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今は亡き義父母の家の思い出

旦那の両親が30年近く愛着を持って住んでいた、築500年の古い古いお家の思い出。義両親が亡くなり、2014年9月に手放さなくてはならず、今は新しいオーナーによって赤い壁も真っ白に塗り替えられ、リンゴの木も全部伐採、モダンなインテリアに全面改装され見る影もないという。思い出を綴るツイートをまとめた。
ケンブリッジ 古い家 イギリス 義父母 思い出 海外
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登場人物解説

私:2002年からロンドン在住。2008年にイギリス人男性と結婚。2014年11月に娘出産。アーティスト。横浜出身。

旦那:ロンドン生まれロンドン育ち。数学科と美術科卒。数学と美術の教職員。元フラットメイト。唐変木インテリ。

義母:実家がニュージーランドだったイギリス人。ケンブリッジ大学動物学教授。2009年2月記録的な大雪の日に死去。キャリアウーマンの草分けで鉄の意志を持った女性。

義父:ウェールズ出身イギリス人。法律家。物腰柔らかいジェントルマン。フィッシュアンドチップスが好物。2011年9月に死去。

Yo Okada-Howells @yoookd
義父の家は真っ赤でかわいい。約500年前に建った家で、あちこち歪んでいて部屋も床も斜めの部分いっぱい。童話に出てくるようなおうち。 http://twitpic.com/3k7551
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Yo Okada-Howells @yoookd
ところでクリスマス旦那実家滞在で旦那が家事や片付け中、わたしはイギリス人義父86歳の話し相手。アルツハイマー進行中も昔の記憶がはっきりなのは万国共通だなあ。今は亡き義母との60年前のなれそめ話を聞く。なれそめ話マニアとしては興味津々。聞くと何でも答えてくれる意外とオープンな義父。
Yo Okada-Howells @yoookd
義父母ナレソメ話:ニュージーランドからケンブリッジ大留学で初渡英した義母の面倒を見てやってくれと知り合いに頼まれたのが出会いだったとか。1948年。自分の住むアールズコートのフラットでお世話するうち、またたくまに恋仲に。しかし当時女性は学生結婚禁止だったので彼女の卒業を待ったと。
Yo Okada-Howells @yoookd
義父母ナレソメ話2:大学院卒業直後の翌年6月に大学内の教会で挙式。ちなみにプロポーズは義母から手紙で、と。当時の基準からはありえない積極派女性!その手紙見せてと言ったら「いろいろあって捨ててしまったよ」と若き日を思い出して遠い目の義父。部屋では暖炉の火がぱちぱち燃えてる。外は雪。
Yo Okada-Howells @yoookd
@aiko_oaiko それがね、義父母とのナレソメと私ら似てんのよね。 同じフラットで外国から来た義母/私をお世話するうちに、、という点と、女からプロポーズって点が。
Yo Okada-Howells @yoookd
昨夜旦那ケンブリッジ田舎道にて、運転していた車が氷結した路面ですべって溝にひっかかり横転。車上下逆さに。対向車もなく時速60kmで走っていたから車ダメージも少なく本人も無事。10分後に同じ場所で別の車も滑って事故。あわや大事故。今彼がここにいない可能性もあった思うとぞっとした。
Yo Okada-Howells @yoookd
本日ヘイスティングスから一路ケンブリッジ旦那実家へ。また義父の話し相手となる。昔話面白い。義父は戦時中、大学院生だったので兵役免れたんだって。当時イギリス政府は戦後を考え若い人材減らさないように学生は事務業務に回すなどし戦場最前線に送らなかったとか。ドイツや日本とは対照的。
Yo Okada-Howells @yoookd
今日から旦那ケンブリッジの実家に1週間は泊まり込み。86歳の義父が足をくじいて3週間入院したらアルツハイマーが進行し深刻な状況になったため。病院ぜんぜんケア行き届かず放っとかれたのが悪かった。回復するまで仕事全部キャンセルし介護するという旦那の献身ぶり、心から尊敬している。
Yo Okada-Howells @yoookd
いまからケンブリッジにいる義父のお見舞いにいってきます。旦那も泊まり込み中です。ランチに義父の好きな魚料理を作る予定。
Yo Okada-Howells @yoookd
旦那実家で亡き義母の遺した論文や資料などを処分手伝う。義母はケンブリッジ大学動物学教授で原発でも長く働いてた。メールも全部プリントアウトしてたのでざっと読んでいたら、チェルノブイリ事故の後始末をした研究者との往復書簡で「やっと事故も収束に向かいそうだ」と。1999月12月の日付。
Yo Okada-Howells @yoookd
昨日にひきつづき、今日も朝4時まで飲んでしまった。現在5:32am。そして今日は土曜日だが人と会う約束があって8時半には家を出なくてはいけない。しかもそのあと旦那の実家のケンブリッジに行き1泊2日義父の介護。体力もつのか自問自答&自業自得反省中なうパート2〜。
Yo Okada-Howells @yoookd
この週末、旦那が2週間ぶりにロンドン一時帰宅。街を歩いたらきょろきょろ景色を見ては「ああロンドン。」と感慨深そう。ケンブリッジ郊外の実家は自然に囲まれててどこに行くのも車だから、徒歩と公共交通機関でどこかでも自由に行けるのがたのしいんだって。40年も住んでいるのに再発見だね。
Yo Okada-Howells @yoookd
うちの近所もビルが燃やされたらしく(私は至って無事ですが)、ケンブリッジにいる旦那が心配して電話くれた。「イギリスの夏らしく雨が降れば暴動が治まるのに。」だって。歴史上イギリスで革命が起こりずらかったのは天気が悪いのが起因、と。。
Yo Okada-Howells @yoookd
義父、昨日突然亡くなった。床に倒れてるのを発見され病院に運ばれたとき、意識を確認するため「ここがどこか分かる?」との質問に「霊安室だよ」と回答。看護婦がもう一度聞き直すと「ははは、もちろん病院だ分かってる。冗談だよ。」と。その数時間後本当に霊安室に運ばれることになってしまった。。
Yo Okada-Howells @yoookd
私は昨日仕事で駆けつけられなかったので、今朝義父のご遺体と面会しようと病院に連絡すると「週末は霊安室が閉まってるからダメ」の一点張り!この国の病院は家族の亡骸に会うことさえ、むこうの都合や制限に合わせなきゃいけないのか。。ため息しか出ない。。
Yo Okada-Howells @yoookd
木曜日は旦那の誕生日でフレンチレストランで祝い、昨日金曜日に義父が急逝。義父が一日待ってくれたとしか思えない。Thank you, Richard. I know your consideration..
Yo Okada-Howells @yoookd
昨日新居に引越し完了し、今日はケンブリッジ郊外の旦那の実家までめぼしいものを取りにきた。今は亡き彼のご両親の遺したものたち。ひとつひとつに物語があるんだろうな。私たちの小さいフラットへは、ほんの一部しか持っていけないのがとても残念。 pic.twitter.com/ei2oyIxY
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Yo Okada-Howells @yoookd
もしも私がこの旦那実家の家で子供時代を過ごしていたら、確実にこの古時計の中に入ってしばらく隠れていると思う。 pic.twitter.com/UMpXrWBV
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Yo Okada-Howells @yoookd
朝からヘリコプターが飛びまくってるなーと思ったら、今日はロンドンマラソンだったのね。道路閉鎖されまくってるこんな日に車でケンブリッジ行かなきゃいけない旦那かわいそう。#airdanna
Yo Okada-Howells @yoookd
4年前に日本に戻った元同僚がアンティーク家具販売の仕事をしており買い付けのため現在渡英中。金曜日に飲んだ時にケンブリッジ郊外の旦那実家は築500年で古い物がいろいろあると言ったら興味をもってくれて、今日わざわざ遠いところから訪ねてくれた。続く
Yo Okada-Howells @yoookd
続き。普段彼が買い付けに行く時は家具フェアやアンティークマーケットに行くから、使われてた状態の個人宅を見学したいと。それって宗教画を美術館ではなく、実際機能している教会で見たいというのと似ていると思う。コンテクストの中で鑑賞する・ジャッジする、という点において。続く
Yo Okada-Howells @yoookd
続き2。やはり彼はプロだから家具や食器に関する様々な知識や歴史背景を教えてくれ、いつもの家が違うように見えた。捨てるつもりだった大きな古いトランク2つを「すごくいい!」と気に入っていたのでプレゼント。こういうのが店内ディスプレイ用で人気なんだって。机にすることも出来るらしい。続く
Yo Okada-Howells @yoookd
続き3。トランクは旦那の曾々祖父ので、今は亡き義母が1948年、生まれ故郷のニュージーランドからイギリスに進学のため船で渡ってきた時に持ってきたらしい。木で出来ている大きなトランクにははがれかかったNZの汽船会社のシールが。もう1つの小さいトランクには曾々祖父のイニシャルが。続き
Yo Okada-Howells @yoookd
続き4。これがその2つのトランクの写真。時を越え再び海を渡り、今度は日本にいる誰か引き継がれる。 twitpic.com/9q1y7f
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