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まとめ 超訳「ミックスでありがちな間違い」後半 Sound On Sound誌2011年9月号掲載 https://www.soundonsound.com/techniques/mix-mistakes 5925 pv 53 1 user

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ミックス時にありがちな間違いNo.6 リバーブの選択ミス リバーブが果たせる役割はじつに多い。複数のトラックをまとめる、音色を変える、実際とは異なる録音環境をシミュレートする、演奏のディケイを伸ばす、etc, etc..
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よって、意図とは異なる効果が生じないように注意することが、リバーブを効果的に使う上で重要である。自宅ミックスではこの点において失敗しがちで、リバーブが必要以上に多い、あるいは薄いということが多々ある。
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例えば楽器をまとめ上げる(原文:blend a sound into the mix)目的でリバーブを使用する際にそれに適さない製品を選択してしまうと、思うような効果が得られないばかりか、なかなか思い通りにならないからとリバーブを増やした結果、意図しない副作用の方が目立ってくることになるだろう。
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以下に、リバーブを効果的に使うためガイドを紹介する。
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ナチュラルに聞こえるタイプのリバーブは、たいてい楽器をまとめ上げたり、空間を演出するのに適している。逆にナチュラルでないリバーブ(プレート、スプリング、その他の飛び道具系のデジタルリバーブ)は、クリエイティブな音色作りに役立つだろう。
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明るいリバーブは通常、低いレベルでもミックスにおいて目立って聞こえるので、それが意図に反するならエフェクト・リターンのハイを少し削る準備をしておいた方がいい。リバーブのレベルと長さは相互依存の関係にある。一方の設定を誤ると、もう一方も納得のいくセッティングは見つけにくいだろう。
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ミックスの完成間際に、一度各リバーブを数秒間バイパスしてみる。これは各リバーブの設定が適切かどうかの判断に役立つ。特に全体のトーンや、レベル、ディケイタイムなどの問題が見つかりやすい。
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より高音圧のサウンドを求めて深いコンプレッションをかけたりシンセパッドを足したりする場合、ミックスが必要するリバーブが少なくなることがある。また、テンポ・シンクさせたディレイは、より濁りの少ないリバーブの代替えとして使用できることが多い。
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ミックス時にありがちな間違いNo.7 耳障りなミックス 2-5kHzは、ヒトの聴覚がもっとも敏感に反応する帯域である。よって、この帯域の情報量が比較的多いミックスは、聴者にとってはより近くに聞こえることになる。
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またその結果、自宅ミックスの多くがこの帯域をゴチャゴチャさせる傾向にある。ボーカル、ギター、ドラム、シンバル…すべてのパートがこの帯域を強調するもので、最終的には耳障りなミックスに仕上がる。
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しかし、耳障りな効果を招くのは、なにも周波数の分布だけではない。高周波数のトランジエント(訳注:瞬間的に生じる高いレベルの信号。スパイク)もまた、同様の効果をもたらすことがある。
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訳注:レベルの時間平均をとるVUメータが反応していなくても、瞬間的に高いピークが信号に含まれることはあります。 メータの種類や、それぞれの得手不得手についてはこちらを参照 pspunch.com/pd/article/dr_…
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以下に、耳障りなミックスになることを回避する方法をいくつか紹介する。 ・2-5kHzのブーストはなるべく行わない。特にCPU負荷の軽いデジタルEQは高域をカリカリさせる(原文:crunchy)ことがある。特定のパートが抜けてこない場合、ブーストする代わりに干渉するほかのトラックをカットする。
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・トラック・ソロの状態でEQ処理を行わないようにする。ミキシング・エンジニアの多くは、トラックをソロで聴くとそのトラックが前面にくるような処理を行いがちである。重要なのは、そのトラックがミックス全体の中でどのように聞こえるかである。
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・シンセやエレキギターを耳障りな帯域から退避させたい場合、ピッチシフターやディストーションを使用し、元とは異なる帯域に逃がすことを試してみるといい。
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・パーカッシヴなトラックに深いコンプレッションをかける際には、アタック・タイムに注意せよ。あまり遅い設定だと、コンプが作動するより先に高いレベルのトランジエントが抜けてきてしまうことがある。
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・スパイクが多すぎるピアノやアコギをおとなしくさせるには、トランジエント処理に特化したプロセッサを試してみるとよい。SPL Transient Designer、Stillwell Audio Transient Monster、Sonnox Transient Modulator、Voxengo Transgainerなど
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これらはスレッショルドの概念がなく、多くの場合、コンプなど従来のダイナミックス・プロセッサよりも音楽的に問題を解決してくれる
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ミックス時にありがちな間違いNo.8 細部が埋もれてしまったミックス ミックスが濁っておらず、センド系のエフェクトが適切に設定されていたとしていても、自宅ミックスにおいて多くの場合忘れられているのが、楽曲中の瞬間瞬間の見どころへ、リスナーの注意を誘導するようにすることへの配慮である。
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たとえば、ベースパートがいまいち熱量を欠いていたとしよう。しかしだからといって、編曲上はベースのフィル以外になにもエキサイティングなことが起こっていない場面において、フェーダーを少し上げてやらない理由にはならない。
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こういったフェーダーのちょっとしたオーバーライド(訳注:オートメーション書き込みによる動作)が効果的な場面は無数にある。ボーカルのフェーダーワークが歌詞を聞き取れるかどうかを左右するのは言うに及ばず、オーバーライドが同等に効果的な他のパートも、少数ながらときには存在する。
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そういった細部をよりよく魅せるためのテクニックをいくつか紹介する。 ・曲中のメインがボーカルであれソロ楽器であれ、あるいは何かしらのフックであれ、空白が生じることはめずらしくない。その空白とは、なんの面白みもない持続音かもしれないし、フレーズ間の休止部分かもしれない。
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このような状況に直面したときは、他のトラックにざっと目を通し、ミックスの中で聴者を引き付けるような要素がないか探してみよう。
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・リードボーカルの細かな演奏ニュアンスを聴かせたい、しかしそのために核兵器級のコンプレッションが必要となっている場合、重なっているバッキングパートのレベルを下げてやることで、コンプレッションを軽減できることがある。
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