市原 真著 『症状を知り、病気を探る』を読むと、何の役に立つのか?

病理医ヤンデルの初著作『症状を知り、病気を探る』 読売新聞yomiDr.(ヨミドクター)で紹介。それに答えた、出版元の照林社書籍編集部の解説が分かりやすかったので、まとめてみました。
3
読売新聞yomiDr.(ヨミドクター) @yomiDr

「本ヨミドク堂」。痛みのきっかけや強さ、部位、時間による変化など、患者から情報を聞き出すポイントを紹介。 yomidr.yomiuri.co.jp/article/201802… fb.me/1XiOPCHBd

2018-02-19 06:26:27
照林社書籍編集部 @shorinshabooks

ご紹介ありがとうございます。最後の“一般読者の反響も大きい”について。「病院に来る患者さんがたくさん医療情報を調べている」というのは医療者からはよく聞く話で、でもそれは当然だと思います。人が一番危機感を感じるのは自分の体に何かあったとき。自分の努力でできることはしたいと思うはずです

2018-02-19 08:52:04
照林社書籍編集部 @shorinshabooks

でも、医療を知らない人がいきなり医療の知識を詰め込もうにも無理があります。しかし医療のスタートはじつはコミュニケーションですよね。プロに解決してもらうために、やりとりを交わす。一般の方が本書を読んだとき、“ああ、こうしたことを最低限病院で言えばよかったんだ”と理解できたと言われます

2018-02-19 08:53:10
照林社書籍編集部 @shorinshabooks

そう、最低限です。そこからはプロが導いてくれます。もっと詳しい質問や検査で。ただ、自身が最適な医療を受けたいと主体的に望みたいときに、本書の著者が示す枠組みを知っておくことは、普段の受診時に大いに役に立つというわけです。手続きに必要な内容を事前に知ることはどんなことでも一緒です

2018-02-19 08:53:44
照林社書籍編集部 @shorinshabooks

そうした「事前に知りたい内容」に気づき、自分自身のために役に立てているという声をいただています。医療者にとっても、患者さんにとっても「患者さんに最適な医療を提供する・受ける」ための役立つ一冊になっているなんて嬉しいですね。(了)

2018-02-19 08:55:59