銃を構え直す。失血でふらつく。 「わるいけど、そういうのはここじゃ、全員の同意がいるんだよ」 「では同意しろ」 「いやだ。ユミちゃんを返せ。僕は」 「ユミよりものわかりが悪いようだな」 「やめて…キョウマ…やめて…」 部族の若者がゆらめくように動く。早すぎ銃で追えない。
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コメント

にょんギツネ @nyol2novel 2018年2月19日
単品では総愛され女の陳腐な一生だけど、本編の総愛されない男との対比で見ると別の世界線でようやく小さな幸せを零してしまわずに済んだ尊い話。
にょんギツネ @nyol2novel 2018年3月5日
帽子男(@alkali_acid)さんTwitter小説です。三ツ屋(@mitsuya332)さん作のファンアートを追加させていただきました。
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