え。四式戦のいいところですか。たくさんありますけど、一番いいのは翼の剛性が優れている所ですね。舵も重たいし、日本空冷戦闘機としてはあれで完成してます。
2011-04-04 19:11:18うお。三式戦のファンから猛烈な反撃が。 いや、駄目な子じゃないよ。南郷大尉の日記見ても明確に稼働率は低いがこれでいくしかないとか書いてあるし。
2011-04-04 19:14:37ああいや。日本の戦闘機で被弾に弱いのはキ27と海軍の戦闘機だけです・・・陸軍はノモンハンでパイロットの大量損失をかかえてから、防弾には格別の意をはらいはじめます。一式戦から防弾(というか、防漏)タンクよ。
2011-04-04 19:22:49一式も1型はさておき、2型からは翼を強化して、3型はさらに強化してるし、武装による剛性低下もないので、相当に命中精度はよかったはずです。初期の零戦(二一型の200番台後半まで)は翼がペナペナなので20mmはあたらんはずです。パイロットの証言の変遷があるのはそのせい。
2011-04-04 19:26:50二式単戦は飛行特性がFw190のA-3とほぼ同様で、Fw190はA-8ときて、D-9(液令)になり、日本は四式戦を出してくるのが技術的な変遷として面白いアプローチの差になりますね。
2011-04-04 19:29:52ドイツでは二式戦似のFw190が多用途機として成功しますが、この差を見るに、1.やはり武装は重要よね 2.Fw190でも主翼の武装に苦労してるので、成功失敗の差は主翼よねえと。 惜しむらくはエンジンはあのまま主翼をつくりなおしていれば・・・です。
2011-04-04 19:36:10海軍の戦闘機には航続距離のある程度の大きさが求められ、その結果として防弾面が犠牲になり、陸軍はその点に関する留意があまり必要なかったので、防弾面に素早く対処した、ということなのでしょうか。 ですか。
2011-04-04 19:40:09んーとですね。海軍の防弾軽視は、極論すれば戦争における経験の不備です。 陸軍はノモンハンで貴重な実戦データを得ますが、海軍はこれを共有する事も、詳細に検討する事もしそこねました。
2011-04-04 19:43:03実際、急降下や防弾に意を払った零戦五二型はそこそこ目的を達成出来ています。 エンジンの性能向上がうまくいってないせいで、運動性能が低下してるだけで・・・ 以前から分かっていればやっていたであろうレベルです。
2011-04-04 19:47:08実は、九六式陸攻が中国でひどいめにあったので、以降のモデルでは相当防弾強化されています。一式陸攻は初期型から防弾タンクを装備してますし、アメリカ軍の報告書でも、タフな飛行機だと1943年末の段階でも書いてあったりします。
2011-04-04 19:52:23よく、一式陸攻をさしてワンショットライターとかいいますが、12.7mmクラスの連打で胴体を穴だらけにすることはできても、火災起こして撃墜する事は、まあ無理だと思います。はい。アメリカ側証言からは一個も出てこないはず。
2011-04-04 19:54:43その上で一式陸攻の損耗が多いのは、反復運用や護衛機を勘案すると、他国の中型機(双発)一般と比較して圧倒的に悪いとまでは言えないはずです。 個々の戦闘記録で似たようなケースで比較したデータを見れば似たり寄ったりの数値に落ち着きます。
2011-04-04 19:59:01ということで、ちょっと日本機の防御については、今後見直しがすすむと思います。 英語堪能で向こうの一次資料を読める人がだいぶ増えていくとおもいますので。
2011-04-04 20:01:20で。五式戦についてはさきほどからちょくちょく、五式戦は? と、涙目でツイートされる人がおおいので、コメントすると、最高速度がとにかく遅いので、運動性能が優れていて、三式戦由来の急降下能力を持つとしても、防戦一方だと思います。はい。
2011-04-04 20:05:08最高速度だけでなく、引き起こしからの急上昇もだいぶあやしいのが五式戦です。そう言う意味だと日本人がペロ八などとバカにしていたP-38によく似た攻撃法(奇襲からの一撃離脱)で、追撃は速度的に無理で、見張りがよければまあ、よけられはする。くらいが妥当な所かと思います。
2011-04-04 20:08:43